ナイトクローラーのレビュー・感想・評価
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人間どこに適正があるかわからない。
人生最悪の瞬間に、颯爽と現れる人間嫌い。ホント最悪ですね。ジェイクギレンホールの全く本心が掴めない表情が、さらに不安感を煽ってくる。ただ、そう見えるだけで、ブルームは常に自分の欲求に素直だし、勤勉である。その不安定なキャラクターが物語すべてを作り上げていく。ラストは想定してなかった。そっちなんだ。
笑った。
【ジェイク・ギレンホールの、闇の中でギョロリと光る爬虫類のような無機質な怪し気な大きな目玉に魅了された作品。人の不幸を写真に収めるパパラッチより恐ろしき男に戦慄した作品でもある。】
こんなブラック企業はいやだ。
学歴もなく仕事もなく、コソ泥の主人公がニュースのカメラマンにハマってそのサイコパス具合を発揮していく話。
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最初は一人でやってて、途中でヒスパニック系だったかのアシスタントを雇うんだが、その条件がまぁひどい。一晩で30ドルだから役3000円。
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さらに研修中は賃金は出してくれないらしい。おまけに2人だけの会社だから毎日このやばい主人公と2人っきりで過ごさなきゃいけない。多分これが一番きつい。
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その被害は社内だけに留まらず、テープを売ってるテレビ局の女の人にヤラセないともうテープを売らないとセクハラパワハラ。
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それだけでも気持ち悪いけど、主役演じたジェイクがこの役のために減量してガリガリで怖い。特に目が怖い。
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こういう人ってたぶん今の社会に普通に沢山いて、普通の人の顔して生きてるんだよな。そう考えるとめちゃくちゃ怖い映画。
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会社名が知られてるからってよいかいしゃだとは良い会社だとは限らないなと感じる映画でもある。
主人公のうちに秘めた冷酷さ・残忍さ
恐ろしい話だな笑
驚くべき作品。
自分史上、最強胸糞映画!
おうち-106
野心で目が血走ったジェイク・ギレンホールの顔はまじきもい(ほめてます。)
物語が進むにつれ、胸クソ悪くなるので、そういう気分になりたくないときは見ないほうがいいです(笑)
そして、犯罪や事故現場を映像に収めることで、心が葛藤する‥‥なんてドラマもない、なぜなら主人公がクソ🤪
なのにもう食い入るように見てしまって、ジェイクに心持ってかれたんだなって思いました。すごいです。
鏡を割るシーンでの瞳孔が開ききった感じ、こっちが余計な心配してしまう熱演でした。
一回見ると、また次見よう!と素直には思えないのですが、作品としてはすごい。
『ナイトクローラー』というタイトルがどはまり、上手いですね。
コナンくん並みに会いたくない人物。
メディアは人の不幸の上に成り立っている
好き嫌いあれど満足はできるはず!
クズがクズのまま終わる
もともとコソ泥が始めたフリーカメラマン。それは正義やジャーナリズムとはかけ離れた倫理観の持ち主だった。事件の映像をネタに上司に関係を迫ったり、犯人をとらえながらもそこはカットして被害者がまだ息があるのに黙ってカメラをまわす狂気さ、挙げ句に部下を過激な画を撮るためにこき使い死なせてしまうクズぶりにクラクラした。
効率化を社会が求めた結果、それに忠実に受け入れた結果人を陥れてでも金を稼いだもの勝ちの世界が出来上がる構図。
仲間が事故って撮る側から撮られる側になったときの上から見下ろされるカメラマンのショットがハイライト。
会社として大きくなったVNPが新人を連れて月夜の街に繰り出す画で幕。
ギレンホールの演技勝ち
金もうけの理由で特ダネ映像を売るの世界に入った主人公。
特ダネ映像内容が徐々にエスカレートして行く話。
主人公ギレンホールの演技は素晴らしい。終始胸糞悪いのも分かる。しかし、、主人公の性格からエスカレートの方向性が見えてしまう。
エスカレートの方向性が分かっていても中盤〜最後辺りは個人的に好きでした。
彼の性格であれば1から犯罪を仕込み全て撮影出来る。しかし、そこまではしない。あくまでも成功すればラッキーな撮影が出来る所で止めて仕込をし、いざ撮影の際には自分でも特ダネ映像として自己満足リアリティを追求してるんでしょうね。そんな性格だと思いますよ。
ギレンホールの演技の良さと難しい仕込みも捻りも無く、観やすい映画になったのもアメリカでウケた理由では無かろうか?
機会があればどうぞ。
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