セッションのレビュー・感想・評価
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可哀想な人たちが多い。
音程外れても無いのに辞めさせられた人。
自分勝手な理由で振られる彼女。
復讐に利用された現役を引退した人たち。
この人たちが可哀想だった。
心配
パワハラ問題に提議する物語かと思いました。演奏も素人の耳にはとても素晴らしく聞こえましたが、彼がこのあとどうなってしまうのか保護者的な立場で心配です。見てるだけですごいカロリー消費しそうなお話。
本物を目指すこととは
本物を目指すということはどういうことかを考えさせられた。
生徒も先生も、本当にキチガイ。
普通、こういう熱血指導ものは、先生は厳しいけど実は人格者で、最初は生徒も反発していたけど徐々に心を通わせていって、、、という王道のストーリーを想像する。
しかしこの映画は全く違う。そこがとても面白い。
また、キチガイではあるんだけど、
生徒も先生も音楽の世界で本物になりたい、
本物を育てたい、という切実さがある。
それがとても胸を打つ。
そして最後の演奏!圧巻!
最高でした!
タイトルなし(ネタバレ)
子供の頃音楽を少しやってて実際厳しい先生もいたが共感するところが追い詰められた主人公が彼女を切り捨てたのに落ち着いた頃寂しくなって電話するところが「こう言う都合が良い男いるよな!」ってくらいで長くて退屈だった。
確かにラスト主人公が囚われた型を破り無心で演奏してるシーンとフレッチャーの演技は見ものだと思う。
バードになった理由
主人公のニーマンが成長していく姿に自分の過去を重ねてしまった。
自信の無い青年がカリスマ指揮者フレッチャー教授にスカウトされ、自惚れと承認欲求の渦の中でもがきながら無我夢中でドラムを叩き技術を磨いていく。
友人や恋人に高慢な態度を取るのは自分が特別だと認め注目する様にとのアピール、その一方でフレッチャー教授に対しては卑屈になる。我が事を思いだし逃げ出したくなる。
ラストの演奏、遂に卑屈さを捨て演奏者としてカリスマに挑んだ主人公と、自分が待ち望んだ瞬間がまさに今だと気づくフレッチャー、その二人が交わす笑顔が堪らない。
芸術や社会を作ってきたのは、こんな怒りやエゴの中で磨かれ本物になった者達なんだと改めて思い知らされた。
音楽の力で
音楽の話、というよりも突き詰めた根底の精神とかコーチングが肝になっている映画。
激しい指導を魅力的に見せながらも、最終的にはそういう指導を暗に否定している構成と思いました。
肝をそっちに置いてしまったから音楽家の方から否定をくらうのもある意味納得ですね。
業界全部が最悪な印象をもたれてしまうのと、結局技術より精神論の世界なのかと誤解されてしまうので。
終わらせ方は音楽の力で問題をねじ伏せる!といった感じで爽快。
もっとこらしめてやりたい気もするけど、一番ちょうどいいラストかも。
絶句
開いた口が20分くらい塞がりませんでした。
なんでもっと早く観なかったんだろう。
膨らんでは萎んでを繰り返した風船が最後の最後に空気の入れすぎで破裂した感じ。
アンドリューは狂人か→はい
フレッチャーは狂人か→はい
フレッチャーは外道か→はい
フレッチャーは良い指導者か→多分いいえ
アンドリュー好き?→はい
フレッチャー好き?→はい
サイコスリラー映画一歩手前?→はい
最高のラストだったか→はい
セッション好き?→分かんない!でも何回でも観れる!
雑ですがこんな感じでした。
1つ分からないのは、フレッチャーの最後のあれは復讐だったのかどうか。どちらとも言い切れないですよね。
疲れた
名門音楽大学に入学し凄腕の教授に声をかけられ、前途洋々なニーマン。
教授の罵声に耐え、血の滲む練習を繰り返し、人生すべてをかけドラムを叩く様に心臓が締め付けられるような気持ちになる。
そこまでして…そこまでしなければいけない音楽の世界に凄さと怖さを観た。
妬み恨み怒り破滅… 自慢、傲慢… 身勝手…
人間の感情の醜い部分が前面にでていて気分が悪くなる。
ラストシーンで2人は音楽を通して分かり合えたのだと思いたい。
努力
才能とは努力により超越するもの。
昨今の言い方だと思いきりパワハラなんですけど、人並み以上に没頭する努力で才能は開花し引き寄せるものを身につけられる良い映画でした。
教授も文句ばかり言いますが、良いものに対しての飽くなき探究心が指導となっていることが最後に分かる
コレぞまさにプロ根性ではないでしょうか?
最近の若者にはない気持ちの入った良い映画でした
引き寄せられ感が良かった
また観たいですね
セッション
結局フレッチャーとニーマンお互いの事嫌いなの?よく分からん。
フレッチャーは最後の演奏会にニーマンを密告の復讐ために呼んだ→ニーマンは分からずも吹っ切れてドラム叩いた→フレッチャー「ええやん!そのまま曲行こ!」って感じで和解→エンディング
って事?
ドラム演奏は流石にかっこいい。
あんな可愛い彼女を振るニーマンは頭狂ってるとは思う。
ちょっとわかりにくい
私の理解力が悪いせいかネタバレの解説を
終わったあとに見て話の深い意味がやっとわかりました。
密告の所はもう少しわかりやすく表現してもらえると
クライマックスの裏切りからのさらなる復讐と面白く一つ一つのことに感動をしたと思いました。
でもあえてはっきりと描写しないあたりがふわっとしていて視聴者の思考が広がり面白いとも思いました。
私自身、音楽をやっていますが
ジャズドラムはそんなに速さを求めるものなのか?
と疑問に思いました。
音楽に詳しくない人にも速さというのが1番伝えやすいものなのかとも思いましたがもうひと工夫あるとよかったなと。
しかし見終わった後に調べたくなるほどでしたので見て良かったと思った作品でした。
熱量が半端ない。
まずはじめにストーリー全てを包むステイシーの恐怖的指導力に息を飲む。熱量が半端ない。いっときも目を離せない。溢れ出る情熱。
後半、アンドリューが大学退学したあとに、ジャズバーで再会したステイシーの表情が優しすぎる。真正面から向き合い語り合う心地よさ。今までの答え合わせ。新たなスタートを切る。全てを咀嚼して、新たなスタートを…。
…からのまさかまさかの仕返し。圧倒的屈辱に心の動揺半端ない。が、この逆境を自分のものにする。鳥肌もん。
400。音の密度の濃さ。最後本当に本当に、本当に、圧巻。
音楽の映画は外れが本当に少ない。
期待以上!
文句なしに面白い!
前評判どおりの面白さ。
最後のコンサートシーンは、観ているこっちまで息ができなくて苦しくなるほど素晴らしかった。かなり長かったとおもうけど。息をつく暇もないほど、なるほどこういうことか、と。
観終わったあとの空気の美味しいこと 笑
罵倒シーンも多く、苦悩や苦しいシーンがほとんどなのに、なぜこんなにも面白いと感じるのか不思議なくらい。fuckinの連呼 笑
狂気と純粋は紙一重だなぁ。
圧巻されました!
血流すほど過酷な練習してたシーンは、もー、吐き気するほど凄かったし、息吸えなくなりそうやったけど、再会して、再びステージに立って、フレッチャーとニーマンが2人の世界に入ってるところは圧巻されて、最後のお互いの笑顔にやられた。
今までに観たことないジャンルで、本当に凄いの一言につきます。
魂!って感じ
ウィーン行き帰りの片道12時間の間にすること、
寝るか映画しかないだろう!ということで見た映画のひとつ。
これすごい評価されてるのね!
音楽映画っぽいなっという印象だけで再生したけど
いい意味でも悪い意味でも怖かった^q^
へたれの私にはこんな先生耐えれない(笑
でもこのキレ教師のおかげ?で
主人公は殻をやぶって高みへと行くのかといった印象。
ラストの演奏はすごい。
色んなドキドキ
最初から最後まで展開が読めなく、目が離せなかった。
フレッチャーは最後の最後まで読めない人物で、リーマンのその後が分からないため少し消化不良であった。
最後のあの1シーンでニーマンが間違いなく有名なドラマーになるとは予想がつくが…。
映画を見た後は少し胸糞悪いが、勢いがあり、編集や演技が素晴らしく、優秀な作品。
目が離せなかった。
思ってたのとは大分違う内容だった。
先生がニーマンの力を見込んで期待していたのは分かるけど、単なる師弟愛の物語じゃない気がする。
ラストシーンの「密告したのはお前だな」って言葉や、コンサートでやる曲の1曲目が知らされてなかった部分には違和感を覚えた。
それがニーマンを挑発、刺激するための行動だったのか、本当にニーマンを潰しにかかるための行動だったのか……
その真相は最後まで分からず。笑
なんにしろ、呼吸するのを忘れるくらいの緊迫感を味わうことができた!
怪我するほど練習することの大事さ…ですね( ;∀;)
自分を評価するのは誰か?
始め、熱血指導者と必死に応える生徒の感動物語かと思っていたが、違った。
鬼畜先生が、その奥深くに秘めた愛で優しく包んでくれるのはいつか?いつか?…と思って観ていたら、結局最後まで鬼畜だった。彼は納得がいくカリスマを育てたいだけであって、生徒を指導する理由は利己的なものであった。師弟とは全てが優しい関係ではないのだ。
生徒は、鬼畜先生の指導に応えようと、必死に食らいつく。しかし、どれだけ食らいついても先生に評価されることはなく、ついに心砕かれる。いつしか先生の指導方法に疑問を抱き、否定するために裁判まで起こす。
しかし、自分に違和感を感じる。私は今まで何のためにドラムを叩いて来たのか?先生に評価されたくて?そうではないはずだ。
自分で自分を評価するしかないのだ、と気づくのであった。
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