エベレスト 3Dのレビュー・感想・評価
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鑑賞記録5
登山映画が好きで
不合理な衝動とドーパミンの2次関数
「なぜ山に上るんだい」というライターのクライシーの質問に、言い淀む面々。死のリスクを冒し、普通なら数年分の貯金になるだろう蓄えを散財し、家族には白い目で見られ、なおかつ苦しい。得られるものは究極の自己満足のみ。「山があるから登るのだ」も、「登れるから登るのだ」も、「すべてのサミットを制覇するのだ」も、聞き手が望んだ明確な答えにはなっていない。
人間はなぜ時々不合理な選択をする生き物なのか。
糖質ダイエット明けのご褒美のハーゲンダッツのように絶対的に不合理な衝動を解放することが、最もドーパミンを吐き出せる行為だからなのかもしれない。
実話ベースでかなり平坦に描いていたため、日本人は別として、ほとんど誰が誰か区別がつかなかったが、特に思い入れをせず脚色をしないドキュメント的な引いた視点は受け手に見方を選べる「隙間」を残していて、自分にとっては好感触だった。
エベレストの疑似体験装置としては楽しめた。
美しさと危険さを合わせ持つ山、エベレスト 1996年、登山に挑み嵐...
畏怖の山嶺
1996年に起きたエベレスト最悪の遭難事故(記憶に新しい2014年の遭難事故が起きるまで)を映画化した山岳サバイバル・ドラマ。
奇遇な事に競作となった日米エベレスト映画。
残念な事に日本の山岳隊はハリウッドの山岳に勝てなかった。
まず、登頂前に準備。
実力派たちのアンサンブルは名前を聞いただけで食指をそそる。
専門的な用語や登頂法は山の知識ゼロの人にはちと小難しいかもしれないが、珍獣ハンターの山岳プロジェクトを見ていたので難なく理解出来た。ありがとう、珍獣ハンター。
山岳映画の醍醐味の一つ、絶景を堪能しつつ、いよいよアタック開始。
史実なのでネタバレってほどじゃないが、中盤で登頂に成功する。
が、最も事故が起きやすいのは下山の時と聞く。
そもそもこのアタックはトラブル続きだった。
道具の不備、メンバーの体調不良、登頂スケジュールの遅れ…。
本来ならここで登頂を断念すべきだった。
だが、どうしてもやめられない理由があった。登山家としての性とは別に、“ビジネス”としての理由が…。
山に登った事の無い自分が言うのも何だが、プロとしてあるまじき行為。
それらが絡み合って、誤算となる。
そこにさらに襲いかかる、エベレストという猛獣…。
スケール、迫力、緊迫感、極寒の痛さ…。
さすがに全てが実景って訳じゃないのは致し方ないが、劇場3Dで観ていたら本当に肌に伝わるような感覚に陥っていただろう。
ジョシュ・ブローリンがクレパスに梯子を掛けて渡るシーンなんて、怖ッ!
山岳アタックとサバイバルに主軸を合わせたのも見易い。
惜しむらくは、劇場3Dで見れなかった事。
確かに少々盛り上がりに欠け、遭難シーンは似たようなシーンが続く。
豪華キャストもフードを深々被って誰が誰やら。
でもこれは実際にあった悲劇を描いているので、この描き方は間違ってない。
映画として楽しめるかどうか。
酷評でもないが絶賛でもない微妙なレビューが多いが、それほど悪くなかったと思う。
スケールも映像の迫力も極限状況下の過酷さもドラマ性も平坦だった日本のエベレスト映画の方を先に見てしまったせいかもしれない。
予算も規模も設定も何もかも違うんだから比べるのはよくないのは重々承知なんだけど…、ゴメン。
こういうのを見せられたら、“神々の山嶺”なんて大層な副題は付けられない。
“畏怖の山嶺”
エンドクレジットのメンバーの実際の写真が見ていて悲痛。
あの日本人女性登山家には誇りを感じるも…。
山は美しい
エベレストは美しく,そして恐ろしい。
所詮、ツアー客描写
なぜ人は山に登るのか?
本当のことを言ってしまうと山に登るのに意味がなくなるのか?登山家はそれなりの理由をいうけど、そんな理由でエベレストは登れないだろう‼と言うことがよくわかる。
なんでこんなチャレンジをするのかわからない。何を証明したいのだろう?チャレンジした人にしかわからない感動や衝撃がまたチャレンジしたいということに繋がるんだろう。
山にヘリで上がることすら大変なのがわかった。
極限の恐怖
実話だからなぁ
期待より盛り上がらない
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