「ミッションインポッシブルの特色であるチームの良さが一番現れた作品だ...」ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション ばひんぽさんの映画レビュー(感想・評価)
ミッションインポッシブルの特色であるチームの良さが一番現れた作品だ...
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ミッションインポッシブルの特色であるチームの良さが一番現れた作品だと思う。1からのヴィングレイムス、3からのサイモンペッグ、4からのジェレミーレナー、そして本作のヒロインのレベッカ・ファーガソンも仲間としていい味を出している。画面の色味はわりと明るい感じで、サイモンペッグの出番が長いのもあって軽さが出てる半面、大型装置の水流、バイクチェイスもかっこよくあり、眼光の入らないショーン・ハリスが怖くていい適役だった。定番の流れをいじるというのは大型シリーズものでよく見られるが、冒頭から流れを覆すような敵の罠はびっくりさせられた。この冒頭で閉じ込められガスの流れから、最後に同じ手法でやり返すというのがスカッとする。MIの要素である変装やIMFもうまく取り込んでて、4でやりたかった後ろ盾がないなかでチームの力のみで苦境をのりこえるというのも描けている。いい感じに持ち直した印象を受けたので今後のシリーズも、衰えながらもチームの協力でミッションに挑んでいってもらいたい。
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