「ルパン三世を彷彿とさせるスリルと笑いのフルコース」ミッション：インポッシブル　ローグ・ネイション　むかしのまっちさんの映画レビュー（感想・評価）

これより前に観た『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』の難解さにやや嫌悪感を覚えたその反動か、とても素直に楽しめました。やっぱアクションは理屈抜きにわかりやすくなくっちゃ！自分に学がないだけですが(笑)。
敵にもCIAにも追われる板ばさみ状態。どちら側にもいい顔をする謎の女の存在。まるで『ルパン三世』やん(笑)。カーチェイス、バイクチェイスに人間業とは思えないアクション。敵に囚われたり、死の淵に追い込まれたり、すべてが『カリオストロの城』に見えてくる。パクリと誤解されても仕方ない。けど、おもしろいからまぁいいか(笑)。

Part.4はかなり雑な印象でしたが、監督がまた変わり（『アウトロー』以来、トムと相思相愛のクリストファー・マッカリー）、メンバーの個性と役割分担が明確になったことで巻き返しに成功。脇役がいい味出してる。シリーズがまだまだ続くことを示唆するラスト。このクオリティなら大歓迎！