「ひさびさのアイドル映画です」幕が上がる nikoniko1さんの映画レビュー(感想・評価)
ひさびさのアイドル映画です
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原作から中西役は玉井さんをイメージしていた。映画の冒頭、すました顔の彼女でなく、寂しい顔の有安さんが現れた。驚き、物語へ入り込む。
主人公の百田さんがクローズアップされており、物語に劇的な要素がないので、どうしても単調になりやすい。だから騒がしい異質な「シーン」が加えられたのかな。
肖像画で元気に体を反らせ、ライバルの加入に嫉妬し、駅のベンチで泣き、本番でミスをし、最後には部員を鼓舞する彼女たちの演技。どれもが自然で、煌めき、素晴らしい。新人俳優賞は是非グループでとってほしい。
エンディングで彼女たちはアイドルに戻る。「走れ」がいいね。歌う姿にかっての知世さんを思い出す。でも音量はすこし小さいほうがよい。そして、劇中劇の完成版が見られなかったのは心残り。
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