アメリカン・スナイパーのレビュー・感想・評価
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ありきたりな戦争映画。今の時代に対応できる作品か?
BSで録画視聴。
クリント・イーストウッド監督の戦争映画だが、よくある戦争映画。いつの時代も戦争はあってはならない。しかし、さすがにハリウッドの戦争映画は消化不良な作品ばかり。
今の時代はドローンが主流。今の時代に対応できる作品なのだろうか?
良き父親、良き友人、良き兵士
強い愛国心
2003年に始まったイラク戦争において、公式記録で米軍史上最多の1...
2003年に始まったイラク戦争において、公式記録で米軍史上最多の160人(非公式では250人以上)の敵を射殺。味方からは英雄視される一方、敵からは悪魔と恐れられた、今は亡き伝説的狙撃手カイル。故国を愛し、また家族を深く愛しながらも、強い使命感に駆られ、過酷な戦場への遠征を幾度も繰り返した彼の複雑な人間像を、巨匠イーストウッド監督が深く掘り下げて描写。
立派な男のストーリー
ネイビーシールズ選抜の訓練の動画をYouTubeで見たことがある。並の人間には耐えられないような過酷を極める訓練だ。強靭な意志でそれを乗り越え、ネイビーシールズの一員になり、戦場に身を投じるクリス・カイルの志の高さには頭が下がる。
この映画は、自分がその場に居るかのような臨場感がある。銃弾が飛び交い、いつ撃たれるか分からない。クリスの周囲でも仲間が殺されたり、大怪我を負ったりする。そのような戦場で戦うストレスは、並大抵のもので無いだろう。彼は作中で何回もイラクに派兵されている。そして彼のような精神的な強さを持った人間でも、最後はPTSDになっているので、並の人間には到底耐えられない過酷な環境だと感じる。
彼が向き合ってきた地獄の戦場を考えると、自分の悩みが小さく思えた。
正義とは
160人を射殺した1人の優しい父親
2022.96本目
緊迫感のあるシーンがずっとつづき心がドッと疲れて、主人公と共にPTSDになりそうなくらいだった。
言い換えるなら、それくらいリアルで戦争というものについて考えさせられる映画だった。
クリスを英雄とも、悪魔ともせず、「160人を射殺した優しい父親」として淡々と描いていたのが良かった。
「俺たちのやっていることは正しいのだろうか?」と問いかける兵士が私たちの心も揺さぶる。
正しいことなのだ、(そう思わないと心がもたない)とクリスが必死で精神を保とうとしているようにみえる。とにかく苦しい。
エンドロールでの実際の映像、クリス本人の顔や雰囲気も演じていたクリスそのままで驚いたのと、国をあげて式が行われていたことに驚いた。本当にアメリカの英雄だったのだなぁと。
イラク戦争は2003-2009年。
クリスが射殺されたのが2013年。
この戦争は、過去の事件、過去の人物の話ではなく、
私の生きてきた現代の話なのだと改めて。
狼を悪く言うが、狼は犬よりも絆が深い動物。勿論、自分達の縄張りが侵されない限り人を襲う事はない。
狼を悪く言うが、狼は犬よりも絆が深い動物。勿論、自分達の縄張りを侵されない限り人を襲う事はない。つまり、アメリカは狼の縄張りを荒らしているのでは?
実話だから仕方ないが、反戦映画ではない。
彼はアメリカ人にとっては英雄かもしれないが、敵にとっては『死の男』その彼が殺されたのだから、敵にとってはメデタシメデタシ。残念なのは、首が捕れなかった事。
イーストウッド監督の意図する所がどこにあるのか?この映画を見ただけではわからない。アメリカの行ってきた『侵略戦争を正当化している』様に見えるが、エキセントリックに感じる。イーストウッド監督は銃社会を肯定する立場と聞くが、日常に銃が妙に溶け込んでいて、エキセントリックな結末に繋がっている様に見えた。つまり、銃社会に対するアイロニーなのかも、と僕は感じた。
まぁ、僕のイーストウッド監督に対する『ひいきめ』だと思うが。そうでなければ、単純なアメリカの侵略戦争に対するプロパガンダ映画でしかない。反戦映画ではないと断言できる。
また、同じ様な題名の『ロシアンスナイパー原題 セヴァストポリの戦い』があるが、同じプロパガンダ映画かもしれないが『お国の為』の意味合いが違う。あの戦いは『祖国ソ連をナチスの侵略から守る』だった。この戦いは『911でやられたのてやり返す。』言葉を換えれば『911でやられたのだから、戦場で子供を殺しても仕方ない』って事。その証拠に現地人を野蛮人と呼んでいる。
さぁ、イーストウッド監督はエキセントリックな人だ。
伝説のスナイパーと呼ばれた英雄クリス・カイルの実話。重いというより...
普通に面白い
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