リピーテッドのレビュー・感想・評価
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毎日、寝るたびに記憶を失う女性が主人公のサスペンスミステリー。
「誰の言っている事が本当なのか」という謎解きがメインである地点で、当然、一緒に暮らしている夫や診察している精神科医が視聴者にとっても一番の「容疑者」として挙がるわけで、本来はこのデフォルト状態からいかに二転三転する展開を描いて見る者を翻弄するかがこの手のサスペンスミステリーの肝のはず。しかし残念ながら、はっきり言って何の工夫も意外性も無い、凡庸な展開に終始しただけの駄作だった。
いくら何でもこの怪しい夫は犯人ではないだろうと思いながら観ていたら、結局、この「一番怪しい偽夫」が犯人という、そのまんま過ぎるオチで逆に驚かされた(笑)。記憶障害になった原因にしても「主人公がストーカー気質の男と浮気したのが原因でした」では、まったく同情も感情移入も出来ない。何を感動的な終わり方してんだって感じ。ラストに出てきた旦那(本物のベン)も、顔つきが胡散臭すぎて(笑)、実はこいつが真犯人なんじゃないかと勘繰ったが、どうもそういうオチでもないようだ。個人的には色々と工夫が感じられない駄作でした。
美しきニコール・キッドマン
1日で記憶無くなるという設定を活かした、サスペンスもの。ただ、登場人物が少ない為、犯人はなんとなく絞られてしまいますね。しかも、そのままでした。
その為か、男性全員怪しいという設定にしている。いや、むしろ最後の元旦那が1番怪しいと思える容姿でした。今まで放っておいて今更だし。
もう少し、どんでん返しがあると面白かったのですが。ま、でもニコール・キッドマンの美しさもあり、最後まで面白く楽しめた。
しかし、好きで執着ある人の為といい、毎日毎日他人を演じ、説明するのって嬉しいのかなぁと思えてしまった。
アダムがかわいそう
キッドマンの目のアップが怖い。
記憶喪失で常に何かに常に怯える図。
キッドマンの得意分野だな、と。
献身的な夫ベンを演じる男も胡散臭さがぷんぷん。
医者、親友?…誰が彼女を救ってくれるのか。
途中までハラハラして観ていたが、最後の方はうーん?!という感じかな。
想定内というか。
土壇場で何か覆るかと期待してしまった。
しかし最後、なんでまたホテルに連れて行ったんだろ。
前回も似たようなことをしていたわけだよね…部屋の掃除は誰が?!
息子っちが1番の被害者かなぁ…元さやにおさまるのか?
誰を信じれば良いのか!ハラハラドキドキの末…
ミステリー作品はあまり観ないが、リドリー・スコット製作総指揮でかつ豪華演技派俳優の共演ということで、迷わず鑑賞。
うーん、今一つか。登場人物が皆怪し過ぎる。善意の第三者すら悪者に映る設定。ミステリーとは言え、この匂わし手法はちょっとやり過ぎでは。思わずアダムまで怪しんでしまった自分に反省だわ(笑)
本作の核である火種も、結局この盛り上げ方からすれば大したことないと言わざるを得なく、全体的に肩透かしと言ったところか。
観終えた時には、リドリー・スコットのこともすっかり忘れていた…
個人的には久しぶりのミステリー作品だっただけに本作の評価は難しく、この程度で良しとすべきなのだろうか。
繰り返し映画?
冒頭から気味の悪い眼球のクローズアップ、その後も頻繁に出てきます、スリルと気味の悪さは似たようなところがあるものの稚拙な演出手法。
その償いと言うような、寝起きのすっぽんぽんのニコール・キッドマン登場、並々ならぬ役者魂を感じますがよくあるB級映画の悪い予感もよぎります。
映画の殆どは主人公が記憶障害であることを利用して情報を小出しにして観客を当惑させるだけ、邦題のリピーテッドは言い得て妙、サスペンスらしいのは終盤10分のネタ晴らし程度ですから物足りない。
(ネタバレ)
延々引っ張って主人公に肩入れしてしまった挙句が身から出た錆、DV男との火遊びが発端とはがっかりさせてくれますね。ただ、キャスティングはお見事、偽夫は英国紳士のコリン・ファースだから偽装にはぴったり、最後に出てきた本当のベン(アダム・レヴィ)の方が気味悪い顔立ちなのは浮気の正当化のようで笑えます、医者も一癖ある名優コリン・ファースさんですから観客を惑わすのは朝飯前でしょう。
記憶喪失を利用した偽装結婚ものでは ゴールディ・ホーンのコメディ、「潮風のいたずら(1987)」を思い出しますが本作はその対極の後味の悪さ、まあ、ニコール・キッドマンのファン以外にはどうなんでしょうかね・・。
記憶喪失ものとしては普通かな?
朝目が覚めると隣に男が寝ていて驚くクリスティーン(キッドマン)。夫のベンだと名乗る男(ファース)。彼の説明を聞くと、1999年に結婚していて、彼女自身は40歳だけど、記憶は20代前半のまま。交通事故で記憶障害を患い、夜寝てしまうと記憶が無くなってしまうのだと言う。
『50回目のファーストキス』や『ガチボーイ』と同じ設定ではあるが、明らかに違うのはサスペンスとなっていること。毎朝夫が仕事に出かけると、担当医ナッシュ(ストロング)から電話がかかってきて、「クローゼットの中にあるカメラをチェックしなさい」と言われる。そのデジカメには彼女のビデオ日記がつづられていた。
そんな日が何日も続き、彼女には息子アダムがいたとか、実は事故ではなくレイプされて記憶を無くしたとか、クレアという女性の存在が浮かび上がってくる。そして、クレアに直接会うと、不倫をしていた可能性や、ベンとは14年間結婚生活を続けていたけど、実際は4年前に離婚していたという新事実も伝えられる。医者と会っていたことなどを夫に告げると殴られるというショック。そして、実は本当のベンではないということもわかるのだ。しかし、次の日にはその記憶さえ失われ、夫に記念日だとしてホテルに誘われる。
10年前、暴行を加えていたのはなんとベンを騙っていたマイクであり、彼こそが不倫の相手だったのだ。記憶を呼び覚ましたクリスティーンは抵抗し、命からがら逃げて助かるのだ。次の日目覚めると、本当のベンが病室にやってきて、実は生きていた息子アダムも訪れる。そこで一気に記憶を取り戻したクリスティーン。めでたしめでたし・・・
中盤まではかなり面白い。やはり、記憶喪失モノは色んなストーリーが生まれるものだ。
なかなか
私の中ではなかなか面白かった!
コリンファースが最近好きで遡って鑑賞してるんだけど、
悪役にゾクっとしちゃいました
大体予想はつくけど、
効果音で雰囲気が出て、
そしてビンタからの友達の電話の中でベンが全くの別人だと気づくまでの時間が堪らなかったです
でもオチにもう一個ゾクゾクしちゃう感覚が欲しかったです。なのでマイナス点が発生
ハッピーエンドでちょっとがっかりしちゃった自分がいました。
ストーリーの構築がひどい。結果に紐づく展開が無さすぎる。観なくても...
ストーリーの構築がひどい。結果に紐づく展開が無さすぎる。観なくてもよかった。
😊→主役2人の演技力は見る価値あり
😞→とにかくこの脚本家ダメ
【備忘】記憶障害患ってて、夫が実は元浮気相手がなりすましてて再度暴力振るわれて瀕死のところを助けられ、最後息子に会える。
ドキドキしたけど
役者の見た目で判断してはダメですね。
真面目に見えるコリン・ファース=ベンは優しい旦那様、
時々記憶として出てくる男性はアザもあるし、何となく犯人のような気もして。
でもマーク・ストロング=ナッシュも親身になってくれる医者に見えて、マーク・ストロングが演じているから何かありそうな気もして。
マーク・ナッシュという名前が早々に出てきた時点で、あ、違うんだって言うのはわかりましたが、
最後まで関わってくれるかと思ったら終わり。
浮気相手でも面白かったのに。
クレアとビデオテープが鍵を握っているかと思ったけど、
最終的にはクリスティーンの記憶が解決の糸でしたね。
見ている時はドキドキ妄想しちゃったけど、
終わってみれば結局はクリスティーンが自分だけを信じて勝ったようなものでした。
見た目で判断をしてはいけないけど、
ニコール・キッドマンはいつも自分で解決できる女。
最後には勝つのです。
急に根気が無くなった??
目のアップの冒頭、繰り返される朝のルーティン、グングン引き込まれましたが・・・。毎朝繰り返されるにしても10年??毎朝同じ説明をアルバムの写真を見ながらしてきたとすれば大したもんよ?本物の夫(これがまたブサイク、なんでこの人?と思ったよ)より本当に愛情があったかも。しかし、ホテルでのけんかの後彼女を裸でホテルの敷地内に放置した理由やアダムを死んだことにした理由が説明不足。「嘘を重ねてしまった」で終わり??ミステリー要素を散らばめた割には、そうだったのか、という納得がまるでできなかった。優等生イメージのニコールとコリンが汚れ役というところがミソでしょうか。
おうち-74
ハリー、なんですかマーリンにそんな口の利き方は!
短い尺で、観やすいです。
『50回目のファーストキス』サスペンス版。
サスペンス好きでまぁまぁ観てきた割に、アホなのでしっかりと騙されましたが、サスペンスよく観てる方なら、やっぱりそれかーい!かもしれないですね。
ラスト、サクッと脱出できてしまって、もうちょっと偽夫の怖さが演出されてたらなぁと思いました。
でもさすがコリン・ファースとマーク・ストロング。怪しい演出されたら、途端に表情に怖さが増します。
登場人物はほとんど、ニコ様とキングスマン二人と、『あんたの夫と寝ました』カミングアウトしてくる友達。シンプルでよろしい。
いや、私ならこの友達、記憶戻ったら逆に遠ざけるけどね……。
コリン・ファースってニコ様と並んでも背が高いんですね。
セリフにもありますが、ググってしまいました(187あるらしい😍ちなみにマーク・ストロングは188らしい😍完璧や)
面白い所とつまんない所がある
話のストーリーはすごく好きな展開でした。
夫が犯人かと思いきや、医師が犯人。
と思わせといて、やはり夫が犯人。
かと思ったら夫だと思っていた男は本当は、昔の浮気相手で、本当の旦那ベンではなかったって知った瞬間は、予想外でびっくりしました!!
親友が旦那とやってしまってた事実にも盛大に驚きでした。
親友と旦那とやるって最低な友達でびっくり!笑
最後、浮気相手にホテルに連れていかれて暴行されるシーンはなんだか長くて退屈でした。
ハッピーエンド風ですが、そもそも浮気をしていた主人公が、浮気相手に暴力を振るわれ記憶を失ってって、浮気した主人公が被害者みたくなっていましたが、一番の被害者は、旦那様とアダムだなって話でした。
しかも毎日記憶がないはずなのに、会ったその日のその医師を信頼して少し恋心を抱いていた主人公は根っから浮気症ですね。笑
最後、アダムとの再会のシーンは素敵でした。
コリンファースはコラが苦手
出演者のわりに…といった感じ。
コリンファースとマーク・ストロングが出てるからどうもキングスマンのイメージが抜けないが、キングスマンの方が同年の4ヶ月ほど後の公開のよう。
マーク・ストロングがいかにも怪しいかつブラフなのも読めるし、コリンファースはイギリス英語やダンディな声でどうも暴力的に見えないし、ニコールキッドマンはいつも眉毛キリッとしてて追い詰められている感じがあまり出ない(顔がそうなだけで演技は肉薄してたが)。むしろ本物のベンの方が極悪ヅラしてたので、入れ替えた方がいいんじゃないかと思ったほど。
展開も意外性がないから緊張感なくまどろっこしい、もっとニコールキッドマンが振り回されたり、探求に力を入れてもよかったかと。サスペンスにしては記憶障害の辛さのドラマが描かれ過ぎで、中途半端な印象。
青白いフィルムや物暗い絵はオドロオドロしくてよかったが、コリンファースはコラが下手くそだし、ニコールキッドマンは足がクソ遅いし、ちょうど良いところにアイロンあるし(コリンファースはもうちょっと強いだろ!!)。
コリンファースが誘拐&監禁に近いことをやってる暴力魔であることで悪となっているが、夫が見捨てたほどのニコールを四年も面倒見てたのだから、いっそニコールの帰りを待つ善良なる家族や友人などおらず、偽りの愛情の中で過ごすか、それとも病院で誰でもない存在として余生を過ごすかーみたいな究極の選択オチのが面白いと思った。
それにしてもタイトルは「リピーテッド」よりも原題の「わたしが眠りにつく前に」の方がよかったんじゃないだろうか。あんまりリピーテッドしてないし。
_(꒪ཀ꒪」∠)_
最初、時間軸が分からなかった...
でもずっと夫役を演じていたマイクの
執念?執着が凄いと思った!
普通いやだよね。
別人として過ごすのって^_^;
最後には戻りたいって理由だったから
まぁ当然だよね。って感じ(笑)
最後はハッピーエンドで良かった!
医者のマイクが可哀想だったけど...
あの人は良い人だったねぇ(∩´∀`∩)
そして本物の旦那が悪人面だった(笑)
長く離れてたのにあれが家族愛って
やつなのか〜って感動したよ。
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