ナイトクローラーのレビュー・感想・評価
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『ネタバレ』注意 夜に蠢くパパラッチ
全く、予備知識なしで鑑賞。
序盤からグッと引き込まれ、ゾグゾクしながら、最後はウヮー、えーマジで!という終わり方。
ストーリー的に勧善懲悪を何処かで期待して観ていたので、その点で残念ですが、観終わったあとも、しばらく衝撃の残るいい映画です。
主人公は本当に悪党で 、人間的に全く信用のおけない人物として徹底的に描かれて、観ていて腹の立つほどですが、それ程ジェイク・ギレンホールの演技は素晴しく、役作りも完璧でした。(特に病的な体型、目のメイクなど)
ストーリーも新鮮な切り口(視点)で、何処で観たような内容は少なく、いわゆる負の意味のサクセスストーリーというのが新しい(本当はこんな人間が仕事で成功してはダメ)
まぁ、ここまでの悪党はいないんだろうけど。
映画の中でも何度も警察が出てきますが、完全に犯罪者です。
(窃盗、証拠改ざん、住居不法侵入、その他殺人罪など)
レネ・ロッソは演技で受賞したそうですが、それより自分にはジェィクが凄すぎでした。
ここ最近で観た中では、『セッション』依頼の衝撃的な作品です。
この作品の監督、又ジェイク・ギレンホールの作品は注目していきたいと思います。
アメリカならではかな、、、
ここまでシツコイ男は嫌だな…
イカれた主人公がたまらない。
「ナイトクローラー」字幕版 DVDで鑑賞。
*概要*
パパラッチが視聴率を上げるため、刺激的な映像を求めてどんどんエスカレートしていくサスペンススリラー。
*主演*
ジェイク・ギレンホール
*感想*
前から気になってたので鑑賞。
主演であるジェイク・ギレンホールがまず最悪wイカれてる!
ジェイク・ギレンホールは、「デイアフタートゥモロー」や「サウスポー」とかは、好印象でしたけど、今回はめちゃめちゃ印象が悪いですし、個人的に好きじゃないですけど、パパラッチの役がハマってて良かった。目がギョロギョロしてて、とにかく怖いw
映画の感想は普通。少し期待し過ぎちゃいました。(^^;
でも、ジェイクの怪演が素晴らしかった。
刺激的なネタを執着するあまり、越えてはならない一線を越えてしまってるのですからw
ラストは、ビックリする展開はなかったので、残念でしたけど、主人公がイカれてて、気味が悪かったw それがたまらなくて良かった(^^)
それぞれのキャラ設定が素晴らしい
ちょっと前から気になっていた作品だったので鑑賞。
ストーリーは、仕事が無かった主人公の男がニュース報道のネタを撮ることに興味を持ち、そのサイコ的な性格から成り上がっていくというもの。
まず、ジェイク・ギレンホールは演技がうまいなと改めて実感。彼の演技も覆面主人公のキャラ設定が確立していたので、とても見ていて興味深かった。その他のニーナや助手のキャラ設定も良くて見ていて飽きない。
脚本自体も素晴らしく、ハラハラするスリルというよりは、人間の私利私欲の心の淀みを描いているそんな気がした。ラストに迫るにつれ、主人公が更にイカれた感じになっていくのも良かった。
ここ最近のスリラー映画では一番良かった。
真面目な男のサクセスストーリー
パパラッチとはこういうものなのか
どんなに人が死んでいてもそれを撮影するのがパパラッチと、それで生活するって残酷だけど、それを求めてる人がいる現実で、理不尽だけど、世界からは消えないものだなと思いました。
助手がなんだかどんどん調子に乗って来ていて、不愉快でなんか見ていてうるさかったです。笑
あの反応が普通でジェイクがおかしいんだとは思いますが、ここまでくるといかれているなぁと。
プロデューサーの女もいかれてますね。
でも求めている人が多数いる世界だなと。
面白いというか、人の黒さと愚かさと非道な部分しか見えない気分が落ちる不快感な映画でした。
演技がブレてなくて、ジェイクを嫌いになりそうでした。笑
お喋り男にはご用心
日夜自分の刃を研ぎ澄ます主人公!!
日本は職歴なし40代が新規に何か始める事を阻止する社会ですが、TVとネットを駆使し日夜自分の刃を研ぎ澄ましてきた主人公は、一線で働く者も得意の弁舌で従えてしまい、映画の人物とは言え強い存在で勇気を与えてくれました。見習いの男性は第一印象からクソだなコイツと思わせつつ、その後の展開は期待に応えてくれて良かったです。豪邸と中華料理店の銃声が鈍く、恐ろしく良く録れています‼
ゲスい商売
サイコ野郎を題材にした作品なわけですが、最低な人間を最低として表現しきったという点において、非常に完成度が高いと思います。
そこは徹底している感じで、演技にもブレがないところなど、演者、監督ともども方向性は明確だったのでしょう。
では、魅力的な作品かというと、決してそうではない。やっぱりゲスい商売を描いたら、ゲスい映画にしかならないことに気づかされます。
過去、狂気を描いた素晴らしい映画の主人公はどこか魅力的に描かれています。たぶん、この映画、制作側もこの主人公を最低な人間(職業)としてしか捉えていないんでしょう。ラストってジョークでしょうか。
16年24本目はサイコな主人公のブラックなサクセスストーリー。
16年24本目はサイコな主人公のブラックなサクセスストーリー。よくタクシードライバーとセッションと並べられるみたいだけど、セッションはよく勧められるのでぜひみてみたい映画のひとつ(DVDあるんだけどね)。
本作、一言で感想を表すなら、気色悪い映画でした(褒め言葉)。犯罪現場を撮りテレビ局に売る事で収入を得る職業の話。最初から主人公に人間の心が無いので、どんなに悲惨な現場も、時には現在進行形の犯罪すらもカメラに収めようとする。後味悪いがバッドエンドじゃない珍しい結末。
主人公、まるで人間の心が無くて、神経質で仕事と金のことしか頭に無いし、それでいて心理描写も過去の描写もほぼ無い冷淡野郎だし、何より表情が不気味でおそろしい!でもその性格で良い映像=ショッキングな映像を撮れるわけで、ビジネス的にはオ〜ルオッケ〜。
たぶんこれは単に「視聴率のためならどんな反倫理的映像でも流していいのか?」っていうマスコミ・パパラッチに対するアンチテーゼというわけではなく〜、「今時ビジネスに成功するには良心をどんだけ捨てられるかや!」ってブラックなビジネス教則本って感じなんかな〜とおもいました。
良心をどんだけ捨てられた方がビジネス的に上に立てるのか、この文章だけだとえらく冷たく感じるけれど、本作を通して言うならそれを作り上げたのは視聴者≒世知辛い世の中ってことになるから自業自得だと思う。主人公は冷酷で人間としては屑かもやが、ビジネスマンとしては優秀だったんだと。
最初は家庭用?ビデオカメラを手に痴話喧嘩や飲酒運転の検閲なんかを撮ってたのに、もっと良い画を撮ろうと最終的には良い機材を揃えて殺害現場やカーチェイス、銃撃戦を撮りに行っちゃう。あぶね〜〜!ヒヤヒヤしながら観ましたわ
冷酷な主人公ルーを怪演したこの人どっかでみたことあるな〜とおもって観てたけどドニーダーコだった。(ジェイク・ジレンホール)この人も作品によって体型や雰囲気ががらりと変わる怪演役者なのね。目力がとても好きだ!
大変考えさせられるね
不倫のような映画。
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