劇場公開日 2015年2月21日

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アメリカン・スナイパーのレビュー・感想・評価

全519件中、261~280件目を表示

5.0ただひとつ確かなことは、命の大切さ。

2015年3月16日
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泣ける

悲しい

怖い

ブラッドリー・クーパーの演技がすごい。

狂気さえを感じるほどの、戦争に参加することへの執着心。退陣したあとの、「普通」ではない感覚。言葉はなくとも、姿形だけで、視聴者に伝わります。

戦場の緊迫した雰囲気、銃声の鳴り響く音。まさに、リアルな戦争を目撃した気分です。

しかし、あくまでも映画。これはリアルなようで、決して「リアル」ではありません。

果たして、クリス・カイルは本当に英雄なのか?

この映画を見て様々な意見が飛び交っています。
ただひとつ、確かなのは、やはり戦争はすべきでないということではないでしょうか。

米兵に銃を向けるだけで、たとえ兵士じゃない住人であっても、その瞬間に殺されるのが戦争。

そうやって人が殺されるのを何度も見ていると、最後には慣れます。
特に、この作品では敵と味方の構図がはっきりしているので、だんだんと敵を倒すことにゲームのような感覚を覚えました。
いけいけー!みたいな。

そんな自分の感覚が鈍ることが、少し怖く感じました。

この映画は、本当にいろいろなことを考えさせられる、ひとつのきっかけになり得る作品でしょう。

先述したように、構図がはっきりしているので、展開もわかりやすく、そのさきが気になり、見入ってしまいます。

ただ、残虐なシーンもあるので、だめな人はだめかもです。レイトショーで見ると、本当に気分がズーンと沈みます。残虐な場面がフラッシュバックします。私はそうでした。

それでも、ひとりでも多くの人に見てほしいです。それだけの価値がある映画でしょう。

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1799

3.5心の傷

2015年3月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

今の日本に戦争はないからニュースでみたり、こういう作品でしか戦争を知る機会はなく想像でしか知らないので本当のところは全然わかってないんだと思う。

想像してた事を実際に体験した時に、思ってた何倍も何十倍も大変だった経験があるので、本当の戦争を体験したら想像を絶するぐらい過酷で辛い日々の連続なんだと思う。
被害者としての想像はまだできるかもしれないが子供を手にかける選択を迫られる兵士の気持ちは想像すらできない。

この映画を観ながら後藤さんの事を何度か思い出してました。
後藤さんは、あのニュースで知った人なので、全くの他人なんだけど、それでも、あの映像は脳裏に焼き付いてる。

今はVFXが発達していて、ああいう映像は幾らでも作れるし観てきた。
それでもあの映像が印象に残ってるのは、実際に人が亡くなっていて見た目に差はないんだけど、偽物(作り物)ではなく本物だってわかってるから心に強烈に残ってるんだと思う。

他人ですらそう思うんだから、実際に戦争が起こって大切な人…家族、友達、そういう人が目の前で一瞬で殺されてしまったら心は壊れてしまうだろう。

こういう映画をポップコーンやコーラ片手に観られるというのは、やっぱり日本が平和だからなんだなと再認識してしまう。

この物語の主人公は実在する人物で、親の教育だったり、起きた出来事だったり、色んな運命の巡り合わせで戦争に行き、普通の人では体験しない事を体験してきたんだけど。。。

自分の人生を、もし振り返ったとしたら、何を思って何を感じたのかな…
戦争に行く意味・意義があったのか?
みんなから「伝説」と言われ、誇らしかったのか?虚しかったのか?
幸せな人生だったのか?

色々、考えさせられる映画でしたね。

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ガブ

4.0観終わってハッピーになれる作品ではないが、

2015年3月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

集団的自衛権がタイムリーなこの時期、一回は観といた方が良いと思う。

戦争賛美やアメリカを鼓舞する要素は薄く、戦地へ赴く兵士が陥る暗部を淡々と描いた作品。

主人公の「愛国心」「尊厳」「贖罪」が赴任地と祖国を行き来するなかで揺らいで行く様が絶妙に表現されていた。

今日の中東情勢にリンクする事象は、実際起きた事実と実在の人物をモデルにしてるだけに、流石に説得力と緊張感がハンパでなない。

個人的には、フルメタルジャケット、ブラックホークダウンと同じカテゴリに入るかなと。

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ぶろろう

3.5戦争の惨さ

2015年3月16日
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悲しい

怖い

知的

アメリカ人によるアメリカ人の為の映画だった気がしますが、軍人の正義と家族の正義、立場の違いから描かれる戦争の惨さがよく分かる内容だったと思います。

エンドクレジットの無音にはやられました。
映画の音楽って本当に大事。
バタバタと席を離れられる方が多かったのが少し寂しかったですが..あのエンドクレジットの時に静かにゆっくりと映画を思い返し、この映画のことを考えたかったです。笑

劇場内の年齢層は高めでしたが、今この時代だからこそ、自分達のような若い世代が見るべき映画だと思います。

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May0u

1.0「イラクのスナイパー」を作らないとアンフェア

2015年3月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

反戦映画であるかのような前ぶれで見に行きましたが、正直、失望しました。アメリカンスナイパーは結局、彼が苦悩したことも含めて、アメリカンヒーローとしてしか描かれていませんでした。「硫黄島からの手紙」を日米双方の立場から描いたように、イーストウッドは、ぜひとも、「イラクのスナイパー」という映画を作るべきです。そうすれば、この映画も別の価値を持つことになるでしょう。そもそも、侵略を受けたのはイラクの方ですからね。

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かんちゃん

4.5アクション好きにはピッタリ

2015年3月16日
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鑑賞方法:映画館

イラク戦争を題材にしているだけあってアクション要素が満載の映画!対して、その背景には家族との関係性の複雑化が伴う。
アクション好き、ヒューマン系映画好きは見た方がいい映画です!

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ビックリまぁまぁ☆

3.0凄く心臓の痛くなる映画だった。私の血圧が上がってしまいそうな。でも...

2015年3月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

難しい

凄く心臓の痛くなる映画だった。私の血圧が上がってしまいそうな。でも、ちゃんと再現されていて、R15なだけある!奥さんとのラブラブな感じもまたたまらない

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あさごん

4.0息詰まる作品

2015年3月15日
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鑑賞方法:映画館

難しい

戦争全体として倫理観を問う内容でなく、現場でどんな感情を抱いてるのか、移りゆく心境にフォーカスを当てていました。

戦場での駆け引きのせめぎ合い、常に警戒心を払いながら生活し、精神を削って戦っていること。

幸せの裏で現実にこんな状況がまだまだ続いてるんだってことをストレートに感じさせる映画でした。

主人公に感情移入させてくれる運び方だっただけに、もう少し亡くなった後や、アメリカでどのような出来事として取り上げられたのか描いて欲しかったです。

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モティ

4.0最後が切ない

2015年3月15日
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鑑賞方法:映画館、TV地上波

伝説と呼ばれる程の腕前をもった主人公が、イラン戦争を戦う中での葛藤等を描いた作品。実話。
終わり方が切なすぎた。

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kei

3.0「ハートロッカー」が描いた爆弾処理班の主人公は戦場こそ存在意義があ...

2015年3月15日
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「ハートロッカー」が描いた爆弾処理班の主人公は戦場こそ存在意義があり生きてる実感が持てる場所、この映画の主人公クリス カイルは仲間を守る為に敵を撃つだから何度も戦場に戻る、ただその引き換えに大事な何かをすり減らし帰還する。
舞台はどちらもイラク、戦場に戻る理由が好対照で両作ともとても面白い。
夫婦を結ぶ衛星電話の使い方や宿敵スナイパーが垣間見せた家族の描写も強く印象に残る。ただ、84歳イーストウッドが作る映画がこれがラストにならないで欲しいと劇場を後にする。

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JOHN DO

4.5すばらしい

2015年3月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

全てにおいてすばらしい
これに尽きる

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shun97

3.5それほどか?

2015年3月15日
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「戦争」で「イーストウッド」っていうのは嫌が上でもハードルはあがる。「戦争」で「スピルバーグ」と同じく。
で、イーストウッド作品の最高興行収入とのことで気合い入れて観に行ったが、得てして最高興行収入というのはこういうもんだよな、と。テーマとかメッセージとか題材とか、わかりやすいんだけど、このシナリオならイーストウッドでなくとも、と思ってしまった。
除隊後の不穏な感じは「らしいな」と思ったけど、それでも過去のいくつかのほどこなかった。あ、それは本人が演じてたというのもあるか。

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ONI

5.0戦争映画としては最高

2015年3月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

戦争映画としての役目を完璧にまっとうしてるように思う
戦争への恐怖や虚しさ、現地の兵士たちの心情をとてもよく表してる
見終わった後のやるせなさに涙が出そうになる
映画を見る前はヒーローもののような勧善懲悪とは行かないまでも主人公が活躍スカットする映画だと思ってただけに余計虚しくてたまらない
現実に起こったこととして今も起こってることとしてちゃんと考えていなければならないなと強く感じた

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oke

3.5偏った正義感

2015年3月14日
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鑑賞方法:映画館

ふと目にしたテレビのニュース。多くの米人がテロリストたちによって殺される現実を目の当たりにして、主人公は決心します。米軍に"入隊"し、テロリストを殺すことを…"祖国を守るため"に。
全てを踏みにじる戦車のアップから始まるところに、戦争の恐ろしさを感じます。聞こえてくるのは兵士の足音、そして銃の金属音だけ。この静寂は、彼らにとって最大の恐怖であり、現実なのでしょう。
"戦地での体験は心に深い傷を残す"というメッセージが常に心に突き刺さります。実際、このようなことが今も起きているわけです。
"ずっとそばにいたい"
でも大切な人に、もう会えないかもしれない。そんな不安と共に戦わなければならないのです。
軽い気持ちで"入隊"する人はいないでしょう。しかし、"入隊"には大きな犠牲を伴います。それは、大切な人との"時間"を失うことです。たとえ個人的なことであっても、悲惨な運命です。
"祖国を守るため"に。これは常に正しい考え方なのでしょうか?

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ハットコック

4.0自伝の良さ、悪さ

2015年3月13日
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実話、自伝が元ということもあってやりすぎないよさであったり、リアルだから描からこそ描かれていた心情などがあった。

例えば、ストーリーにおいてもただのレジェンドが英雄という形で終わるのではなく、戦争というものを経験し続けることで生まれてしまう心の鎖などを密に描かれていて、戦争の与える影響などをリアルに伝えてくれた。

ただ、その反面自伝だからわからなすぎる情報なども多く、少しアクション映画よりになったのかなとも思った。

作者の心情はわかるが、敵の詳しい情報など相手側の目線のメッセージなどは伝わらなく少し物足りなさがあったのかなとも思えてしまった。しかし、このことこそがリアルだから生まれるよさと捉えてもいいのかもしれない。

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だいこん

4.0イーストウッド作品に外れ無し

2015年3月13日
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鑑賞方法:映画館

最初から一気にダレることなく鑑賞出来た!さすがイーストウッド!映画をよく知ってらっしゃる。最後のエンディングも渋い。アメリカ人だったら、かなりジーンと来ると思った。

この映画を観る前に見とくべき映画。
『特攻野郎AチームTHE movie』ブラッドリー・クーパーが役作りを頑張ったのがよく分かる。まるで別人。

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ともくん

4.5考えさせられました

2015年3月13日
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見終わった後にはぁ〜ってなる力の入る作品!映画を見たな〜という充実感のある見応えのある作品でした!
映像や音響もど迫力ですが、やはり内容が重く、難しかったです。隣に座っていた高校生たちはラストのシーンの意味を理解できていないようでした。それだけ複雑なテーマということですね。
英雄視しているとかしていないとか様々な意見がありますが、どちらが正しいとかではなくそれぞれが感じたことで議論を交わすことが大切なのだと思います。映画は真実や正解を教えてくれるものではなく、タネになるものだと思います。

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なかじー

4.5暗くなってしまった

2015年3月13日
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良いか悪いか?と言う感想から言うと良かった。
ただ、アメリカはイラク戦争で何を得たのか?
結局得たものは無かったのではないか。
主人公も、戦争でヒーローとなったが、人格を無くしそうになり、やっと自分を取り戻した途端、戦争で狂わされた人物に命を奪われる。戦争で何もかも無くしてしまう。最後の主人公のメモリアル式典の盛大さが虚しい。
病めるアメリカがリアルに描かれていた。
あの、クリント イーストウッドもいまや巨匠と言われるんですね。

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あきら

4.5とにかくすごい!

2015年3月13日
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鑑賞方法:映画館

クリント・イーストウッド監督と聞いて興味がでて、観てきました!観終わってすぐ思ったことは、今まで感じたことのない映画だったことです。まるで自分が本当に戦場にいるかのような感覚になるくらい臨場感がありました。主人公のクリス・カイルが射撃をする時は観ている自分も緊張してしまうほどです!
クリスが戦争から退いてもなお戦争の恐怖や緊張が彼を襲うシーンなど、だんだん人間らしさを失っていく姿は本当に悲しくなりました。
兵士も戦争の被害者だということをこの映画を通して改めて学びました。
そんな作品です

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べーかん

4.5初めて戦争を題材にした映画を劇場で観たが、色々と考えさせる作品だっ...

2015年3月13日
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鑑賞方法:映画館

初めて戦争を題材にした映画を劇場で観たが、色々と考えさせる作品だった。
残虐なシーンは多少あったものの、全体的には女性でも比較的見やすいと感じた。イラク戦争は最近の戦争であるが、無駄な説明は表現されていなかったため、恥ずかしながら背景知識など詳しく知らないまま観た私は、きっかけや時系列に疑問を感じながらの鑑賞となった。
1人の人物に焦点を当てることで、ただ戦争についてのみ描くのではなく、その前後などのヒューマンストーリーを描いている点で物語へ感情移入がしやすかった。かつ、アメリカ側が正義、というように描いているわけではなく、なるべく中立的な立場で物事が見れるように作られていたと思う。
ただ、何人もの人間を殺しておきながら、優しい父親という部分を広告として売り出す点には疑問を感じた。

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ちか
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