「ウッディは呪いの人形じゃない」トイ・ストーリー4 ユージーンさんの映画レビュー(感想・評価)
ウッディは呪いの人形じゃない
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過去作の記憶はかなり曖昧ですが、とにかくウッディが、仲間のためであったり、持ち主のアンディのために、様々な困難を乗り越えていくストーリーだったと思います。
今作も、大筋はまさにそれでした。
ウッディの最後の決断に賛否あるようですが、自分はこれでよかったと思います。
もし、ウッディがあのままボニーの元に残ろうと考えてしまうと、「メリーさんの電話」のように、自分を相手にしなくなった持ち主へ執着する、呪いの人形のような存在になってしまうからです。
別れ際のシーンでは、9年ぶりに再会したボーと一緒に居たいから、というだけの印象に見えてしまいがちですが、他にも、「迷子のおもちゃ」たちに、持ち主を得るという「おもちゃの幸せ」を与えたい、と願っての決意でもあると思います。
つまり、今回のウッディの決断は、昔と変わらず、仲間や、持ち主を幸せにしたい、という想いからくるものだったと、自分は感じました。決して、身勝手な、自分の幸せを求めての決断ではなかったのだと強く思います。
みんな幸せになれて(もちろん仲間との別れはつらいでしょうが)、とても感動しました。
ギャビー・ギャビー、よかったね。
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