クラウンのレビュー・感想・評価
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思ってた以上にグロくてびっくり!
久しぶりに、“ザ・アメリカ”なB級ド定番スプラッター映画を観た気がする。笑
父親が子供のために、借家からピエロの服を借りて着たばっかりに…可哀想過ぎる。
少しずつ…少しずつ…身も心もピエロに侵食されていく様は恐怖を感じた。
ピエロの鼻を食べた飼い犬までおかしくなるなんて。
良い演出でした。笑
ピエロ化した父親がどんどん凶暴になっていって、思ってた以上に子供を○しはじめて、どんどんグロくなっていったのでちょっと驚いた。
最後は悲しい結末だった。
あのピエロの衣装は一体なんだったんだろう。。
やっぱりピエロはちょっと苦手。
日野日出志先生の『蔵六の奇病』をリスペクト。だが。
クラウン
こう言った映画では、事件が、なぜ夜起きるんだろう。
児童の人生を考えると、この位のお話で怖がる訳にはいかない。
意地悪な子供なのかもしれないが、何一つ報われる事無く殺戮にあってしまう。
それがイデオロギーが含んだ過去の何かに対するアイロニーとかなら許せるが『殺戮を怖がる』その程度だけなのだろうか?こんなもので、怖がる訳にはいかない。だから、心理的なシュールレアリスムもなければ、ペシミズムの欠片もない。
誤解されたくないが、それならばいっそ事過去の事件に囚われる事なく殺戮のみを描く方が寧ろ報われる。
勿論、カフカの如く『変身』した者は死を迎えるべきが定石だと判断する。
追記
『母親が自分の息子の為に他人の児童を生贄にしようと躊躇う』そのくらいかなぁ?出鱈目に怖いとすれば。
ペニー・ワイズの知り合い?
フェイク予告から実際の劇場用作品が出来るなんて、アメリカは本当にグレートな国である。そんなアメリカにはピエロ恐怖症という病がある程、ピエロは特別な存在である。ピエロ(道化師)は人を楽しませる為の存在であっても、映画作品になると凶暴な化け物扱いされるキャラクターであり、良いのか悪いのか分からない存在だ。 子供を喜ばせようとピエロに扮し、結果衣装が脱げなくなるというコントの様な展開から始まり、真っ赤な付け鼻を離そうと力任せに引っ張り、鼻の肉ごと削げ落とし、衣装を切ろうと刃物を使った所、手首を切ってしまい・・・と本当にコントさながらの展開であり、思わず笑ってしまった。 だが、イーライ・ロス製作もあってか、ここから先は笑えないシリアスな場面になる。別にタブーでは無いが、「子供を喰い殺す」という展開が待っているのである。殺害シーンそのものは流石に描かれないが、殺害後の残虐なシーンは流石イーライ・ロス。R-15+の理由はこれである。子供を大切に育てていた主人公が、自らの命の為に子供を襲ってしまうシーンは心が痛む。B級路線が強いが、この様なドラマパートも丁寧な構成であり、見応えのある作品となっている。物語にパンチが無いのと、怖いと思うシーンが少ないのが残念ではあるものの、ノリで作った様な作品の割には完成度の高い作品だ。
ごちゃごちゃ
恐怖心を煽られる感じでもなくてホラー要素も 物足りなかった。 まぁ怖いのが苦手な人には見やすいのかも 母親が葛藤するのは面白かったけど、それが強すぎて父が主役なはずなのにどっちが主役か分からなくなった。
何故この監督がディズニーに!?
ちなみに笑われ者がピエロと呼ばれて笑う者がクラウンって呼ばれるらしいですよ。だからペニーワイズも今作のケントもクラウンって呼ばれてるんですね。ためになったねー さてさて本題の映画についてです。面白かったです。この監督があの学校モノに青春恋愛モノを作ったとは思えませんね。それくらい本作はホラーとして面白いです。 自分が自分でなくなるのは怖いですね。
いつの間にか映画始まってた🤡
ピエロちゃんのヅラや鼻、洋服が脱げない事件。 だけど、ホラーなのよ系。 息子の誕生日をピエロで祝ったお父ちゃん。 だんだん凶悪ピエロになってゆく。 最初の10分大事です。 前半からピエロの逸話などあり楽しめましたが、ネタがネタだけに2時間弱保つのか不安でw 殺人鬼ピエロ🤡母は強し🤱 なんだこの軽快とカントリーなエンドロールはw 丸大ハンバーグが食べたくなる✨(ギリ世代です) 子供の誘き寄せ方はやはりitには勝てないかな。 まだ、発展途上だしなw だけど、ピエロっていつの頃から子供を襲う怖い存在になったんだろうね💦 いつかエイリアンvsプレデター、フレディvsジェイソン、貞子vs伽耶子の様に、ペニーワイズvsクロインが観たい。
おうち-215
むちむちポーク!むちむちポーク!むちむちポーク!シャレにならない! まず映画化となったいきさつと、そしてこの監督がのちに『スパイダーマン』シリーズの監督になるという、アメリカンドリームすぎる件で既に☆加算。 勝手に名前を借りられて、でも気に入っちゃって製作を買って出たのがイーライ・ロスこと変態(誉め言葉)ですからね、あの谷底にズドンと落としてくる感覚(誉め言葉)、いまだに『ルイスと不思議の時計』はファンタジーのふりしたホラーじゃないかと思って観れてないから。 子供のバースデーパーティのために、仕事場で見つけたピエロ衣装に身を包んだら、脱げなくなって、どんどん悪魔へと変貌していくお父さんの話。 んで相変わらず容赦ないのが、子供ばっかり食べる設定。この悪趣味、イーライ色。いや、誉めてます。悪趣味で双璧をなす(?)アリ・アスターより全然方向性つかめるもん。 どんどん食欲を増して我を失っていくお父さんvsお母さんwithピエロの衣装の謎を知るじいさん、という構図。 どういう決着にするのかなーと最後まで飽きずに観れました。 冒頭の「むちむちポーク!」、これ知ってる人います?私知らないんですけど(笑) 歌だけなぜか聞いたことあって、主題歌に合うんじゃないかと思いながら鑑賞してたので、使わせてもらいました。
ピエロの怖さが足りない
B級モンスターホラーでセオリー通りなのだが 画面のインパクトが無く、全体的に地味 オチもベッタベタすぎて特筆すべきことがない 恐怖心よりも消化試合感が否めない 真面目なホラーとしてはピエロの得体のしれなさというものが表現できていない スプラッターシーンが安上がりに出来上がっていてあまり衝撃がない かといってフィーストやキャビン・イン・ザ・ウッズのようにネタに振り切っていない 個人的には主人公の内面的変化でピエロになりきって事件を起こしまくる 最終的に捕まらないで世界のどこかでピエロとして事件を起こしている・・・ という幕引きならベタでもまとまりが良かったと思うが これじゃ恐怖のピエロ映画じゃなくて恐怖の衣装映画だ バッドマンのジョーカーのほうがよっぽど怖いピエロだとおもう
奥さん最低すぎ
この手のホラーの鉄則としてキャラが基本的にアホであることが大事なのだが(優秀だと完結しちゃうので)、いくらんでも奥さんが最低すぎる。 まぁよくあるB級ホラーとしては悪くない出来。程度だろうか。
ITより面白いかも
無駄な前置きがなくテンポ良く話が進んでいくのでサックと観られる ダブル電ノコで斬首自殺を図ろうとするシーンはちょっとコメディ 子供を食している描写とラストに一捻りあれば評価3.0だった
設定がおもしろい
ピエロの衣装を着たら脱げなくなり.....
という、ありそうでなかった設定。
ホラー映画の常連であるピエロを、生々しく描かれていたと感じる。
個人的なお気に入りは、遊具のパイプの滑り台?での殺戮シーン。
もし自分が子供のころに見ていたら、トラウマになっていたと思う。
現実の楽しい世界をいかに怖く見せるか、その点がうまいと感じた。
ストーリーの展開としては、スタンリーキューブリック「シャイニング」と少し似ているような。
どちらにも当てはまることは、身近の人が豹変したときの怖さ。
ちなみに、監督ジョン・ワッツはスパイダーマンHCとFFHの監督さん。
ホラーもアクションものも恋愛ものも撮れる幅広さは、これからの作品も期待大です。
一番輝くシーンはいずこ
ザ・優等生なホラー映画。 「たまたま身につけたピエロの衣装がとれなくなり、やがて邪悪な存在へと変化する」設定はもちろん、ムダのない展開、丁寧な撮影、説得力のある特殊メイク…。どれもスマートを気取ってるようで、ちっとも怖くない。 なんだ? なにが足りないんだ? いや、言い出せば足りないところはいくらもある。特に、撮影や編集、美術といった映像テクニックがこなれているだけに、脚本の粗が目立つ。 【以下ネタバレ】 とれなくなったピエロ衣装、たしかに気持ち悪くはあるけれど、ことの真相を知るのが早すぎないか? 「なぜか恐ろしい者になっていく」不気味さをもっと味わいたかった。 「妻が妊娠中」の設定にはなんの意味が? 幸福な生活との落差を出すためなら、もっと早く夫が知ってラブラブ〜なシーンがあってもよかった。それよりも、私はてっきり「子どもならまたできるんだし、一人くらいいいじゃないか」的鬼畜な展開になるかと思った…(ならなくてよかった」。 「食われる子どもは冬の間、一月にひとりずつ(一年間に計5人)」ではなかったの? この設定がゆるく崩壊したあとでは、怪物の正体や行方がどうでもよくなってしまった。 この映画のように「自分ではない者に自分の身体が侵される」系の話では、よく内面で自己と他者の攻防があるものだけど、この映画にはそれがない。そんなはっきりとした構図ではなく、グラデーションのように徐々に自分が変化していくものなのだろう。それはそれで、いじめっ子が標的になる理由もわかる。子どもをいじめたあの子が憎い=父親の気持ち、子どもを食べたい=怪物の気持ち が入り混じった行為なのだ。だとしたら、変わりゆく父親/夫の怖さを、もっとじっくり描いてほしかった。 私がこの映画でもっともグッときたシーンは、靴を突き破るほどに大きくなった足をゴミ袋でぐるぐる巻きにして隠した主人公が、いたたまれない様子でバスに乗るシーンだ。「人間性はまだあるのに身体が勝手に変化していく」切なさが見事に表れていて、こうしたドラマがもう少し深掘りされていたらと思う。 ラスト、完全な怪物になってしまった主人公が元の声や話し方を使って妻を懐柔しようするシーンでは、子どもの「あれはパパじゃない」一声と怪物然として襲いかかる主人公の姿に妻も我を取り戻すわけだけど、実はかすかに残った父親/夫の心が、わざと子どもを襲うフリをして妻にトドメを刺させたのだと思うと(そんなことでは絶対ないのだけれど)たまらない気持ちになる。そんなことならよかったな。 ダラダラと重箱の隅をつつくような不平不満を書き連ねてきたが、結局のところ、これらを吹き飛ばす「凄み」がこの映画には足りないのだ。それはまるで、優等生であるがゆえに自分の一番輝くシーンを見つけられず、苦悩する就職浪人生のようだ。 スッキリと体良くまとまったハナシ。それ以上でも以下でもない。
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自宅にて鑑賞。子供を狙ったピエロのシリアル・キラーと云えばS.キング『IT』の“ペニー・ワイズ”のモデルにもなった“キラー・クラウン”ことJ.ゲイシーだろう。そして福井県の民話で吉崎御坊・願慶寺に実物(般若の面)が残る『肉附きの面』を彷彿させる。子供達を悦ばせる為だった“ダモ”が、逆に恐怖の対象となってしまう。設定としてコメディっぽく思えるが、しっかりスリラーしていた。悪に魅入られ、守りたい者の為に誘惑に乗りそうになる件り等、厭きさせない構成が巧い。子供の描き方も佳かった。なかなかの良作。70/100点。
・“ケント”のA.パワーズも佳かったが、“メグ”のL.アレンの演技が特に印象にに残った。ところで犬の“シャドー”は殺された後、着け鼻はどこに行ったんだろう?
・J.ワッツ監督と共に脚本を手掛けたC.フォードの二人が作り、"You Tube"に投稿したフェイク・トレーラー(この中で"From master of horror Eli Roth"、製作総指揮にQ.タランティーノ・E.ロス、監督E.ロスと出鱈目に無断で表記)が、E.ロス本人の目に留まり本作が実現した。実はE.ロス自身、フェイク・トレーラーがQ.タランティーノに認められ、世に出た経緯がある。尚、本作ではE.ロス自身、序盤にカンカン帽を被った赤い髪のクラウンとして出演している。
・イタリアでは、本作のポスターが余りにも怖いとの理由で、規制されたらしい。
・鑑賞日:2016年3月19日(土)
コップ・カーのリアルさが欲しかったが
個人評価:3.6 月並みのB級ホラーだが、子供を食べるという設定が、なかなか際どい設定である。 コップ・カーやスパイダーマンの監督だけあって、一つ一つのシーンが丁寧に作られているので、深みのないストーリーだが、入り込んで見る事ができる。ただ最後のアクションシーンが、もっと作り込んでいてくれればと思う。
CLOWN/クラウン その衣装を着たら、終わり。
まず、本作の映画化に至るまでの経緯が面白い。 2人の無名のフィルムメイカーが、YouTubeに偽のホラー映画の予告を、イーライ・ロス名義で無断で投稿。 そしたら、ロス本人からクレームどころか気に入ったとの連絡があり、彼のプロデュースでまさかの映画化が決定! この時無名のフィルムメイカーだったジョン・ワッツは、今や『スパイダーマン:ホームカミング』の監督に大出世…。 本当に映画の世界は何が起きるか分からない。 さて、作品の方は… 息子の誕生日にピエロの格好をして喜ばせた父親。 ところが、衣装が脱げず、肌に同化してしまう。 その衣装は呪われた子喰いの怪物のもので、どんどん怪物化していく…。 ホラー映画と相性のいいピエロ物。 確かにB級で、一発アイデアだが、そのアイデアがユニーク。 メチャ怖いってほどではないが、 電動ノコなどを用いて衣装を切り離そうとしたり、赤鼻を剥がそうとするシーンは、イタタタタ! 園内パークの遊具の中に潜み、子供たちを襲うシーンはなかなか。 グロ描写も要所要所に。 この手のB級ホラーに必須の笑いの要素。一応シリアス真面目にやってるが、恐怖と笑いは紙一重と言うか、ちょいちょい笑えそうにもなってくる。 見せ場はきちんと抑えている。 一児の父であり、子供を襲う怪物の本能に苦悩する主人公。 夫を救おうとする妻。 最後は助かって、お決まりのハッピーエンドかと思いきや…。 最後、保管されたピエロの衣装。 この衣装が何処かに出回り、そうとは知らず、もし着てしまったら、その時あなたは…!? 怪しいピエロの衣装にご注意を。
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