劇場公開日 2015年11月7日

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「昭和の日本映画ぽくて表情で察する全てを語らない」起終点駅 ターミナル minaizuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0昭和の日本映画ぽくて表情で察する全てを語らない

2019年11月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

モデル女優(本田翼)起用であまり期待はしてなかったけど、脇役の俳優陣が豪華なのと佐藤浩市の演技が好きなので鑑賞した。

まず冒頭の大学時代の彼女(尾野真千子)との再開で二人の静かでお互いを大事にしてる想いが細かい表情で読み取れたのまでは良かったんだけど、なぜ彼女があんな酷い自殺をしたのか説明不足な気がした。ここだけはもう少し丁寧にやってほしかったかな。それを背負って佐藤浩市が裁判官や家族を捨てて、細々とくらしてるのだが最後までひっぱって気になってしまう。

本田翼は演技こそもひとつだが(周りが演技派で揃いすぎてて余計に目立つ)若さと綺麗さと世間知らずな感じが出てて良かったと思う。
静かに進んでいく話だが深みのある話で昔の日本映画を思い出した。

シリアスで悪くない映画。

minaizu