「トヴェイト」博士と彼女のセオリー ヨッシーさんの映画レビュー(感想・評価)
トヴェイト
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最後まで恋愛に視点を置いた単なる伝記映画だった。
病気や研究について取り立てて大きく取り上げるでもなく、二人の心情、というより妻の心情を主に描いた映画であった。
レッドメインの演技はさすがのオスカーウィナー演技だし、映像や演出も美しかった。
素敵な普通の伝記映画だった。
そう“最後”までは。
だがそれが、“最後の最後”の巻き戻しと宇宙をバックにしたエンドクレジットにより大傑作になってしまった。
その手法自体は別に目新しいわけではないが、この題材でこの演出をやられるのはズルい。思わず涙が出てしまった。
それにしても、これや「6才のボク」を押さえてオスカーを受賞したバードマンが本当に期待値マックスになってきたな。
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