ナイトクローラーのレビュー・感想・評価
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ここまでシツコイ男は嫌だな…
だいぶ頭のネジがぶっ飛んでいるようで…。
パパラッチは本当にゲスいと思っていましたが、ここまでくると犯罪なのではないか?と疑いたくなります。
警察の情報をいち早くキャッチして、カメラ片手にあちこち飛び回る姿に、ここまでやるかと感心してしまいそうになりました。
彼の交渉術で、次々にテレビ関係者が彼の虜になってしまうのですから、恐ろしいですね。
表現の自由とは言うものの、ここまでゲスいパパラッチはいないのではないでしょうか?
だから『マスゴミ』などと呼ばれてしまうのでしょうね…。
イカれた主人公がたまらない。
「ナイトクローラー」字幕版 DVDで鑑賞。
*概要*
パパラッチが視聴率を上げるため、刺激的な映像を求めてどんどんエスカレートしていくサスペンススリラー。
*主演*
ジェイク・ギレンホール
*感想*
前から気になってたので鑑賞。
主演であるジェイク・ギレンホールがまず最悪wイカれてる!
ジェイク・ギレンホールは、「デイアフタートゥモロー」や「サウスポー」とかは、好印象でしたけど、今回はめちゃめちゃ印象が悪いですし、個人的に好きじゃないですけど、パパラッチの役がハマってて良かった。目がギョロギョロしてて、とにかく怖いw
映画の感想は普通。少し期待し過ぎちゃいました。(^^;
でも、ジェイクの怪演が素晴らしかった。
刺激的なネタを執着するあまり、越えてはならない一線を越えてしまってるのですからw
ラストは、ビックリする展開はなかったので、残念でしたけど、主人公がイカれてて、気味が悪かったw それがたまらなくて良かった(^^)
あれ~っ⁉️サイコパス映画だったっけ⁉️
ジェイク・ギレンホールが一発逆転狙いでパパラッチをやるって話だったはずなんだが。でかい見返り、強烈な刺激と興奮が狂気へ走らせたのか……あのギョロ目が一線を越えた怪演は恐怖でしかない。
それぞれのキャラ設定が素晴らしい
ちょっと前から気になっていた作品だったので鑑賞。
ストーリーは、仕事が無かった主人公の男がニュース報道のネタを撮ることに興味を持ち、そのサイコ的な性格から成り上がっていくというもの。
まず、ジェイク・ギレンホールは演技がうまいなと改めて実感。彼の演技も覆面主人公のキャラ設定が確立していたので、とても見ていて興味深かった。その他のニーナや助手のキャラ設定も良くて見ていて飽きない。
脚本自体も素晴らしく、ハラハラするスリルというよりは、人間の私利私欲の心の淀みを描いているそんな気がした。ラストに迫るにつれ、主人公が更にイカれた感じになっていくのも良かった。
ここ最近のスリラー映画では一番良かった。
真面目な男のサクセスストーリー
だがちょっとなにか欠落してる。
かなりモンスターに描いてるが少し誇張したらこんな人いる。ここでは人の命やモラルにダイレクトに繋がる仕事だが、間接的には多かれ少なかれそれって人として。。といつつ、もしくは気付かず、局面でそれを無視して遂行することはあるように思う。
他人事と完全に切り離して気持ち悪いと言い切ってしまう人は怖い。
パパラッチとはこういうものなのか
どんなに人が死んでいてもそれを撮影するのがパパラッチと、それで生活するって残酷だけど、それを求めてる人がいる現実で、理不尽だけど、世界からは消えないものだなと思いました。
助手がなんだかどんどん調子に乗って来ていて、不愉快でなんか見ていてうるさかったです。笑
あの反応が普通でジェイクがおかしいんだとは思いますが、ここまでくるといかれているなぁと。
プロデューサーの女もいかれてますね。
でも求めている人が多数いる世界だなと。
面白いというか、人の黒さと愚かさと非道な部分しか見えない気分が落ちる不快感な映画でした。
演技がブレてなくて、ジェイクを嫌いになりそうでした。笑
ジェイクギレンホールさんを初めて?見た作品で、これ以外のギレンホー...
ジェイクギレンホールさんを初めて?見た作品で、これ以外のギレンホールさん見たらビックリ。体型が全然違う。
役作りなのでしょう。驚きました。
雰囲気が独特でした。
お喋り男にはご用心
ジェイク・ギレンホールの怪演ぶりったら! 怖くてゾクゾクしちゃいました。「パパラッチ」では済まされない役柄です。すげーな。
レネ・ルッソ、お久しぶり。相変わらずお美しい。化粧が濃いだけか?
こちらもいい人と見せかけて実は・・・という裏切り感満載です。
これだけスマホで動画撮影が進んでる今。何でもかんでも撮っちゃいかんよ、という警告でしょうか。
ラストは、意見が分かれそうです。それもまたこの作品の魅力かも。
日夜自分の刃を研ぎ澄ます主人公!!
日本は職歴なし40代が新規に何か始める事を阻止する社会ですが、TVとネットを駆使し日夜自分の刃を研ぎ澄ましてきた主人公は、一線で働く者も得意の弁舌で従えてしまい、映画の人物とは言え強い存在で勇気を与えてくれました。見習いの男性は第一印象からクソだなコイツと思わせつつ、その後の展開は期待に応えてくれて良かったです。豪邸と中華料理店の銃声が鈍く、恐ろしく良く録れています‼
ゲスい商売
サイコ野郎を題材にした作品なわけですが、最低な人間を最低として表現しきったという点において、非常に完成度が高いと思います。
そこは徹底している感じで、演技にもブレがないところなど、演者、監督ともども方向性は明確だったのでしょう。
では、魅力的な作品かというと、決してそうではない。やっぱりゲスい商売を描いたら、ゲスい映画にしかならないことに気づかされます。
過去、狂気を描いた素晴らしい映画の主人公はどこか魅力的に描かれています。たぶん、この映画、制作側もこの主人公を最低な人間(職業)としてしか捉えていないんでしょう。ラストってジョークでしょうか。
16年24本目はサイコな主人公のブラックなサクセスストーリー。
16年24本目はサイコな主人公のブラックなサクセスストーリー。よくタクシードライバーとセッションと並べられるみたいだけど、セッションはよく勧められるのでぜひみてみたい映画のひとつ(DVDあるんだけどね)。
本作、一言で感想を表すなら、気色悪い映画でした(褒め言葉)。犯罪現場を撮りテレビ局に売る事で収入を得る職業の話。最初から主人公に人間の心が無いので、どんなに悲惨な現場も、時には現在進行形の犯罪すらもカメラに収めようとする。後味悪いがバッドエンドじゃない珍しい結末。
主人公、まるで人間の心が無くて、神経質で仕事と金のことしか頭に無いし、それでいて心理描写も過去の描写もほぼ無い冷淡野郎だし、何より表情が不気味でおそろしい!でもその性格で良い映像=ショッキングな映像を撮れるわけで、ビジネス的にはオ〜ルオッケ〜。
たぶんこれは単に「視聴率のためならどんな反倫理的映像でも流していいのか?」っていうマスコミ・パパラッチに対するアンチテーゼというわけではなく〜、「今時ビジネスに成功するには良心をどんだけ捨てられるかや!」ってブラックなビジネス教則本って感じなんかな〜とおもいました。
良心をどんだけ捨てられた方がビジネス的に上に立てるのか、この文章だけだとえらく冷たく感じるけれど、本作を通して言うならそれを作り上げたのは視聴者≒世知辛い世の中ってことになるから自業自得だと思う。主人公は冷酷で人間としては屑かもやが、ビジネスマンとしては優秀だったんだと。
最初は家庭用?ビデオカメラを手に痴話喧嘩や飲酒運転の検閲なんかを撮ってたのに、もっと良い画を撮ろうと最終的には良い機材を揃えて殺害現場やカーチェイス、銃撃戦を撮りに行っちゃう。あぶね〜〜!ヒヤヒヤしながら観ましたわ
冷酷な主人公ルーを怪演したこの人どっかでみたことあるな〜とおもって観てたけどドニーダーコだった。(ジェイク・ジレンホール)この人も作品によって体型や雰囲気ががらりと変わる怪演役者なのね。目力がとても好きだ!
大変考えさせられるね
主人公のやってることにはめちゃ共感できる。実際過激さこそ視聴者が最も求めるものであり、視聴率稼ぎ、そして金稼ぎにつながる。確かにこの映画を見てると、パパラッチの主人公がやりすぎだな(最後の相棒をわざと死なせるとか)と思うけど、実際ニュースでこういう過激な報道があったら見てしまうはず。報道がどこまで許されるのかを考えさせてくれるいい作品だ。
不倫のような映画。
道徳的に間違っているし、主人公に全く感情移入できない。何もかもがムチャクチャな映画。
でも、ムチャクチャ面白い。
道徳的じゃない事に対する興味(ある種、不倫のような心情)を逆手にとった作品。認めたくないけど、傑作だと思う。
セクシーなイカレポンチ
野心はあるがなかなか定職に就けない主人公が、事故現場の撮影をしTV会社にネタとして売り付け始める。
次第にスクープカメラマンとしての自分にのめり込んでゆく。
現場の写真を誰よりも早く撮ろうという熱意は次第にエスカレートし、モラルまでも犯すように…。
スリリングでどこかセクシー。どこまでもダークな主人公に惹きこまれます!
ラスト、面接に来た若い新入社員達に「僕は君たちに、出来ない事をやれとは言わないよ…」というシーンにはぞくっときました。
金を得、信頼を得、エスカレートする要求と野心。
常識が見えなくなっていくもそれをすんなり受け入れ「自分が1番!」というのを一貫して貫くようになっていく姿をカッコイイと思ってしまうのが悔しかったw
レネ・ルッソ演じるテレビ局のおばはんの身体を求めるのは若干理解が出来ませんが!!
ジェイク・ギレンホールの徹底的な役作りが見事にハマっていると思います。
是非観て欲しい1本です。間違いなく、ハズレではない。
歪な存在を生かすのは誰か
予め物語の概要は知った上で観賞したものの、ジェイク・ギレンホールの常に瞳孔が開いている様な顔がとても印象的で、とても不気味だった。
見ている最中はルイスの、人を人とも思わないサイコパスの様な振る舞いに恐怖心を抱いたものの、一度立ち返ってみれば、ルイスはただひたすらにこの職業で成り上がる為のストイックな努力をしているだけに見えてきて、実際ルイスは悪では無い気がするほど。
むしろ悪はルイスがのしあがれる社会、悲惨な映像ばかりを取り上げ、自分がのしあがるのに都合が良い報道を扇動するスタッフ、いや、それを(いくら見たくないと言う人がいたとは言え)見たいと潜在的に思い視聴してしまう視聴者=我々こそが悪をのさばらさせている原因なのでは、と思ってしまう。
思えばTV局の女性スタッフだって、本当にジャーナリストとしての誇りがあればルイスに屈することも無かったし、相棒も強盗犯の運転手を尾行する前の時点で金に釣られず警察に通報すれば生きられた訳で、感想を見れば「胸糞悪くなった」って感想の中に「アクションシーンが凄かった」って言うものがチラホラ見られるのもそういう事が望まれている社会を皮肉として描けた証拠なんじゃないかと思う。
作中では報道番組だったけれど、エンタメも大なり小なり同じ問題(アクション映画にはVFXや過激なスタントが無いと評価されにくかったり、アニメや漫画もエログロが過激になっていかないと人気が出ない風潮)を抱えている様に感じるし、そこに危機意識を持ったからこそアカデミー賞でノミネートされたのではないか。
ファンの贔屓目もありますが
主人公のキャラにジェイクの怪演が本当にハマってて、これはジェイクのための映画だ!と思ってしまった。
適度な二枚目さと胡散臭さ、吸い込まれそうな瞳にのばしっぱなしの髪。
嘘つきなのにすごく魅力的で画面越しに惹きつけられてるうちに、あれやこれやで衝撃なラストシーン。
こんなに一瞬で終わる映画初めてかも。
アクション&暗いサスペンス好きな方是非おすすめしたいです。
テレビがダメになった理由
主人公(ジェイク・ギレンホール)は無職、くず鉄を盗んで小遣い稼ぎをしていた。
ある時、交通事故現場を取材し、映像をテレビ局に売りつける商売を知り、自分もできるとやり始める。
テレビ局の視聴率第一主義をうまく利用し、存在感を高めていく。
現在のテレビ放送の斜陽感は、この映画でうまく描かれており、日本の放送局はNHKも含め、何のために放送しているのか、自らを問い直す必要があるのでは。
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