アメリカン・スナイパーのレビュー・感想・評価
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「ハートロッカー」が描いた爆弾処理班の主人公は戦場こそ存在意義があ...
「ハートロッカー」が描いた爆弾処理班の主人公は戦場こそ存在意義があり生きてる実感が持てる場所、この映画の主人公クリス カイルは仲間を守る為に敵を撃つだから何度も戦場に戻る、ただその引き換えに大事な何かをすり減らし帰還する。
舞台はどちらもイラク、戦場に戻る理由が好対照で両作ともとても面白い。
夫婦を結ぶ衛星電話の使い方や宿敵スナイパーが垣間見せた家族の描写も強く印象に残る。ただ、84歳イーストウッドが作る映画がこれがラストにならないで欲しいと劇場を後にする。
それほどか?
「戦争」で「イーストウッド」っていうのは嫌が上でもハードルはあがる。「戦争」で「スピルバーグ」と同じく。
で、イーストウッド作品の最高興行収入とのことで気合い入れて観に行ったが、得てして最高興行収入というのはこういうもんだよな、と。テーマとかメッセージとか題材とか、わかりやすいんだけど、このシナリオならイーストウッドでなくとも、と思ってしまった。
除隊後の不穏な感じは「らしいな」と思ったけど、それでも過去のいくつかのほどこなかった。あ、それは本人が演じてたというのもあるか。
戦争映画としては最高
戦争映画としての役目を完璧にまっとうしてるように思う
戦争への恐怖や虚しさ、現地の兵士たちの心情をとてもよく表してる
見終わった後のやるせなさに涙が出そうになる
映画を見る前はヒーローもののような勧善懲悪とは行かないまでも主人公が活躍スカットする映画だと思ってただけに余計虚しくてたまらない
現実に起こったこととして今も起こってることとしてちゃんと考えていなければならないなと強く感じた
偏った正義感
ふと目にしたテレビのニュース。多くの米人がテロリストたちによって殺される現実を目の当たりにして、主人公は決心します。米軍に"入隊"し、テロリストを殺すことを…"祖国を守るため"に。
全てを踏みにじる戦車のアップから始まるところに、戦争の恐ろしさを感じます。聞こえてくるのは兵士の足音、そして銃の金属音だけ。この静寂は、彼らにとって最大の恐怖であり、現実なのでしょう。
"戦地での体験は心に深い傷を残す"というメッセージが常に心に突き刺さります。実際、このようなことが今も起きているわけです。
"ずっとそばにいたい"
でも大切な人に、もう会えないかもしれない。そんな不安と共に戦わなければならないのです。
軽い気持ちで"入隊"する人はいないでしょう。しかし、"入隊"には大きな犠牲を伴います。それは、大切な人との"時間"を失うことです。たとえ個人的なことであっても、悲惨な運命です。
"祖国を守るため"に。これは常に正しい考え方なのでしょうか?
自伝の良さ、悪さ
実話、自伝が元ということもあってやりすぎないよさであったり、リアルだから描からこそ描かれていた心情などがあった。
例えば、ストーリーにおいてもただのレジェンドが英雄という形で終わるのではなく、戦争というものを経験し続けることで生まれてしまう心の鎖などを密に描かれていて、戦争の与える影響などをリアルに伝えてくれた。
ただ、その反面自伝だからわからなすぎる情報なども多く、少しアクション映画よりになったのかなとも思った。
作者の心情はわかるが、敵の詳しい情報など相手側の目線のメッセージなどは伝わらなく少し物足りなさがあったのかなとも思えてしまった。しかし、このことこそがリアルだから生まれるよさと捉えてもいいのかもしれない。
イーストウッド作品に外れ無し
最初から一気にダレることなく鑑賞出来た!さすがイーストウッド!映画をよく知ってらっしゃる。最後のエンディングも渋い。アメリカ人だったら、かなりジーンと来ると思った。
この映画を観る前に見とくべき映画。
『特攻野郎AチームTHE movie』ブラッドリー・クーパーが役作りを頑張ったのがよく分かる。まるで別人。
考えさせられました
見終わった後にはぁ〜ってなる力の入る作品!映画を見たな〜という充実感のある見応えのある作品でした!
映像や音響もど迫力ですが、やはり内容が重く、難しかったです。隣に座っていた高校生たちはラストのシーンの意味を理解できていないようでした。それだけ複雑なテーマということですね。
英雄視しているとかしていないとか様々な意見がありますが、どちらが正しいとかではなくそれぞれが感じたことで議論を交わすことが大切なのだと思います。映画は真実や正解を教えてくれるものではなく、タネになるものだと思います。
暗くなってしまった
良いか悪いか?と言う感想から言うと良かった。
ただ、アメリカはイラク戦争で何を得たのか?
結局得たものは無かったのではないか。
主人公も、戦争でヒーローとなったが、人格を無くしそうになり、やっと自分を取り戻した途端、戦争で狂わされた人物に命を奪われる。戦争で何もかも無くしてしまう。最後の主人公のメモリアル式典の盛大さが虚しい。
病めるアメリカがリアルに描かれていた。
あの、クリント イーストウッドもいまや巨匠と言われるんですね。
とにかくすごい!
クリント・イーストウッド監督と聞いて興味がでて、観てきました!観終わってすぐ思ったことは、今まで感じたことのない映画だったことです。まるで自分が本当に戦場にいるかのような感覚になるくらい臨場感がありました。主人公のクリス・カイルが射撃をする時は観ている自分も緊張してしまうほどです!
クリスが戦争から退いてもなお戦争の恐怖や緊張が彼を襲うシーンなど、だんだん人間らしさを失っていく姿は本当に悲しくなりました。
兵士も戦争の被害者だということをこの映画を通して改めて学びました。
そんな作品です
初めて戦争を題材にした映画を劇場で観たが、色々と考えさせる作品だっ...
初めて戦争を題材にした映画を劇場で観たが、色々と考えさせる作品だった。
残虐なシーンは多少あったものの、全体的には女性でも比較的見やすいと感じた。イラク戦争は最近の戦争であるが、無駄な説明は表現されていなかったため、恥ずかしながら背景知識など詳しく知らないまま観た私は、きっかけや時系列に疑問を感じながらの鑑賞となった。
1人の人物に焦点を当てることで、ただ戦争についてのみ描くのではなく、その前後などのヒューマンストーリーを描いている点で物語へ感情移入がしやすかった。かつ、アメリカ側が正義、というように描いているわけではなく、なるべく中立的な立場で物事が見れるように作られていたと思う。
ただ、何人もの人間を殺しておきながら、優しい父親という部分を広告として売り出す点には疑問を感じた。
戦争が人に与える影響
中だるみする事も無く、ひたすらに戦場の凄惨な部分がリアルに描かれています。
帰国しても常に戦場にいる仲間のことを考えてしまい、心の休まらない状態に陥る、多くの軍人が経験するのであろう心の変化も描かれてはいましたが、個人的にもう少し掘り下げて欲しいなと感じました。
それでも映画館でみて後悔はしない映画であることは間違いないです。
今だからこそ見てほしい!映画館で!!
暗殺や 戦争 命の重さが人ごとではない
今だからこそ見てほしい映画!!
いろんな映画見てきた中で
1番 音響編集が 素晴らしかった。
リアル!とにかく緊張感!!
人間の愚かさ。
戦争のヒーローとは何か。
戦士1人1人に 守りたいものが
たくさんあり 命の重さを痛感しました。
とにかく 考えさせられました。
凡作
ギドギドの反戦映画でもなく、かといってもちろん戦争礼賛のドンパチ映画でもなく、淡々と描写していたので好感は持てたのだが。
見終わってから、結局なにがいいたかったの?という疑問が残った。
確かにそういう人物が実在したということは分かったけど、単に彼の伝記になってしまった感が否めない。
要は心理描写が甘い、というかされていないというか。
1つ分かったことは戦場に愛する人を送り出した人間も、実際に戦闘を経験した人間と同様に神経を苛まれる可能性があるということくらいかな。
クリント・イーストウッド作品でなければ見向きもされなかったのではないかな。
彼の作品としては残念な一品でした。
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