「嗚呼、レコード屋のお姉さん…」ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション chupakabraさんの映画レビュー(感想・評価)
嗚呼、レコード屋のお姉さん…
飛び立つ輸送機の機体にしがみつく我らがイーサンハント。
今回は、足枷だったジュリアには一切触れずに、冒頭からフルスロットルで行きますよ!
レコード屋に現れるイーサン。
そこのお姉さんがメッチャ可愛い!
今回のヒロイン、この娘なの⁉︎
テンション上がるわー‼︎
と思ったら即、殺されるという…。
しかし、今作は今までの集大成とも言える、スケールと内容。
身内のCIAにIMF解体されて、前作のゴーストプロトコル発令なんか比べものならない孤立無援感。
強敵感漂うシンジケートとキャラ立ちした敵ボス。
敵か味方か、話をかき混ぜる凄腕の女スパイ。
トゥーランドットの舞台裏で繰り広げられる美しく重厚な雰囲気の活劇。
そして過去最高難度の侵入ミッション。
さしものイーサンも今回ばかりは単独ではインポッシブル。
救出に現れたイルサ、カッコ良かった!
からのM:I Ⅱ以来で、更にスピード感が増したバイクアクション。
イギリス首相拉致作戦からのMI-6長官の隠蔽工作暴露の流れは、シリーズの根底にある変装技術もしっかり使われてスカッとしました。
敵ボスとの最後の対決もありがちな銃撃戦や格闘じゃなくて、チームの技術と頭脳を使って確保。
序盤にイーサンが捕らわれたシーンと対比させてるのも良かった。
そしてラストシーンがブラントとハンリー長官ってのも洒落てましたね。
それにしてもイーサンとイルサ、お互い好きになっちゃうでしょ、これ。
でも、ジュリア設定があるのでキスの一つも出来ないんですよ。
M:I Ⅱの時のキャラ変イーサンだったら即、好きになってただろうなぁ。