「ザンギにイクラに。」起終点駅 ターミナル ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ザンギにイクラに。
鑑賞後に本屋でチラリと原作をめくったところ、若干変えているんだな
ということが分かった。なのでおそらく小説の方がしっくりくる構成だ
と思える。過去の贖罪を背負いただ孤独に生きる国選弁護士役の佐藤は
相変わらず巧いので安心して観ていられるが、何といっても本田翼^^;の
演技が並外れて似合わない(ゴメンね)。なんでこの配役にしたんだ?と
首を傾げるばかり。主人公と同様の哀しみを抱えている役にしては軽い。
内面の痛みや苦しみが表現できていないので共感するのが難しく、彼女
のせいとは云わないが響いてこない。そこで最も共感を呼ぶのが料理群。
ザンギ、イクラ、冷やし中華、どれも美味しそうですごくお腹が空いた。
(別れた妻子が善人すぎる。家族を裏切り捨てたのなら恨まれて当然だが)
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