セレニティー

ストーリーもさっぱり分からないし主人公たちの動機もわからない
さらには人間関係も分からない
これは伏線となる物語を読んでいる人たちだけが楽しめる映画であり,そうでない人達に向けて公開すること自体が不遜である

海外ドラマの「ファイヤーフライ」の完結編を映画でやった作品だけあって、もちろん一見さんお断りというかドラマ観ていなかった方には何も伝わらないと思われる作品です。でも、ドラマから観ていた方には胸熱でした。

監督は「アベンジャーズ」で一世を風靡したジョシュ・ウェードン。「アベンジャーズ」前の作品になります。ドラマより映画はょっとシリアスになってますね。ドラマ版が好きだっただけあってキャラクターが亡くなったりするのはしんどかったです。そこちょっとマイナスポイントでした。

ドラマはSFと西部劇を融合してて、評価が高かったのに1シーズンで終わってしまってて、でも人気があったので映画で完結させたという海外では珍しいケースです。さすが劇場公開されただけあってドラマの時よりCG とか綺麗だったのでお金かかってそうでした。

ドラマもNetflixにあがってるので、せっかくだったら合わせて観ると「ファイヤーフライ」の世界を存分に楽しめますよ！SF 好きな方には超オススメです。

ネットで視聴（英語字幕）

日本で劇場公開されないとは残念な話だが、ネビュラ賞のベスト脚本賞を受賞するぐらいだから、一般客にはマニアックすぎると思われたのかもしれない。そんなに高い予算は使っていないはずだが、不思議に面白く、スペースオペラ映画の傑作のひとつにあげてもいいのではないか。

英語字幕の分量が多すぎて、読んでいると映画のスピードについていけず、途中から字幕を切って見た。
なので、細かいところがわかっていないのだが、それでもかなり面白かった。ＳＦファン必見のアクション映画ではないだろうか。

●映画の英語
serenity 　 晴朗、うららかさ、(心の)落着き
　主人公たちが乗る宇宙船の名称であると同時に、映画の核心テーマにも関わってくる単語。

Summer Grauが好きで観る人(私など)には十分な作品です。でもSFアクションを期待してる人には、安っぽさを感じるかも知れません。
予算の少なさを所々に感じるかも知れません(笑)小さなスターウォーズみたいな感じを期待して観る分にはいいんじゃないですかね？