劇場公開日 2015年4月10日

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「と才能は紙一重と言ってもいいか?」バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) Socialjusticeさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0と才能は紙一重と言ってもいいか?

2020年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

バードマン役で有名だった主人公リーガン(マイケルキートン)がその後、返り咲きを計り、ブロードウェーの舞台でレイモンド・カーヴァーの短編小説『愛について語るときに我々の語ること』を、自ら舞台向けに脚色、演出、主演を務めて作品に。舞台上映の前の、本公演前のプレビュー公演で主人公の生活、性格が徐々に明らかにされる。娘のサムは麻薬中毒でリハビリを経験しているが、また、薬を。妻とは離婚して、マリブの自宅をレファイナン
スにと。面白くおかしく描いているが、はっきり言って、自己中の塊で、自分の栄光を忘れられなしバードマンに取り憑かれてしまう。
代役としてマイク(エドワード ノートン)が選ばれるが、彼の才能に嫉妬し始める。その後、マイクが娘のサムと仲良くしているのを見たり、新聞の芸能欄で脇役扱いされ、マイクとリーガンは険悪になった。最後のプレビュー公演中、外でタバコを吸おうと思ったリーガンはドアが閉まり、ガウンの裾がひっかかり入れなくなってしまった。ブリーフ一つで、彼は、裏口から客の入り口である表玄関に回る。これはネットに載って、何万回も再生され、人々から話題になった。
ある女性評論家からショーを最悪のものとして、書いて潰してやると警告を。そのご、バートマンが彼の背後に現れ、リーガンを左右する。ここのところは漫画とコメディーの世界でリーガンが苦しんでいるのにもかかわらず、私は楽しく観ていた。最後は私の予想していた鳥、リーガンは本物の拳銃を使い、発砲と当時に倒れるが、観客は喝采を。それが、女性評論家からかわれ、席巻した。

結局、ブロードウェーショーや映画界など、こう言った実力があるハレンチの役者(マイク、やリーガン)が幅を聞かせて、セクハラをしたりして女性を食い物にして、エゴを発揮するんだなと思った。それに、そのエゴが通るから始末に追えないし、周りは仕事が欲しいから見ないフリをしている。私は芸能界にいないから役者の映画の役割しか見ることができないし、インタビューなどもこのマイクのような虚言もあるだろう。虚言がまた本当のように書かれて、何が本当か嘘か全くわからないというのが現実かもね。

メキシコ出身のジャズ・ドラマー、アントニオ・サンチェスは最高。黒澤明の映画を思い出させるドラム(黒沢は太鼓)の叩き方
メキシコ人のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督はかなり細かい点まで配役に要求する人らしいが才能があるね。それより、かなりの有名なハリウッドの映画をとっているとは知らなかった。
マイケル・キートンとエドワード・ノートンの演技にもびっくり、精神的な葛藤が(正直言って、キチガイ一歩手前の演技がうまい。まいったね。

Socialjustice