クラウンのレビュー・感想・評価
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設定がおもしろい
ピエロの衣装を着たら脱げなくなり.....
という、ありそうでなかった設定。
ホラー映画の常連であるピエロを、生々しく描かれていたと感じる。
個人的なお気に入りは、遊具のパイプの滑り台?での殺戮シーン。
もし自分が子供のころに見ていたら、トラウマになっていたと思う。
現実の楽しい世界をいかに怖く見せるか、その点がうまいと感じた。
ストーリーの展開としては、スタンリーキューブリック「シャイニング」と少し似ているような。
どちらにも当てはまることは、身近の人が豹変したときの怖さ。
ちなみに、監督ジョン・ワッツはスパイダーマンHCとFFHの監督さん。
ホラーもアクションものも恋愛ものも撮れる幅広さは、これからの作品も期待大です。
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自宅にて鑑賞。子供を狙ったピエロのシリアル・キラーと云えばS.キング『IT』の“ペニー・ワイズ”のモデルにもなった“キラー・クラウン”ことJ.ゲイシーだろう。そして福井県の民話で吉崎御坊・願慶寺に実物(般若の面)が残る『肉附きの面』を彷彿させる。子供達を悦ばせる為だった“ダモ”が、逆に恐怖の対象となってしまう。設定としてコメディっぽく思えるが、しっかりスリラーしていた。悪に魅入られ、守りたい者の為に誘惑に乗りそうになる件り等、厭きさせない構成が巧い。子供の描き方も佳かった。なかなかの良作。70/100点。
・“ケント”のA.パワーズも佳かったが、“メグ”のL.アレンの演技が特に印象にに残った。ところで犬の“シャドー”は殺された後、着け鼻はどこに行ったんだろう?
・J.ワッツ監督と共に脚本を手掛けたC.フォードの二人が作り、"You Tube"に投稿したフェイク・トレーラー(この中で"From master of horror Eli Roth"、製作総指揮にQ.タランティーノ・E.ロス、監督E.ロスと出鱈目に無断で表記)が、E.ロス本人の目に留まり本作が実現した。実はE.ロス自身、フェイク・トレーラーがQ.タランティーノに認められ、世に出た経緯がある。尚、本作ではE.ロス自身、序盤にカンカン帽を被った赤い髪のクラウンとして出演している。
・イタリアでは、本作のポスターが余りにも怖いとの理由で、規制されたらしい。
・鑑賞日:2016年3月19日(土)
体が変わっていく前半が怖い!!
日本人には馴染みの薄いピエロは、海外の子供たちにとても親しまれているのが良く分かりました。前半は体が変質していく様がとても怖くて楽しめましたが、妻視点になった後半はごく普通の内容で残念でした。鑑賞後の後味も往年の「ザ・フライ」より切なさが弱いと思います。前任者には5人要求し、今回は1人で勘弁してやると言ってくれた悪魔さんマジ優しかったです。子供たちにどんどん観せて怖がってもらいたい映画でした。
惨劇のチャッキーチーズ
冒頭でチャッキーチーズってセリフ(字幕ではファミレス)が出てきて、フリかと思ったらトンでもない場所が出てきてビビった。
まず、ピエロって悪魔なんかい!しかも、子供限定のカニバリズムが行われていておどろおどろしいし、元悪魔ピエロのおっさん呆気なく退場してるけど、フェイク予告⇒映画化っていうグラインドハウス方式で見つけ出した学生を監督にするイーライ・ロス素晴らしい。
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