セッションのレビュー・感想・評価
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ちょっとわかりにくい
私の理解力が悪いせいかネタバレの解説を
終わったあとに見て話の深い意味がやっとわかりました。
密告の所はもう少しわかりやすく表現してもらえると
クライマックスの裏切りからのさらなる復讐と面白く一つ一つのことに感動をしたと思いました。
でもあえてはっきりと描写しないあたりがふわっとしていて視聴者の思考が広がり面白いとも思いました。
私自身、音楽をやっていますが
ジャズドラムはそんなに速さを求めるものなのか?
と疑問に思いました。
音楽に詳しくない人にも速さというのが1番伝えやすいものなのかとも思いましたがもうひと工夫あるとよかったなと。
しかし見終わった後に調べたくなるほどでしたので見て良かったと思った作品でした。
熱量が半端ない。
まずはじめにストーリー全てを包むステイシーの恐怖的指導力に息を飲む。熱量が半端ない。いっときも目を離せない。溢れ出る情熱。
後半、アンドリューが大学退学したあとに、ジャズバーで再会したステイシーの表情が優しすぎる。真正面から向き合い語り合う心地よさ。今までの答え合わせ。新たなスタートを切る。全てを咀嚼して、新たなスタートを…。
…からのまさかまさかの仕返し。圧倒的屈辱に心の動揺半端ない。が、この逆境を自分のものにする。鳥肌もん。
400。音の密度の濃さ。最後本当に本当に、本当に、圧巻。
音楽の映画は外れが本当に少ない。
期待以上!
文句なしに面白い!
前評判どおりの面白さ。
最後のコンサートシーンは、観ているこっちまで息ができなくて苦しくなるほど素晴らしかった。かなり長かったとおもうけど。息をつく暇もないほど、なるほどこういうことか、と。
観終わったあとの空気の美味しいこと 笑
罵倒シーンも多く、苦悩や苦しいシーンがほとんどなのに、なぜこんなにも面白いと感じるのか不思議なくらい。fuckinの連呼 笑
狂気と純粋は紙一重だなぁ。
圧巻されました!
血流すほど過酷な練習してたシーンは、もー、吐き気するほど凄かったし、息吸えなくなりそうやったけど、再会して、再びステージに立って、フレッチャーとニーマンが2人の世界に入ってるところは圧巻されて、最後のお互いの笑顔にやられた。
今までに観たことないジャンルで、本当に凄いの一言につきます。
魂!って感じ
ウィーン行き帰りの片道12時間の間にすること、
寝るか映画しかないだろう!ということで見た映画のひとつ。
これすごい評価されてるのね!
音楽映画っぽいなっという印象だけで再生したけど
いい意味でも悪い意味でも怖かった^q^
へたれの私にはこんな先生耐えれない(笑
でもこのキレ教師のおかげ?で
主人公は殻をやぶって高みへと行くのかといった印象。
ラストの演奏はすごい。
色んなドキドキ
最初から最後まで展開が読めなく、目が離せなかった。
フレッチャーは最後の最後まで読めない人物で、リーマンのその後が分からないため少し消化不良であった。
最後のあの1シーンでニーマンが間違いなく有名なドラマーになるとは予想がつくが…。
映画を見た後は少し胸糞悪いが、勢いがあり、編集や演技が素晴らしく、優秀な作品。
目が離せなかった。
思ってたのとは大分違う内容だった。
先生がニーマンの力を見込んで期待していたのは分かるけど、単なる師弟愛の物語じゃない気がする。
ラストシーンの「密告したのはお前だな」って言葉や、コンサートでやる曲の1曲目が知らされてなかった部分には違和感を覚えた。
それがニーマンを挑発、刺激するための行動だったのか、本当にニーマンを潰しにかかるための行動だったのか……
その真相は最後まで分からず。笑
なんにしろ、呼吸するのを忘れるくらいの緊迫感を味わうことができた!
怪我するほど練習することの大事さ…ですね( ;∀;)
自分を評価するのは誰か?
始め、熱血指導者と必死に応える生徒の感動物語かと思っていたが、違った。
鬼畜先生が、その奥深くに秘めた愛で優しく包んでくれるのはいつか?いつか?…と思って観ていたら、結局最後まで鬼畜だった。彼は納得がいくカリスマを育てたいだけであって、生徒を指導する理由は利己的なものであった。師弟とは全てが優しい関係ではないのだ。
生徒は、鬼畜先生の指導に応えようと、必死に食らいつく。しかし、どれだけ食らいついても先生に評価されることはなく、ついに心砕かれる。いつしか先生の指導方法に疑問を抱き、否定するために裁判まで起こす。
しかし、自分に違和感を感じる。私は今まで何のためにドラムを叩いて来たのか?先生に評価されたくて?そうではないはずだ。
自分で自分を評価するしかないのだ、と気づくのであった。
父親の切なさ
アンドリューが向かう領域は一般人には理解できない。何故そこまで頑張るのか、音楽に芳しくない父は扉を挟んで舞台裏から心配そうに見守るしかない。息子にはよくやったと慰めるしかできないのだ。
アンドリューも父親の偉大さを理解できず、気を遣いぎこちない空気ぐ2人の間をながれる。
それに対してフレッチャーはみんなの先生ではなく、1人の才能のためのメンター。アンドリューに偉大になる芽を見出し、追い詰めて追い詰めて育てる。他の団員を犠牲にし、フェスティバルを戸惑わせてまで彼を追い詰め、その期待にアンドリューは答える。アンドリューは場を支配し、最後にはフレッチャーとのセッションを演じる。他の誰にも理解されなくても少なくとも2人には、何が偉大であるかを理解して、そこに到達するために身を削る。
モンスターの成長期を見ているような、緊張感がある中で、大学生の描き方がひどく日常的で、アンドリューの人間らしさも感じられてバランスの巧さが抜群だった。
″″映画に殴られる″″とはこういう事
ただのジャズ好き青年を鬼講師フレッチャーがその人格まで変えていく。
音楽に限らず芸術の世界に生きている人間は凡人には理解出来ないという意味で変態が多いように思う。プライドが高く、自分の信じたものを変えようとしない。
この映画でも自分をギリギリまで追い詰める主人公のドラムに、観ている方が苦しくなってくる。
その極限状態のニーマンを鬼教官フレッチャーが更に追い詰める。
彼は天使か悪魔か?
観ている人間を困惑させるストーリー。
音楽に限らず最高峰にいる人間達はここまで狂気じみた探求をしているのかもしれない。感動は楽しいだけじゃ生まれないのだ。
ラスト、全てが鬼教官フレッチャーの計算通りと主張する方は本当に本作をご覧になったのか?
劇中で語られるバードがシンバルを投げつけられたから名プレイヤーになることができたという逸話を根拠に鬼教官フレッチャーがそれを再現したという解釈は大きな間違いだ。
シンバルを投げつけられたバードはその屈辱をバネに練習したから開花したのであって、屈辱を受けたから開花したわけではない。
つまり、フレッチャーの行為を恩師の温情のように解釈するのは見当違い。
そこで逆襲してみせる主人公の姿が感動的なのだ。鬼から憎悪すら消し去ってしまうパフォーマンスを達成してしまう姿が感動的なのだ。
狂気の果てに伝説が生まれる
名門音楽学校に通うニーマン。 友達も少なく恋人もおらず、孤独で一見凡庸そうな青年だが、ドラムの腕を見込まれてカリスマ教授フレッチャーのバンドに参加することになる。 だがそれは、恐るべき試練の日々の始まりだった。
フレッチャーのサディスティックな指導は、しごきと呼ぶには生ぬるい。
まるで刀を持って対峙しているかのごとく、目をそらすことも後に引くこともできない。フレッチャーが人斬りならば、ニーマンは竹刀で戦う道場剣。スティックを刀身と見立てるならば、一振りごとに神経を削る命のしのぎ合い。
一音でも間違えば待ってるのは無限地獄。
仏教でいうならば眼睛、ただ己の体そのものが音となって忘我の境地にならなければ、フレッチャーは満足しない。
もう、生徒の人間性なんておかまいなしなのである。というか、人間性なんて見てないのである。
この異様な人間関係、見たこともない緊張感と緊迫さは【ブラック・スワン】に似ている。
これは本当にジャズ映画なのか?
私はなにを見てるのだろう?
そんな緊張感はラストまで緩まない。
精も根も尽き果て「我」を取り戻したニーマンと、学校以外の場所で出会ったいつもより 「人間らしい」フレッチャーとの間に、一種の和解が生じたなどと甘い夢を見ていたら、思いっきり張り手を食らった。
久々に、予測をはるかに越える怒濤の展開 。
フレッチャーの復讐劇は、ニーマンのお披露目公演と化してしまうのである。
そしてその狂気の果ての瞬間に立ち合えたことに、こちらも体の芯が震え、フレッチャーと同じく、わけのわからない悦びさえ感じてしまうのである。
ニーマンがフレッチャーと出会ってなかったら、捨てきれない夢を抱えて場末のバーでスティックをふるう凡庸な人生を送っていただろう。
漫画原作の安っぽいドラマに浸りきったお花畑の高校生などに、これを見ろ!と突きつけたくなる。 とにかくこういう映画が、一種の映画愛好家の嗜好品とカテゴライズされてしまうのは勿体無い。いや、ほんと、凄い映画でした。
鮮やかなリベンジ
こりゃ凄い映画だね。
ジャズを扱ったスポ根物みたいなサクセスストーリーかな?と最初はそんな感じで観始めたら、完全に予想を覆された。
鬼教師のキャラ造形と後半からの展開のひねくれ具合が良い。
決して綺麗事にまとめずに、なおかつカタルシスを感じるラストには恐れ入った。
こんな切り口の映画は初めてじゃないかな。
jazzは戦いだ!
知り合いの超オススメとあって鑑賞。
jazzのリズムに乗って観れる、ある音楽を志す学生が主人公の成長物語だ。叱咤する教師と負けずに努力する学生が、2人でjazzという戦いをする。
この教師がなかなか曲者、今では見かけない超体育会系教師である。彼は彼なりに考えることがあるのだが、まぁ、親の心子知らずというもので、学生からは憧れと恐れ、敵意の的である。
そんな先生に師事しながらドラムの技術を磨いていく主人公なのだが……どうなるかはお楽しみだ。
先生がクレイジーとの意見があるけど、意外と色々なことにこういう生き方を選ぶ人はいると思うから特に驚かない。そして、そういう人は大抵、並でない努力をし並でないプライドを持っているものだ、良くも悪くも。
そう考えると、全然クレイジーではない。
主人公もプライドとそれに見合う努力や才能があって、でも成功のためにはさらに時機が大切になる。そういうチャンスを活かせるのかの瀬戸際にいる。そのスリルはたまらなく面白かった。
jazz自体が少し音楽としては王道から逸れていること、さらに端々にrockの味もつけてあり、だからこそのこの表現の仕方なのだろうが、題名の「セッション」から連想されたものとは全然一致しなかった。というか、これセッションじゃなくないか。
内容面で消化不良ではあるが、とてもノリがよく音楽の楽しさ、映像の作りが好きなので3.5だ。
いやーなかなか
熱い映画でした。
逆に怖い。みんなクレイジー。でも何故か魅入ってしまう。
吹奏楽経験アリには、練習風景が懐かしい。さすがにあそこまでの熱血さやスパルタではなかったけども。
いい音楽を求めだすと、上限がない。気持ちはわかるが人間らしい生活をするには限度が必要だなと。
音楽だけ見据えた登場人物たちは狂気すら感じるほどで怖かった。
でも最後の仕打ちは意地悪い。それに必死で食らいつくニーマンはかっこよかった。
あそこで弁解の代わりにドラムを叩く。叩き続ける。それが先生が求めて...
あそこで弁解の代わりにドラムを叩く。叩き続ける。それが先生が求めていた答えであり、主人公の魂だ。多分先生だって本気で主人公が告げ口したなんて思ってないはず。そう信じたい。
ドラムの上手い下手はわからんが
ひたすら先生に認めてもらおうと頑張る主人公の気持ちはわかる。先生はとことん酷いことしか言わない。最後は先生に必要とされたのかなと思いきや最後までひどい仕打ちする先生が怖かったよ。
一番最後のドラム演奏の所はいまいち凄いのかそうでもないのかよく分からない演奏でした。
いやこれは・・・
面白くないでしょ
何故かって?
タイトルのセッションもしてないし
教師はただの悪い人で終わりだし
彼女も出す必要性全くなかったし。
ストーリーが所々破綻してるけど賞ほんとに取ったの?
高評価取ってるのがイマイチよくわからない・・・
さらに最後のドラムソロなんだあれ?
コンテストであんな長ったらしいソロ聞かせるの?
現実感なさすぎるでしょ。
たった今見たけど二時間返してほしい程の清々しいクソ映画
主演の二人はうまかったと思うけどただそれだけ感想としては。
二度と見ることはないかな。
圧巻のドラム
主人公の承認欲求の強さ。鬼教師の、後世に名が残るような演奏者を育てたかったのは本当だったと思う。ただ、試練を与え続けることで出来ると思っていたから、結果として行き過ぎた指導になった。
映画自体は、観客との距離の取り方が良い。一貫している。キャラクターの人間性や背景に迫らず、余計な説明をせずに淡々と、でも十分見せている。
最後のシーンは主人公が「認められたい」から脱した瞬間と、認められた瞬間がある。間違いないのは、主人公のドラムの上達は鬼教師の存在があったからということ。
個人的には…
過去にドラム経験があるので これは…!!と思いTSUTAYAで即レンタル。
音楽的な面は本当に素晴らしく
聴いていて何か熱くなるものを感じた。
鬼教官フレッチャーは非情なうえ理不尽でありながら、教え子の死に涙するなど時々人間らしい部分を見せてくる。
だから途中までは、この人には何か非情にならなければいけない理由があり、そのせいで生徒にも厳しく当たっているのだと観客に想像させる。
厳しい指導のせいで自殺者を出してしまい訴えられ教職を辞することになったフレッチャー。
久しぶりに会った主人公に彼はこんなニュアンスのことを言う。
「昨今では倫理的な面で私のような指導が出来ない。だからジャズのレベルもどんどん落ちていくのだ」と。
正論である。まっこと正論ではあるのだが死者を出しているというのは事実だし、今までの主人公への仕打ちも相まって
「それにしたってやりすぎでは?少しは反省すべきでは?」と、どこか私の心の中でモヤモヤが残ってしまったのは事実である。
しかしどこか丸くなったように見えるフレッチャー。
「また一緒に音楽をやらないか」と主人公を誘う。
やさしい表情で油断させておいて本番でまさかの仕打ち。
これは流石にありえない(笑)
音楽を教える立場でありながらこの復讐だけはやっちゃダメだろう…と
主人公も主人公である。最大の見せ場であるドラムソロも悪く言えば自分勝手で、本番でやるなど言語道断。
ドラムって音楽の土台を支える裏方の楽器だから出しゃばるのは良くないよー、他のメンバーも混乱してるし。と一応ドラム経験者ながら思っていたら
まさかのノリノリでシンバルを直すフレッチャー。
そして次第に二人の心は通じ合っていき…
ってなんじゃそりゃ!!でした。
しかしレビューをのぞいてみたらほとんどが高評価でビックリ。
某映画評論家の方も絶賛されていたし、
私の見方がひねくれているのか??と思いつつも
少し厳しめの評価をさせていただきました。
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