「片想いするオモチャ達」トイ・ストーリー4 LittleTitanさんの映画レビュー(感想・評価)
片想いするオモチャ達
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オモチャの本望は、子供に愛されること。
でも、すべてのオモチャが、子供に選ばれる訳じゃない。
だから、ギャビー・ギャビーのように、ショーケース越しに片想いし続ける。
子供との相思相愛を経験したウッディさえ、子供の成長や気まぐれに、おいていかれる。
それでも、子供のためと、フォーキーを守り続ける。
その想いは一方通行の片想いでも、真摯で一途で切ない。
現実世界でも、恋愛は勿論様々な場面で、片想は多い。
就職でも、人気の職種や企業ほど倍率が高く、大半の人は片想いで終わってしまう。
でも、本作でボー・ピープが言うように、子供も異性も仕事も1つではない。
振り向いてくれない相手に固執してイジイジしてないで、広い世界に目を向けるべき。
特定の子供への愛から卒業したウッディが、まだ愛されたことがないオモチャを、子供のもとへ届けようとする姿は、心から応援したい。
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