バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のレビュー・感想・評価
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長回しのカメラワークは凄かった。音楽はドラムソロメインでカッコ良い...
長回しのカメラワークは凄かった。音楽はドラムソロメインでカッコ良いが、うざい。楽屋で時計がカチカチなる音がうるさくて気が散り集中できない。
エマ・ストーンがクネクネして、あってもなくてもいいようなラブシーンが不快。
主演にマイケル・キートンでバットマンとバードマンを掛けたタイトル。...
理解でけまへん…
難しかった…
レイモンドカーヴァーの短編小説を読んでたらもう少しわかったかもです。
でも村上春樹っぽいタイトルの小説でしたよね?
愛について話すとき私たちが語ること、でしたっけ?わー守備範囲じゃないわーと思いました。
ワンカットに見える映像に注目しすぎたのもあって、演劇と映画のストーリーのシンクロなど全然わからんまま見てしまい、エマストーンと日焼けマシン買いたがった男がいちゃつくあたりで、なんでそこでいちなりいちゃつくかな?となり、飽きてしまったともいえます。
とはいえ、ラスト付近の演劇評論家にけちょんけちょんに言われて、ブチ切れてバードマンの声を受け入れて本物の血を見せてやろうぜみたいになって、本物の銃で芝居をしはじめたあたりの流れはゾクゾクしました。
あれで自殺して終わりにならずに、ラストに窓の外でどうなったんですかね?
エマストーンわらってたし上むいてたし、地べたでクラッシュはしてなさそうだったけど…
映画界への批判など、ほう、と思える部分もたくさんありましたが。
疲れてるのもありましょうが、頭使ってみるのめんどくさくなって、結果、で?なんの話やったん?てなりました。
頑張って作った人ごめんなさい。
音楽と映像はすごくカッコよかったです。
エドワードノートンがうざくてうざくて仕方なかったともいえます。
難しい系の映画を二日連チャンでみたらあかんな。
長い長い映画
ショービズ界の淀み
没入感が凄い
あの撮影の仕方は映画にのめり込める。まるでその場で全てを見ているかのような自分の存在感を感じれると言うか。
かつてのバードマンであるリーガンはこの自分の忘れらていく存在、評価されない自分に悩まされる。
そこには恐怖、葛藤、絶望が、、、
次第にストレスから、謎の声が聞こえる。
この幻聴、そして空想と現実、劇中劇と飽きない絵を一直線に見れる。
とかく、役者が素晴らしい。もちろん演出も映像もサウンドも素晴らしい。
超一流の実力。
特にエドワードノートンが僕の一押し。完璧な存在感。
素晴らしい。
黄色の字幕とか、凄く新しくて色々工夫してる。ウィットに富んだ会話や、人物の魅力、どれを取っても一級品だと思う。作品賞とっておかしくないよこりゃ。
黄色の字幕の意味とかは分かりません。でも案外見やすかった。
アカデミー賞はまともだった
業界内輪ネタ
アカデミー最優秀作品賞やけど本当に「6才のボクが大人になるまで」よ...
アカデミー最優秀作品賞やけど本当に「6才のボクが大人になるまで」より良いんかな、と若干疑いつつ観た。共にアイデアのオリジナリティは凄いんやけど、同じ俳優で12年間撮影した「6才の」はリスキーなことに挑戦した監督の意気込みや信念みたいなものが素晴らしく、俳優のテクニックは時の流れに沿って逆に何とかなる感じ。こちらは一見ワンテイクみたいな長回しで、俳優や恐らくスタッフにも高度なものが求められたんだと思う。で、こっちに軍配を上げたんやな、アカデミー会員は。よくわかりました。確かに、音楽も良いし脇の俳優も良いしカメラも面白いし話もオチが見えなくて面白いし、映画としての完成度が高いと思った。
でも一般的に言ってどっちが感動させるかというと、「6才のボク」じゃないかな〜。
内輪ノリ⁈ これがオスカー?ってチョット冷めた。
アカデミー賞候補だった「セッション」と見比べてしまいました。
落ち目の役者の再起を賭けギリギリの精神状態をとことん追求した物語。
役者とは?演じるとは?ショービジネスとは?昨今、子供じみた作品ばかりが興行成績を上げ衰退するショービジネス業界に一言申す的な内容…
確かに主人公の心の葛藤(超能力じゃ無いですよw)を丁寧に描けているし、ワンカットの演劇的な演出も良く練られてるとは思いましたが、こういう内容の作品がオスカーを取っちゃうって、業界的に手前味噌すぎてアカデミーのプライドとか無いの?と思うとチョット冷めました。
映画も含め、ショービジネスの低俗化はひとえに客の質の低下!と言う僕自身もVFX映画も大好きなんですが、マイケル・キーントンのたるんだ腹を観るのに120分は花が無さ過ぎて辛い。
そんな意味でも業界本意な作品と言う印象を受け、作品の内容とは別に、これがオスカー?と言う意味で★一つマイナスしました。
同じアカデミー賞候補だった「セッション」の方がよほど映画として完結していて良かった。
楽しさが足りない。
描写がわかりずらいけどシンプル
エンドロールのドラム音がなった途端、やべえ!わからん!!という思いと共に、アカデミー賞受賞作が理解できなかった自分がアカデミー賞から見放された気がして辛かったです。はい。
でも、改めて噛み砕くとそこまで複雑ではない映画だよな、と思えました。
自分へのメモもかねて説明すると
主人公は過去のヒーロー映画の栄光を引きずり、娘からも尊敬されない、かなり落ち目の元スター。
再起を図りブロードウェイの難解な舞台に挑戦しますが、そこで自分の実力のなさと、ハリウッドの有名人ではあっても、真の芸術家たる舞台俳優にはなれないんだと、思い知らされます。
どんなに頑張っても結局は有名人としての評価でしかない。トラブルからのパンツ一丁騒動も、舞台俳優としての評価からは程遠いものだと、批評家の老女に言われて初めて気が付く体たらく。
主人公のおっさんは二日酔いの果てに本番当日、もう死んでしまおうと思うのです。バードマンにほとんど自我を乗っ取られてしまい、バードマンたる自分を殺して別人になりたい、なるしかないと思う。
この心理状態は偶然なのか、主人公が舞台で演じる役の心理状態、葛藤と一致します。
クライマックス直前、楽屋での元奥さんとの会話シーンは、舞台のテーマであった、愛について語るという事を初めて主人公が出来た瞬間です。死ぬことを決意してやっと元奥さんの心に響く、愛についての話が出来たのです。
そして自死未遂。観客はスタンディングオベーション、新聞の一面を飾りました。
そこでの謳い文句は、新しい表現の確立。
この新しいという所がキモで、それ故に批評家の老女はうけつける事が出来ず早々に客席を後にしたのでしょう。
その後のシーン。チープ極まりないアメコミヒーロー達が舞台上で何やらやっていたのは、主人公の夢なのかなと思います。そこにはヒーロー達が彼にとってチープなものであると決定的に認識された事を示しており、主人公の心の変化だと思います。
だから最後に見たバードマンもトイレで排便をしています。かっこ悪いです。
ラストシーンはバードマンではない新しい姿で羽ばたいた事を示し、娘に認めてもらえる父親になれた。というラストだと解釈しました。
実は結構シンプルでスッキリした話なんだと思います。
久しぶりにワカラナイ作品
素晴らしいの一言
話題のワンカット撮りにまんまと引き込まれました
どこで繋がれたのか分からないぐらい、途中でそんな事どうでも良くなるぐらい引き込まれました
私はいかにもハリウッド!な映画も好きだけど、そのハリウッド映画をシニカルに見ていて、なおかつ、ハリウッド?ケッあんなの芸術じゃない!と上から目線で見ているブロードウェイ業界もシニカルに描いている所が、これがオスカーを取ったって事は本当なんだなーと
NYの演劇業界を裏から見たつもりになれました
誰しもifもしもあの時?とか考えてると思うし、まさに今自分がそう思ってるし、それを思っても仕方ないし、過去の栄光を再びって思ってもそうならないことを分かってる
人生にもがいている、だけど前に進むしかないよねー
自分では死ぬ思いで捨て身でやったことが以外と功を制して、願っていた結果になったのに、いざそうなると実際それが求めていた事じゃなかったけど、人生いいもんだよね、的なラストだと私は解釈しました
超能力も、最初なんだろう?と思ったけど、飛んで劇場まで来た後にタクシーの運転手が無賃だって追っかけてきた時に、あーこれも主人公のもう1人のバードマンのイメージなんだな、と理解しました
バックミュージックとドラムの音の使い方が素晴らしくて、その音のおかげでさらに引き込まれました
とても音も効果的
正直『バベル』はあまり好きではなかったしあの映画の良さが解らなかったけど、これはとても良かった
緻密すぎる計算とカメラワーク
最初から最後まで、あたかも途切れのないリアルタイム進行のように見せるカメラワークは素晴らしい。
あそこまで違和感を感じないワンカメのような撮り方は初めてでした。
そしてドラムをベースとした音楽とOP、ED。とてもかっこよくて痺れました^ ^
さらには実名まで出してハリウッドの映画システムや映画界について語るところなども斬新でした。
映画製作、作り手だけらこそ響くメッセージや、映画の凄さ、厳しさが伝わってきました。
また、ちょうどいいバランスで入ってくるブラックユーモアも楽しめました。
しかし少し難しかったかなと思います。。。
ワンカットのような特殊撮影は凄かったのですが、字幕がついていけない場面も。。
でも、本当にかっこよかったです。
そして最後のシーンも最高だ!
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