龍三と七人の子分たちのレビュー・感想・評価
全176件中、41~60件目を表示
気軽に見れる北野作品
北野作品は重たい気持ちになるので、見るのに覚悟がいるのですが、こちらの作品は気軽に見ることが出来ます。
北野節は健在で、全体的に切ない雰囲気が漂ってはいるものの、楽しそうに脚本を書かれている武さんが思い浮かぶような笑いが散りばめられていました。
思ったのと違う
「HANABI」とか「アウトレイジ」とか
そもそも方向性の違う作品のファンで
評判の良さから期待して観た映画でしたが、
正直なところ、面白くなかったです。
いわゆるビートたけし的な、
ベタな笑いがOKな人は楽しめるかもしれません。
ひっさびさの愚作
題名の通りの愚作です。
まずヤクザ(任侠)を馬鹿にしている。
10分くらいで『なんだコレ!?』っと思って
30分くらいまでは何とか見たけれど
あまりの愚作に見るに絶えれずに
停止ボタンを押してしまいました。(コレだけ早くに見る事を辞めたのは初めてです。)
楽しめました(^^;;
まだ一週間もたってないのに、中身はかなり忘れてしまいました。最後どうなったのか思い出せない(^^;; たぶん忘れてもいいような中身だったのかな。おっさんな自分には十分勇気が出たが娯楽映画でした。
カチコミのシーンまで我慢
やんちゃしてたお義父さんと龍三の立ち振る舞いや言動が被って面白かった。
けど、映画としてはどうなんだろう?狙いに行ってるネタがスベってるとまでは言わないけど、やや受けくらいの感じでこのまま終わるのかなぁと思ったらカチコミのシーンで大爆笑した。
北野映画で一番軽く見やすい映画だけど、風刺が効いてて流石だなと思った。
飛行機のシーンは意味が分からなかった。
あれは年配の人には受けたのだろうか?
アウトレイジ二部作と龍三で興行的にはどうだったのだろう。そろそろ、またソナチネみたいな映画を観たいなぁと思った。
なんかリアル
裏社会のヤバイ人たちも時代の変化に対応しないと生き残れない。実社会と照らし合わせるとリアリティーハンパなし(一部を除く)。
最近あった山口組の分裂にも この流れの中にあるんだと実感。裏といってもいろいろあって単純じゃなく、複雑に進行しているリアルな進化の過程を見ているみたい。
そこんとこをもっと追求すると 世界基準のクオリティー超高くなってすごく面白いんだけど、身の危険も考えると そういう訳にもいかないよね。
これでも頑張ってると思う。
中尾彬がwww
ぶっちゃけ傑作とまではいかないが、たけしらしいブラックユーモアが全編に流れてて、笑える。主人公が70代の老人たちなのでテンポが遅いが、逆に気楽に見れた。
ラストシーンも笑えた。
ただもうちょっとスカッとさせてほしかったかなぁという感じ。
少し悲しい気持ち
北野武のギャグ作品で年寄りが主人公と言うので期待は大きかったです。(自分が61才なので近未来が主人公?)
確かに細かいギャグやハチャメチャぶりには笑わせるものがあったのですが、「主人公たちが老体に鞭打って無理しているな」が見えてきて
悲しい気持ちになったのでした。自分の齢のせいですね。
若者が若さに物を言わせてハチャメチャやる方が楽しいかな、
今回はごめんなさいでした。
スカッとまではいかないけど
笑えます。コメディーとかじゃなくて
コントです。近めの伏線もあるコント。
下條アトムがチョイチョイ憎たらしい
のが印象的。カチコミしたところ、
中尾彬の使い方に爆笑でした。
いい映画と思いますよ。
アウトレイ爺
北野武監督最新作は、お馴染みヤクザが主役…でも、ちょっと違う。
引退した元ヤクザVSオレオレ詐欺。
“アウトレイ爺”たちが大暴れ!
初期の作品の独特の死生観、「アウトレイジ」の強烈バイオレンス。
同じコメディでも「みんな~やってるか!」「監督・ばんざい!」は極めて異色作。
そんな北野武がここまで痛快な娯楽作を作るとは!
話は単純で分かり易く、スカッと楽しめる。
「アウトレイジ」のキャッチコピーを借りて言うなら、“全員老人”。
龍三親分、若頭のマサ、はばかりのモキチ、早撃ちのマック、ステッキのイチゾウ、五寸釘のヒデ、カミソリのタカ、神風のヤス。
やりたい放題で昔気質で時代錯誤なこのジジイたちが結構はた迷惑(笑)
でも、ハチャメチャだけど、一本筋は通っている。
龍三がオレオレ詐欺に引っ掛かった事をきっかけに、悪質な詐欺集団と対立、後先も短けぇ!怖いものなんか何もねぇ!とばかりに懲らしめる様は、天晴れ!
藤竜也、近藤正臣、中尾彬、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健、小野寺昭。
全員並ぶと、こうも見事にくたばりそうな面々が集まったもの。(失礼!)
老いても尚ドスの効いた藤竜也、近藤正臣。
特技が早撃ちのくせに手がプルプルの品川徹、座頭市ばりの仕込み刀を持つ「座頭市」キャストの樋浦勉、セスナに乗ると戦争経験無いのにあの時代へ記憶が飛ぶ小野寺昭などなど、ベテランたちが笑わせてくれる。
中でも、“故・中尾彬”が終盤大活躍!?(笑)
高齢化社会の日本、どうやら先行きは明るそう…??
老人たちのカルチャー・ギャップ。
社会風刺にコントみたいなギャグ満載。
その一方、廃れいく仁義、肩身の狭い老人など、ちょっぴりの侘しさ。
それらを、毒気のある笑いで描いた北野エンターテイメント。
最後の最後まで元気なジジイたちの姿は、ひょっとして北野武の憧れなのかも。
墓に入るまでは、ずっと馬鹿やり続けるぜ!
人間国宝になって、万引きで捕まりたいって人だから(笑)
全176件中、41~60件目を表示