あと1センチの恋のレビュー・感想・評価
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実に心地のよい拾い物。
ほかの映画を見に行ったつもりが、上映日を間違えていたため急遽。
恋愛映画らしいのだが、いったいどんな映画なんだ?
来場者はなぜか若くてキレイな女性がヤケに多い。
その、若くてキレイな女性達を惹きつけるワケは・・・・・・。
明るく美しく魅力的で、しかも自分のやりたいことをしっかりとやり通すヒロイン。
ハーバード大学医学部に合格する頭脳を持ちつつ、しかもカッコいいボーイフレンド。
ヒロインをつねにあたたかく包み、寛大な心で見守っていて、会話にはユーモアもあるお父さん。
ヒロインの心の機微を、そしてだれもが感じたことのある恋愛におけるもどかしさを、
見ているものにわかりやすく、そして繊細に伝えてくる脚本。
ヒロイン以外のセリフの数々も、説教臭くなく、ウィットに富む。
ちょっとした脇役にも味があって、しかも適材適所な配役。
貧乏くささを微塵も感じさせない、それでいて手の届かないほど贅沢ではないファッション、インテリア。
テンポのよいストーリー展開。
エロさを感じさせない下ネタ。
美しい映像。
楽曲の選曲、使い方の秀逸さ。
いやあ、実に心地のよい拾い物。
これを若い女性だけに見せておくのは惜しい。
世間にすれてしまったオヤジも、間違いなく胸キュンしてしまう映画。
登場した下ネタ、お下劣お下品にまでは至っておらず、しっかし大笑い。場内でもっとも自分の笑いが弾けていた。
あのシーンで笑えない方は、ヴァージンとヴァージンボーイにちがいない。
いま思い出しても笑える。
全然たいしたことなかった
前評判が高かったから、すごく楽しみにしていたのに、全然切なくも、胸きゅんもなかった…普通だった。
主人公のふたりは、お互いに胸の奥底で好き同士なのに、どうしてすぐ目の前に現れる人と付き合ったりするのかな?
本当にどうしても、その人を手に入れたいなら、もっとなす術はあるでしょ‼︎結局、傷つくのが怖いだけってこと?なんだかタイミングが合うか、合わないかだけで、ふたりはなんの努力もしてないよね、恋に対しても、人生に対しても。
少女マンガを映画化した邦画となんら変わらない。
「抱きたい関係」や「ラブ&ドラッグ」みたいな切なくって、キュンとくる作品を期待してただけに、残念。
わざわざ映画館で見るまでもなかった。DVDで充分。
ベサニーが可哀想
ほとんどの人は最後の展開は想像できたと思う。だけど、結局ふたりは結ばれなかったほうが、映画としたは良い作品になったのではないか。
二人の子どもの頃からの夢を実現するのに、どんな努力をするのか期待していたのに、彼は医者になったのかどうかもはっきりしないし、彼女は余り努力もせずに父の遺産でホテルを建ててしまって、何か肩透かしっていう感じ。
二人は結ばれないけれど、お互いの夢の実現のために応援し、心の支えになっているとう展開がよかったのではないか。
映画の中では、最後に彼が彼女の元に戻って二人は幸せになると思うけれど、結婚式、披露宴まで挙げても結局別れるようにさせられてしまった(私の想像ですが)、ベサニー(高校の頃から彼が好きだったモデルになった人)が、なぜか可哀想、・・・・と思うのは私だけかな?
ありきたりだけどかなり泣けた
キャラがない
主人公格がこの2人である必要が全くない話だと感じた
それは単にキャスティングという意味ではなく内容として。
幼馴染で育ってきたがゆえにそこそこ馬が合うという程度の関係にしか見えないんだよね、この2人。
男の方がボストンに旅立ってから出会うのは絵に書いたようなクソ女ばかり。リリーコリンズとの対比として象徴的に描かれてるけど実際の恋愛ってこういうもんじゃなくねーか。笑
これだと相対的に安定した女って風にしか見えない。男にとってこの女じゃなきゃダメなんだって思わせるのが夢の下りだけってのはな、どうにもしょーもない。違う女と付き合ってみたらクソだったからやっぱお前の方がいいわー笑 って感じでしょ、要約すると。何の教訓もねぇ浅はかな話に終始してるよそれじゃ。
むしろ男がボストンで付き合った女は別に何の問題もないし、安定した生活を送ってるけど、何かが足りない、リリーコリンズは完璧な人間じゃないけど、彼女じゃなきゃ得られない何かがある。それを求める為に現在の生活を捨てるって構成にした方がドラマティックだし説得力があるんじゃないのって感じた。
とにかくこの話では起こる出来事が主人公達を引き離したり出会わせたり、一喜一憂させる為にしか機能していない。つまり主人公達がどういう葛藤を抱えて、あるいはどういう感覚をもって物事に臨む人間かが全く描かれてないので、映画が終わってもこの2人のキャラが一切掴めない。
話を終わらせるタイミングに必然性もないし、無理やりハッピーエンドにしました!感がすごい。そりゃそうだろな、この映画な登場人物は出来事に振り回されるだけで、自ら考えることをしてないもんな。全く関係ない第三者が何も考えずとりあえずハッピーエンドにしなきゃって動けばこうなるよなって感じの終わり方。
映像もキレイだし、リリーコリンズはとにかく可愛い。頭一切使わないでキレイな物だけみたいって人にはオススメの映画かな。
うん、なかなか。
おしい気がする
前半のストーリーは少し凝った設定にしてあって今までにあんまりない恋愛映画だと思った。
後半の詰めすぎ具合はほんとに残念だった。
急いで作ったのかと思う位ばばばって物事が進んで、今までに見たようなシーンがたくさんあった。
感動の演説シーン?の予定だったか分からないが全く感動せず、頭にもはいってこなかった。
全体を通して音楽がうるさすぎる。
また、なんだかんだ主人公のふたりが色んな人と遊んでる気がして、感情移入が難しかった。
それを除いてみれば全体の雰囲気は良かった。
SNSを用いた現代感をだした撮りかたも良かった。
多分高校生のとき見たらめっちゃハマると思う。
年齢制限対象映画
日本の題名が…
すれ違いの恋
ファック
2015年一発目。
何故か思い込みで重くシリアスな恋愛映画だと思って見に行ったので、終始軽くて適当で逆に見易かった。
リリー・コリンズがとにかくキュート、それだけでも見る価値あり。
最後は二人はくっつかないエンドなのかな、それもありかな、とか思ったけど、あっさり終わっちゃった(笑)
小ネタも面白かったし、映像も音楽も素敵だったし、ハッピーエンドだったし、新年最初がこの映画で良かった。
今のところ今年のベストワン(当たり前)
超現実路線で問いかける、〝男女間の友情”とは・・・?
【賛否両論チェック】
賛:男女間の揺れ動く微妙な友情を見事に体現。主人公を受け入れる両親や、親友の飾らない励ましなど、他人の温かさを実感出来る作品。
否:清純な恋愛モノというよりは、妊娠や子育てと向き合う現実的な路線なので、好みは分かれそう。展開もやや予定調和か。
基本的には「男女間の友情」をテーマを軸に話が進んでいきます。愛する人がいるはずなのに、本当にその人といて幸せなのかと自問自答しては苦しみ、そして少しずつ真実の“愛”に気づいていく。その過程が深く考えさせられます。反面、次第に心変わりしていく主人公達の様子や、性描写を割とコミカルに描いていく雰囲気は、好き嫌いが分かれそうなところです。
展開もあらかた予定調和な感も否めませんが、「親子の愛」「親友ならではの愛」など、様々な愛の形を実感出来る作品でもあります。ラブシーンさえ平気であれば、是非ご覧下さい。
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