セッションのレビュー・感想・評価
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スパルタ鬼ティーチャー
昨年のアカデミー賞でJ.Kシモンズが助演男優賞、作品賞にもノミネートされたということで鑑賞したが、なかなかおもしろかった。音楽院の先生と生徒のやりとりを描いているのだが、ドラムの演奏、主人公の情熱に引き込まれる。それに対していつも鬼畜な先生に鑑賞してるこちらも腹が立ってくる(笑)。ラストシーンはなかなか見応えあり。
鼻血が出るかと思った
目が離せなかった。
思ってたのとは大分違う内容だった。
先生がニーマンの力を見込んで期待していたのは分かるけど、単なる師弟愛の物語じゃない気がする。
ラストシーンの「密告したのはお前だな」って言葉や、コンサートでやる曲の1曲目が知らされてなかった部分には違和感を覚えた。
それがニーマンを挑発、刺激するための行動だったのか、本当にニーマンを潰しにかかるための行動だったのか……
その真相は最後まで分からず。笑
なんにしろ、呼吸するのを忘れるくらいの緊迫感を味わうことができた!
怪我するほど練習することの大事さ…ですね( ;∀;)
久々に画面に釘付けに
狂気。
大人が楽しむハードなドラム映画
裏で放送していたアナユキは録画でこちらを観ました(吹き替え)。
映画館で上映してるときテストで観に行けなかったのでテレビで観られてよかったです。
というか、テレビじゃないと耐えられない怖い映画でした。
ホラーじゃないのに、このホラー感…
何か怖いかと言いますと、しわしわ顔の指揮者のスパルタをはるかにこえる行き過ぎた指導…もはや指導でなくしごき。うわああ…
主人公は、小さな事ではありますが、ことごとく勘違いを繰り返し自分の思ってることと現実で起きていることのかみ合わなさに何度もチクショウする、大学生ならではのキャラクターでした。
が、私にはどうにも、誰も好きになれなくて、音楽だけが救いの映画でした。
当時の評判やテレビで紹介されているかんじと全く違う作品で個人的に残念でしたが、昭和のおじさんたちにはおすすめですが、女性には絶対に勧めません。
衝撃シーンが多くてこっちがチクショウ!となってしまいました笑
狂気
JAZZは死んだ
大概強烈なコーチと言えばスポ根物に登場してくるキャラクターだが、今回は音楽の世界での鬼コーチ。ここに描かれるJ・K・シモンズは自分にとってはタチの悪いキャラ。映画全体通しても見えてこない部分がある。それを補う形で主演のマイルズ・テラーは執念のドラマーを演じる。
ただ、彼が求めていた物は何だろうと思ったりする。1度の挫折で一旦自分のドラムセットを物置に封じ込めたり、名門音楽大学から別の大学へ進学してみたり・・・
J・K・シモンズの演じた役も本当に彼を育てたかったのだろうか?彼を煽って精神状態を過敏にさせ、彼の持つ才能を引き出したかったのだろうか?
すべての疑問は終盤で「無かった事」となる。
この時点ですべての雑音は消え、本当のジャズを作りたかった2人が見えてくる。
70年代に登場した主なパンクバンド達は口を揃えて「ロックは死んだ」と言っていたが、デミアン・チャゼル監督は今作と「ラ・ラ・ランド」で「JAZZは死んだ」と登場人物に語らせてる。
彼のジャズに対する思い入れとチャーリー・パーカーに対する憧れはこの2作に共通するが、映画としては別の匂いがする同監督の異母兄弟的作品の一本。
衝撃。
音楽とはこんなに血生臭いものだったろうか。ジャズとはこんなにヒリヒリするものだっただろうか。
衝撃的な作品だった。
観ている側が息つく間もないような緊張感、役者さんの気迫。
ただただ圧倒され戦慄した。
ファッキン連呼するフレッチャー先生の鬼軍曹っぷりもすごかったけど、ニーマンくんもなかなかの鬼畜。
てかフレッチャー先生が怖すぎてむしろ笑えてくる。軍隊学校の鬼教官にしか見えない。笑
駆り立てられ、挑発され、追い込まれることで開花する何か。
相手への憧れや期待、憎しみと親愛、突き抜けた者がたどり着く楽しさや恍惚。
ニーマンとフレッチャー先生のそれらがぐちゃぐちゃに溶け合って竜巻のようにうねりとなり、音楽の高みへ向かっていく。そんなラストシーンの演奏はしびれた。
ウィップラッシュ
ラストで泣けました
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