劇場公開日 2015年4月10日

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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のレビュー・感想・評価

全428件中、41~60件目を表示

1.5長回しカメラワークは凄いが何が言いたいのかわからない。

2020年11月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

長回しカメラワークは凄いが何が言いたいのかわからない。

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KEI

5.0この狭っ苦しい舞台裏こそが大宇宙に連なっているのだという、発見。

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

映画なのに全編がほぼワンカットだって、どういうことなんだろう。
……と、前宣伝を見て思っていたのですが、その宣伝文句に負けない、凄いカメラワークを楽しむための映画でした。

撮影が「ゼロ・グラビティー」のカメラ担当だと知って、なるほどねと思ったものです。

ハンドカメラだけで撮影されているのに、まったく手振れしないというのは、偉大な技術の進歩のおかげでしょう。

観客は、おいおい鏡にカメラが映っちゃうよ、などと、まるで撮影スタッフの一員になったかのようなスリルまで味わうことができます。

ブロードウェイの狭い劇場の裏側を、観客は演劇のスタッフのような視点から参加し、まるで劇場の裏話を舞台にしたテーマパークみたいです。

こういうカメラワークが成立する時代になったのだ、と、感慨を味わいました。

前作の「まわりに何もない虚無なる大宇宙」を描いたカメラマンの次作が、この狭っ苦しい舞台裏だったという一見意外な点も、しかしこれこそ正常進化なんだよなぁと納得できる、そういう映画でした。

そんな凄いカメラワークを、ぜひとも楽しんで欲しいと思います。

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お水汲み当番

4.0もういちど輝くため・・・

2020年7月16日
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楽しい

出演者が好きだからというのもありますが、こういうの好きなんです(笑) 舞台に携わっている人達の舞台裏を覗いてるみたいで。 僕自身が舞台で演じるのは恐怖と緊張で無理ですが、舞台裏密着みたいなのは好きです、飽きずに観れてもっと長くてもよかったくらいです!マイケル・キートン、バットマン復帰の噂がありますが、是非出てほしい!

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映画は生き甲斐

4.0スターは地に堕ちていたのか?

2020年7月7日
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鑑賞方法:VOD

これは相当の好みでした。アカデミー賞を取った長回しシーンも圧巻だったし、自在なカメラワークに驚いた。
そして、どこまでが現実で、どこからが虚構なのか混乱するストーリーだし、エンディングの解釈も色々出来る脚本が素晴らしい。
最後のあの笑顔はどういう意味なのか、観た人に任されているようだ。

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Iwarenkon

2.5アカデミー賞を取るために作られた映画

2020年6月25日
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鑑賞方法:DVD/BD
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Teiran

3.0"ダークファンタジー"って言うんだ(笑)

2020年6月23日
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鑑賞方法:VOD

スタイリッシュで撮り方もかっこよくて
演技も大きくて面白かったけど
なんか腑に落ちない…
これはB級映画ですよーと言ってくれたら
星5つなんだけどな…
ドラムソロが効果的に使われていたのが
一番憎いな悔しいな、くらいに感じたけど
終盤にラフマニノフが使われて笑った
長回しはもう加工なのだから
感激しないよ?とは思っても
映画人には拘りがあるのか、効果はなくない
好きなセリフ
「複雑な感情と戦うのが役者さ」

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mamagamasako

4.5メキシコ最強タッグは今や世界の2トップ

2020年5月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

個人評価:4.3
バベルでは人間の愚行の末路を描き、アモーレス・ペロスでは人間の愚の末路を辿る計画を描いた。
オスカーの最高賞である作品賞を受賞した本作は、今までの主題の結果とは真逆の結末を描いていると感じる。
無知であるが故に到達する高見がそこにはある事を物語り、エゴを押し通そうとした主人公の行動を、結果的には無知によって成し得た皮肉を描いている。
同じくオスカーに輝いたエマニュエル・ルベツキの撮影とのコラボレーション。このメキシコの最強タッグは間違いなく、今や世界の2トップだろう。

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カメ

3.5混沌と一つの飛躍

2020年3月16日
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ご飯食べ太郎

3.0なんとも言えない虚無感と僅かな希望

2020年3月8日
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鑑賞方法:VOD

映画自体の評価が高かったので、遅ればせながら観賞。
マイケル・キートンと言う本当に忘れてた俳優が主人公を演じる昔ヒーロー映画で大人気だった男優が落ちぶれて再起を願いブロード・ウェイで演劇界で再ブレイクを目論む男を演じる。
個人的には彼の取り巻く状況(エマ・ストーン演じる薬が抜けない自分の娘、交際している女優、エドワード・ノートン演じるめんどくさい共演俳優)と賑やかな設定ながら面白みは然程感じず・・・
強く感じるのは現代のネット社会とそれに取り残された主人公、とにかく現状から這い出ようとするプライドの高い主人公と対比する急遽配役されたクセのある共演男優、映画と演劇の格付け(そんなものが存在するとは思わないが・・・)、批評家の存在(別にこの映画観る前からいろいろ感じる事はあったが・・・)そんなところだろうか?
幻想的なシーンは何故かフェデリコ・フェリーニの映画を思い出す。
フェリーニの映画は中学生位の頃によく観たが、あの頃理十分に解出来ていなかった気がする(ローマとかサテリコンとか本質的な面白さ、良さが理解出来なかった・・・)。
20代前半で「8 1/2」を観た時、終盤で自然と泣きそうになる位感動した。何でか、どのシーンでかとかでは無く、全体の流れの終結からだろうか・・・)
つまりこの映画は好き嫌いの別れる映画かもしれない。
それとももっと歳をとった後観たら理解できるのだろうか?

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colt45SAA

4.5本気の芝居に取り憑かれた男の狂気

2020年2月29日
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鑑賞方法:VOD

知的

萌える

過去「バードマン」というヒーロー映画で人気を集めた主人公が小さな劇場の芝居にて再起を謀る話。

一つ前レビュー「ゾンビランド ダブルタップ」のエマ・ストーン繋がり、且つ未視聴と言う事でチョイス。
この作品のエマ・ストーンが1番好きだなw

映像も脚本も丁寧で心理的工夫がある作品。
長時間ワンカット風にて撮影され、主人公、主人公を取り巻く家族、他役者、舞台関係者、様々な人間にフォーカスを順番に当てて行き、尚且つ魅せるアングルを活用する様は素晴らしいセンスを感じる。

現代にて人気にあやかるヒーローモノ及び俳優を皮肉る主人公の姿は昔自分もやってた事(実際にも過去バットマンを演じる。たぶんバードマンと重ねる部分もあり、マイケル・キートンが主人公採用なんだろうね)もあり愛敬がある。

リタイアしてもいい歳なのに俳優業に未練がある主人公。私財を投げ売ってまで再起を掛ける男に過去の産物「バードマン」が幻聴の様に語りかけてくる。

そこに、共に演劇を行うエドワード・ノートンが主人公の演じる形に対してプレッシャーを掛けてくる所も見逃せない。

彼は別映画「ファイト・クラブ」と言う心理状態を利用した傑作の主人公を演じており、それを知っててわざわざこの作品(心理状態を活かした映画)に抜擢したのであれば、(マイケル・キートン主人公採用の件と同じく)この監督おそるべしである。
私には狙ってキャスティングし作った様にしか思えなかった。

また、バードマンが徐々に幻聴→空想→幻覚と、主人公の内心的および外見までも侵食していく様も面白かった。

最後は皆さまの想像にお任せする的だが、何とも心理的映画らしい終わり方。

考えさせられ、見応えのある映画でした。

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巫女雷男

2.0擬似ワンカットが非常に邪魔

2020年2月5日
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EigaTak

3.0BS12字幕版鑑賞。 これってバットマン3部作の1つだな、で見始め...

2020年1月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

BS12字幕版鑑賞。
これってバットマン3部作の1つだな、で見始めた。違うの?
なんかこの撮り方、嫌いだ。なんか、俺たちはすごいことやってる的な自己満足のような…
内容もまさにそんな感じ。このおっさん、二重人格者?超能力者?
芝居のクライマックスはさすがにドキドキしたが、エンディング、やっぱりなんなの?(笑)
ところでこれバットマン3部作だよね、違うの?

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はむひろみ

5.0俳優の復活

2020年1月1日
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キウイジャム

4.0これは難しい… でも凄い

2019年12月12日
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P.N.映画大好きっ子さん

1.0ユニークだが病的

2019年11月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 大スターや名プレーヤーの凋落の悲劇は数多く映画化されてきている、謂わば定番だがブラック・メタフィクションという訳のわからない手法でチャレンジした意欲作ということなのだろう。
楽屋の化粧鏡に"A THING IS A THING,NOT WHAT IS SAID OF THAT THING."(才能は才能、批評とは別物である)と慰めとも励ましともつかぬスーザン・ソンタグの一文が書かれた紙が貼ってある。業界人には受けるのであろう、役者に限らず人気商売は浮き沈みが激しい、認められたい欲求は誰しもあるだろうが精神錯乱まで行ってしまっては身も蓋もない。冒頭からシュールな空中浮遊、思わずあの狂気の教祖を連想、登場人物は舞台劇のように終始声を張り上げ下品極まりないセリフが飛び交う、薬物患者のような幻覚にまで付き合わされる身としては逃げたくなる。

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odeonza

3.0演出で損してる

2019年11月2日
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楽しい

知的

難しい

テレビでやってたのでなんとなく、2回目の視聴
初めて見たときは独特のカメラワークが見にくくて面白いと思えなかったけど今回だいたい話分かっててみると面白かったです
正直あの演出いらない普通に撮って欲しい
それ以外の演出は好き、実際はタクシー移動なのにヒーローよろしく街を見下ろしながら空飛ぶ空想とか、
マイケルキートンありきの作品で空想と現実、更には映画の役と本当の現実世界まで交錯するような作品
だから最後にもう一捻り、エマストーンが下見て何も無い、上を見てにっこりは正解だと思う
後にホームカミングでバルチャー役として見事羽ばたいているから現実まで侵食しているようで面白い、演技力で返り咲いたんだね
ていうか着ぐるみスバイディとめっちゃ共演してるやん、すでにw
ただただアメコミ映画の風刺だけじゃないケレンミを感じる

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バスト・ラー

4.5【一度見て、この作品の凄さが分かる方は審美眼が凄いと思った作品:長回しの”これどうやって撮ったの?という映像にも驚かされた作品】

2019年9月17日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

 当時のこの映画のフライヤー(私の手元には3種ある)には、映画内容を匂わす部分は抽象的な文言しかなく、”アカデミー賞 最多9部門ノミネート” とか、その後賞が確定した時点で出たフライヤーには”アカデミー作品賞ほか最多4冠に輝く”という映画祭の受賞履歴が大々的に喧伝されていた。

 つまりは、観れば分かるのだがかなり捻りが効いている内容なのである。

 簡単に書けば、且つて”バードマン”というスーパーヒーロー映画で世界的スターになった男リーガン(マイケル・キートン)がその後作品(及び彼自身の演技力の無さ)に恵まれず低迷する中、私生活も破綻し、ひとり娘のサム(エマ・ストーン!)も薬物に溺れる中、再起を図り自ら脚色・演出・主演でレイモンド・カーヴァー(村上春樹さんお気に入りですね)の「愛について語る時に我々の語ること」でブロードウェイの舞台に臨もうとするところまでが序章。

 ここから、サムが彼の付き人になったり、批評家からの評価が高いマイク(エドワード・ノートン、鼻持ちならない高慢な男をパンツ一枚で好演 笑えます)が場を乱したり、幻影のように出現する”バードマン”がリーガンに”こんな芝居やめちまえ”などと囁いたり、時折私は今何を観ているのか?と屡々思うのだが、最後まで力業で見せられる作品なのである。

 どこまでが真実でどこからがリーガンの頭の中に描かれる虚構なのかが分かってくると面白さが倍加する作品でもある。

 <この作品で、エマ・ストーンの凄さと目の尋常でない大きさを知った。>

<2015年4月10日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

3.5エマ・ストーン、、出演作品。

2019年9月7日
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鑑賞方法:映画館

エマ・ストーン、、出演作品。

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てかる

3.5演劇なのね

2019年8月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

「バードマン」は「バットマン」なんですよね、トムソンをキートンが演じてる様に。
そこが分かってると面白いんだろうな。要はこの映画、パロディなんです。

現実の小ネタも結構ぶっこんで来る。
「ウディハレルソンは?ファスベンダーは?呼べないのか?」
「ハンガーゲームとXーMEN撮影中だ!」
とか、ロバートダウニーJrへの皮肉とか、
メグライアンのネタはちょっとブラック過ぎて心配。
その辺も知らないとつまんないだろうね。

ただ万人が認めるあのカメラワークは目が離せない。
全編ノーカットに観せる撮影って、それだけで楽しいし飽きない。
だから現実と夢想の端境がはっきりしない分、あのラストは生きてくる。

ただ、騒がれた割には話は地味だな。
というか、映画ばかり見てる人にとって、演劇は地味に感じてしまうのかも。
だから途中で批評家が「ここはNY、ハリウッドじゃない」と言うのも、
NYでは演劇こそトップアクターのステータスなんでしょう。

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クリストフ

3.0問答有用

2019年8月15日
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台詞の応酬で魅せる映画、マイケルキートンの枯れた演技が冴える

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アサシンⅡ