劇場公開日 2015年5月16日

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駆込み女と駆出し男のレビュー・感想・評価

全218件中、141~160件目を表示

4.0粋な生き様

2015年5月31日
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鑑賞方法:映画館

昔の日本人はまこと素敵だ。

というか、生きるのに精一杯な中で一生懸命生きていくことの素晴らしさ、大切さを知っていたんだろう、かな。

足りない位が丁度良い、という今の飽和な世の中にこの映画、ストーリーは刺さるものがあります。

いつの世も男と女しかおりませんが、死に顔を見られたくない、愛した男の泣き顔を見たくないから縁切り寺に駆け込む、というなんとも切ない、なんとも言えない愛し方に涙出ました。

この役に、夏目雅子さんの生き様を重ねてしまいました。

大泉洋さん、はまり役でした。
あのカバ顏がどーんどん素敵に見えていく、素晴らしい演技でした。
いえ、以前から大好きです、大泉さん❤️

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アルバさん

5.0明日から頑張ろう...

2015年5月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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楽しい

感動したっ!日本人なら誰もが心打たれるシーンが満載。ビバ日本。ビバ時代劇。

まず最初に素晴らしかったのはベテランキャスト陣の演技。どの方も難しい江戸時代の言葉を流暢かつわかり易く言っていた。おかげでつまずくことなく最後までスムーズに観ることが出来た。

そして心揺さぶられるシナリオ。井上ひさし先生凄すぎです((;゚Д゚)
東慶寺に駆け込んだ女たちの壮絶な過去とたくましく生きる姿に心を震わされたと思ったら大泉さんが全力でわらかしてくるw
少し休ましてくれwwと言わんばかりに様々なことが止まらない車輪の如く起こって観客の感情を見事にコントロールしている。観終わったあとには必ず前向きな気持ちになれる。明日から頑張ろう・・・ってね

駆け込み寺という小さな世界からここまで大きな話に持っていけるこの映画は本当に凄かった!

最近は百日紅などを観てマイブームが江戸ものなので多少のオーバーな表現はご了承下さい(;´Д`)

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みーや

4.5ひさびさの後味の良い作品でした

2015年5月29日
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鑑賞方法:映画館

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大泉洋はひょっとしたら、日本を代表する役者に成るのかね?ひょっとしたらもう成っているのかな!原作を読んでみたい。

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タシケン

3.0現代にもこんな駆け込み寺があれば....

2015年5月29日
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悲しい

難しい

大泉洋さんの演技力が好きで見に行きました。相変わらずのマシンガントークが似合う配役。駆け込む様々な理由をもった人生の支え役を見事に演じてるなぁと感じた。また、満島ひかりさんも本当に役になりきって素晴らしい。どんどん引き込まれます。危うさ一杯の人生になんとも優しく寄り添いたくなる。でも、駆け込んだ本当の理由に、ちょっとじんときてしまいました。もちろん戸田恵梨香さんも最初はか弱い女性ながらどんどんたくましく生まれ変わっていく様にもどんどん引き込まれていきました。こんな駆け込み寺の現代版があればいいですね。
ただ、文語調の語りでいまいち理解できないところもあります。その辺りマイナスかなぁ。

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映画大好き

5.0期待通り

2015年5月29日
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面白く、悲しく、感動したり
感情がコロコロ変わり
久しぶりにいい作品を観た気がします。

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渡辺

4.5期待以上

2015年5月28日
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鑑賞方法:映画館

期待以上に楽しめた。
もう一度じっくり見たい。

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ttakano

4.5面白い

2015年5月27日
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楽しい

大泉、満島、戸田 すべてよかった
戸田は可愛かったな
ストーリーもナカナカ痛快でした

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daikokumai

3.0歌舞伎をみているよう

2015年5月27日
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まるで歌舞伎を見ているような台詞まわしとアクションです。

駆け込み寺には、色々な人生を歩んできた人がいて、愛のかたちも色々でした。

女性は教養と身を守る術を手にしないとだめですね。

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りろ

4.5手抜きなし

2015年5月27日
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アッと言う間の140分!
ストーリーもキャストも

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まりう

4.0粋の一言

2015年5月27日
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単なるお涙ちょうだいの時代物じゃ、ない。

台詞1つとっても流れるような都々逸調。浴衣や着物の裏地に凝った江戸っ子の粋を丁寧に表現してる。ちょっと大人用のお話

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モナチン

5.0離縁復縁再出発。

2015年5月26日
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悲しい

幸せ

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ハチコ

5.0べったべっただんだん

2015年5月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

離縁を望む女たちが駆け込む寺で聞き取りを行う男たち。寺に駆け込むワケありの女たち。
江戸の離婚事情を描いた原田眞人監督最新作。
観たい!!と思っていたものの地元では上映されず。散々悩んだ末、やっぱりどうしても観たくなったので、隣町の映画館までレッツラゴー♪

評判に違いなし!
わざわざ観に行ってまでの甲斐があった!
笑いと涙と、人情たっぷり。根底にあるシリアスなテーマも見応えあり。
何処を取っても好きな映画だ。

原田監督の手腕は称賛モノ!
娯楽性と芸術性のバランス加減が絶妙な演出。役者陣から名演技を引き出し、テンポも良い。
現代人にはなかなか分かり難い江戸の離婚劇を極上作に仕上げ、匠の技!
加えて、日本の四季折々の映像は美しく、美術・衣装など画面の隅々から江戸の風情を感じさせてくれる。
常にクオリティーの高い作品で魅せてくれる原田監督は紛れもない名匠だ。

本作の魅力の一つに、“言葉”があるだろう。
台詞量は多く、ちと小難しい用語もあり、観た劇場の音響設備の問題か聞き取り難い箇所もあったにせよ、“素敵”“素晴らしい”“べったべっただんだん”など日本語の美しさ、面白さ。
これらはレンタルになったら字幕を表示して、じっくりチェックせねば!

今の世も離婚件数は多いが、江戸時代はその倍以上だったという。
男からの離縁は簡単に出来るが、女からの離縁は容易じゃない。
当時の男尊女卑問題に一石投じる。

役者陣が皆、素晴らしい!

大泉洋は駆け出しの医者で駆け込み寺の居候・信次郎。
信次郎が女たちの聞き取りを行う訳ではないのだが、見習い医者の立場で女たちを手助け、図らずも自分自身も再出発する事になる。
大泉洋だけひときわ台詞量が多く、早口多台詞はご苦労様でした。
“見ない”診察はこの人ならではの爆笑シーン。
ユーモラスで味のある演技はハマり役で、三枚目的な立ち位置だけど、それがかえっていい男っぷりを感じさせ、“素敵”だ。

今年出演作続く戸田恵梨香にとっても、大きな作品になった。
演じたじょごは序盤は夫に虐げられ、か弱い感じだったが、寺での生活で逞しくなっていく。クライマックスの殺陣は凛々しい。
満島ひかりがやっぱり巧い。
演じたお吟は商人の妾で序盤は姉御風だったが、寺に駆け込んでからはある理由でか弱く、繊細な演技を披露。画面に出れば独特の存在感を見せ、さすが同世代随一の演技派。
境遇は薄幸で似てるが、対照的でもある像ヒロインが面白い。

助演陣も一人一人、誰もが光る。
特に、内山理名、キムラ緑子、そして言わずもがな樹木希林。

これぞ日本映画!
現時点で本年度暫定1位!
今年も既に満足度の高い作品は幾つかあったが、いずれもどんぐりの背比べで、遂に頭一つ抜きん出た作品にお目にかかった。
原田監督は夏の「日本のいちばん長い日」も期待大!
「わが母の記」は2012年のマイ・ベストに選んだが、どうやら今年は二本揃ってベスト候補になりそう!(^^)

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近大

4.5テンポとリズムで圧倒。ドライな時代喜劇

2015年5月26日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

上映時間が2時間20分超と聞き、観る前は「大丈夫かしらん」と思っていましたが、いやぁ面白かった。
原作は未読ですが、井上ひさしらしく多様な人物が入り組んでいて、それを整理するだけでも大変だったのでは、と推し量ります。
とにかく登場人物が多い。
それを原田眞人は巧みに脚本化しており、混乱せずにさばいていきます。

たしかに膨大な台詞のうち、聞いているだけでは判らないところもいくつかはありましたが、テンポの良い掛け合い台詞が観ている者を心地よくしてくれます。
台詞の掛け合いにも工夫が施され、地口等の洒落言葉や、相手の言葉尻をとらえての横取り言葉などは前半に集中させ、後半はじっくり魅せるようにしています。

これら台詞のスピードは、とにかく早い速い。
原田眞人が師と仰ぐハワード・ホークスのスクリューボールコメディを髣髴とさせますな。

さらには、情動に溺れないようと(つまり、過度な泣かせや感動を与えないように)、ひとつひとつのエピソードの幕尻がドライで短い。
もうちょっと余韻が欲しいなぁ、なんて思ったりもしますが、「それじゃあ、松竹新喜劇になっちゃうよ」という監督の声が聞こえてきそうです。

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りゃんひさ

4.0役者、物語ともに満足!

2015年5月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

江戸時代に、亭主に虐げられた女たちが唯一逃げ込めた場所、駆け込み寺が舞台。大泉洋、戸田恵梨香を始めとする出演者がそれぞれいい味を出しています
物語の序盤は登場人物が早口めで話していることもあって、話が分かりにくく感じることもありましたが、段々と物語が見えてきました。笑いあり感動ありの爽やかな物語です。
大泉洋、戸田恵梨香の演技ともに素敵でした。戸田恵梨香さんが江戸時代の素朴な女の役をこなしていたことにびっくり!

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Jumpy

4.0時代劇デビューに 最適の映画です。

2015年5月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

まず時代背景を知ってから観ましょう。

江戸時代は天保の改革真っ最中で、男尊女卑。

曲亭馬琴(きょくてい ばきん)の読本、

里見八犬伝の最終話が刊行される少し前の話です。

今は離婚って紙切れ1枚だけど、

江戸時代の離婚は

男側から別れることはできても、

女側からはそれができなかったんですね。

そんな理不尽きわまりない最後の砦に、

徳川家康が作った幕府公認の縁切寺「東慶寺」が舞台です。

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けど悲しく重すぎる物語ではなく、

登場人物たちの切なく前向きなエピソードが、

ちりばめられているんです。

それぞれが周りの人々の支えを借りながら、

人生を見つめ直して新しい一歩に向かう。

そんな実直な主人公に、思わず感情移入。

とにかく会話が面白くて、

言い回しもいちいち興味深い。

聞いたことのない言葉が早口でまくしたてられるけど、

大体予想がつくし台詞を聴いていて楽しい。

テンポのいい江戸時代の粋なリズムで、終始はねてるし。

それに加えて、

毒舌な大泉さんのキャラクターが

この世界観にばっちりはまってます。

江戸時代にこんな人いたんだろうなぁってカンジ。

競演陣も豪華ですね。

樹木希林さんはさすがの存在感だし、

戸田恵梨香さんの変っていく様は美しい。

満島ひかりさんの妖艶な熱演には、

引込まれてしまいます。

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原田監督の

江戸時代のこだわりぬいたディテールは

当時の生活を浮き彫りにしてて、

様々な発見があって勉強になりました。

火の用心の提灯は、「火乃要慎」って書いてあるし、

治療の仕方もなるほどなぁと思うものばかり。

映像表現にもかなりのチャレンジがあって、

時代劇をいい意味で壊しています。

美しい四季折々の映像も健在。

これぞ邦画の醍醐味ですね。

時代劇はあまり観ないのだけど、

現在とのギャップを楽しみながら

日本文化に触れるのはいい体験でした。

コメディ要素も多いこの作品は、

入門作として最適かもしれません。

ぜひあなたも、

デビューしてみてください。

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年間100本を劇場で観るシネオ

4.5面白かった。爽快感。時代劇好きです。

2015年5月25日
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興奮

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tomo55

5.0大泉洋のスゴさ再発見

2015年5月25日
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泣ける

楽しい

幸せ

大泉洋のスゴさ再発見

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rucco_o

4.0良いです!

2015年5月25日
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鑑賞方法:映画館

駆け込みに命をかけてまで人生を変えたい、と、願う女性達。その中でたくましくなって行く主人公の姿が良かった。それを支える周りの人達もまた温かく。大泉洋さん、ますます好きになりました。

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れもん

4.0面白くて泣けます!

2015年5月24日
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とにかく、演者の方全て達者な役者揃い。
特に満島ひかりさんの佇まいが見事で、台詞回しも挙措も美しくて引き込まれました。
たくさんの女性が人生のリセットをする場としての東慶寺も、
年月の経過を美しく表現しながら、ずっしりとそこにあったのがよかったです。
また、進次郎演じる大泉洋さんは、温かく熱い進次郎像を見事に演じきっておられ、話題の長台詞のような切れ味だけでなく、女性たちを見守る温かい目線に引き込まれました。
多彩な女性たち全てを調和させていたのがこの進次郎さんだったなぁと実感しています。
劇場内には自然と笑いがこぼれ、テンポもよく二時間あまりの上映時間もあっという間でした。

これから観に行かれる方は、
時代背景が天保の改革真っ最中のことであること、
里見八犬伝含め、当時の庶民文化の中での戯作の位置付け
作者の滝沢馬琴は曲亭と呼ばれることもあったこと
知っておかれると、盛り沢山のこの映画の内容を把握しやすいのではないかと思います。

もう一度観に行かなくては!

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なつみかん

5.0泣けた。

2015年5月24日
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鑑賞方法:映画館

女の戦い、女の自立。
じょごの成長を軸によく描かれたヒューマンドラマでした。
重いテーマだったけど、笑える会話も散りばめられていてバランスも良かった。
観る前は、男のDVに耐え兼ねて駆け込むものとばかり思ってましたが、駆け込む理由も丁寧に描かれていて、女達にも逃げられた旦那側にもホロっときました。
ただ、途中ちょっとテンポの早い会話で聞き逃すと、後々まで「え?それ誰」状態。
とても良い映画だったので、もう一回観直してもいいかな。

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