劇場公開日 2015年8月7日

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「前作の『ゴースト・プロトコル』にほぼ匹敵」ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0前作の『ゴースト・プロトコル』にほぼ匹敵

2020年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

総合:80点 ( ストーリー:70点|キャスト:85点|演出:85点|ビジュアル:85点|音楽:70点 )

 前作の『ゴースト・プロトコル』は良く出来ていたが、総合的に今作品はそれにほぼ匹敵する良い出来映えだった。

 相変わらずトム・クルーズの活劇が凄い。特に職業的競技者並みの腕前とも言われる彼の車と自動二輪の運転技術が出ている活劇場面は素晴らしい。それ以外でも活劇の凄さは良く出来ている。これだけ顔が良くて同時にこれだけ活劇が出来る俳優が他にどこにいるだろうか。ただ残念ながら顔が近接撮影で拡大されると、トムもやはり年齢を重ねてもう若くないなとも思った。
 敵のソロモンも良かったし、仲間たちも良かった。謎の女のイルサも悪くなかったが、個人的に顔は特に好みでもなかった。MI6の長官は最初から不自然で腹黒そうだと思った。

 現実性を追求した物語の作品ではないのだからどうでもいいのだが、弾丸を弾く硝子の狭い部屋ではその室内を弾丸が跳弾となって飛び交うので、あんなにたくさん撃っては恐らく中の撃った本人は生きてはいないなと思った。
 歌劇場の場面は007でも似たような場面があってそれを意識しているのかと思いながら観ていた。
 007で初登場した時のBMWは随分とぞんざいな扱いだったが、この作品では二輪も四輪も思う存分活躍していたので、さぞBMWも満足したことだろう。

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Cape God