アメリカン・スナイパーのレビュー・感想・評価
全691件中、601~620件目を表示
席を立てなかった
クリス・カイルの生き方から何を考えるか。
もっとプロパガンダ的主張がある映画だと思ってたら大間違い。そんなしょうもない映画ではありませんでした。
個人的な次元で展開されていて、反戦でも賛美でもない。ただ一人の伝説と呼ばれた男の顛末が描かれているのみであり、そこから感じ取るものはそれぞれあるかと思います。愛国とか正義とか陳腐な話ではありません。
クリントイーストウッドも84かそこらで体力あるなと感心しますが笑、ここ最近の彼の映画の中でも一際輝く傑作になっている。今のアメリカでこんな映画が出てくる事すら感動した。
惜しくもアカデミー賞は逃したが、世相とはかけ離れているから仕方ないでしょう。今、日本もいささか物騒な議論がかわされている中で、こういった映画は戦争について「正しく」考えるきっかけとなるはずだ。もちろん何が正しいのかは誰にもわからないが、少なくともアメリカが歩んだ道が他人ごとでは無くなる日は近いのかもしれない。
エンドロールの沈黙の意味も人それぞれかもしれない。とにかく観る価値あり。
戦争への問いかけがしみる。
この話題作を、長い間待ちわびた。
テーマは「戦場で射殺する父」の
葛藤だと思ってたけど、
描かれてたのは、
戦争に壊されていく伝説のヒーロー。
今までたくさんの映画が
そのテーマを語ってきたけど、
実話のリアリティーが
深みをだしている。
ただただ脚本が残念。
主人公と周りの関係性や
PTSDのツジツマが
あまりにも上っ面でした。
しかし淡々としがちな題材を、
ドキドキする展開にもっていく演出は、
さすがのイーストウッド監督。
そして、驚いたラストシーンへ。
やっぱり実話は泣ける。
無音のエンドロールに、
当事者たちは誰も悪くないはずの、
戦争への問いかけがしみる。
病んだアメリカは、
今もずっと続いている。
やたら戦場の臨場感あるなぁ
と思ったら、
今日アカデミー音響編集賞を
獲ったみたいですね。
まさに、劇場で観るべき映画。
イースウッドが使命として撮った作品。
タイトルなし(ネタバレ)
IMAXにて鑑賞。
目や耳では楽しめたが、心はあまり満たされなかった。特に戦場の仲間との人間関係の描写が少なく、あくまで主人公を軸に他には軽くタッチする程度で、主人公が悲しんでいても、自分とは距離感ができてしまった。もっと仲間との関係を掘り下げて、なんでPTSDになってしまったのか、その決定打があっても演出的には面白かったのではないか。リアリティーと言えばおしまいだが、緩急がなかったのは残念。この距離を短くするには、やはり脚本の力にかかっているのではないか。しかしながら、臨場感は素晴らしいものがあったと思います。
ドキドキさせられる
わぉ
うーん
ただ淡々と
(´-`).。oOやるせない、
暗かった
戦争の暗い側面をとても暗く描いていて暗い気持ちになった。イラク戦争やアラブとのアメリカは弱い者いじめをしているような印象があったのだが、アメリカ軍の兵士も手ごわいアラブの兵士に充分ビビっており、苦しい戦いをしていた。
狙撃は、自分は安全な場所にいて敵をこっそり狙い撃つ行為で、どこか後ろめたい気持ちがありそうだった。彼が屋上から地面に降りて海兵隊と一緒に戦うところは、狙撃の爽快な感じがなく泥臭く危険で怖かった。
命がけで戦い、合計4回もイラクに行っているのに、奥さんは気軽に文句を言っていて嫌だった。その批判はイラク兵の銃弾と同じレベルで彼を苛んでいるのではないだろうか。
伝説と呼ばれ、喜ぶどころか当惑しているところが印象的だった。
IMAXシアターで見たのだが、それほどド迫力ではなかった。普通の劇場でよかったのではないだろうか。
全691件中、601~620件目を表示













