エクソダス 神と王のレビュー・感想・評価
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濃い映像、薄い内容
CGなど映像技術の向上による美しさはありますが、中身は1957年の作品“The Ten Commandments”に遠く及びません。
Mosesの生い立ち、預言など、多くを言葉による簡単な説明に任せているので、感情移入が難しいです。何しろMosesがヘブライ人として苦労する様子がほとんどありません。隠れグラディエーターかロビンフッドのような感じです。Mosesに待ち伏せされ、いきなり剣を喉元に突きつけられたら、Ramsesだって一応王様ですから怒りますよ。
本作で一番残酷なのはヘブライ人の神です。何人苦しめたら気が済む神様なのでしょう。そんなに不満なら400年も経つ前に災害起こせよって。
自然災害の描写と、海を渡るシーンを急激な引き潮?で描いた点はリアリティがあって良かったです。
あとはSigourney Weaverの無駄遣い。
CGは駆使しているけど……。
神対王って……。モーゼとヘブライ人の逃避行のクライマックスは海が割れないと!!(笑)
リドリー・スコット版はハリウッド映画らしい迫力・映像美で楽しめたけど、人の感情の移り変わりが稀薄に思う。それだけに残念…。
リアルっぽいモーゼ
エジプトに起こる災い以外はあり得そうな雰囲気にしてる。クライマックスの海が割れるところも地味に引き潮で終わってしまうかと心配したけど一応戻り際は勢いよかったので一安心。ストーリーはほぼ本物をなぞってるだけだけど、下手な独自解釈でおかしくするよりは王道な感じで良い。子供の吹き替えがコナン君にしか聞こえないのが気になる。
エジプト記、旧約聖書。
そのまんまです。
改変しては元も子もない、宗教神話ですし。
にしても…
壮大なスケールや、大スペクタクルを楽しみたいなら構いませんが、
ドラマなんて皆無に等しいです。
人の愚かさを描きたいにしても人物像が酷すぎます。
愚かな人間代表として描かれるラムセスは一国の王です。そんな矮小で人望も期待できない上、頭も悪いし、口も悪い。
いいところが奇跡的に描かれない。
いくら王子でも、悪い奴なら悪い奴なりに敵は増えるから頭キレなきゃ、その立場に居座ってらんないよ?
あと、主人公のモーゼがなぜ民に信頼されていくのかが全然描かれない、
いや少しはあるけど…
そんなどこぞの馬の骨とも知れないポッと出が、いきなり門を叩いて「痛みは感じるようになったか?」とか昔掛けられた戒めの言葉
を、目の前で放たれて即信用。
まぬけばっかり
ばかばっかり
神の身技の一言で済ます気なのか…
オイオイ
やたら偉そうなオーラ出してるだけのラムセスとモーゼにみんなへーこらついて行ってバタバタ死んでる感じ…
自分の家族も民族も殺される戦いに身を投じていく民衆が滑稽…
監督が宗教を馬鹿にしてんのかってくらい酷い描かれよう。ほんと。
主人公はほぼ狂信者
カリスマ性は冒頭描かれたあと、さして描かれず…訓練したり海割ったり断片的な映像だけ。
いい俳優なのに俳優殺しの映画。
場面を綺麗にとってcgドーン!ドーン
十戒にはもうひとつ、この映画を戒めとして加えたいレベル。
良くも悪くも、プロモーションビデオみたいでした。
宗教に対する監督の考察
終盤のモーゼのセリフが監督の考察に思えて仕方がなかった。
一つ一つのシーンがとても丁寧で、やはり巨匠は違うなあと感心します。特に予想もしてなかったパニックホラー的な展開は、次は何??次は何??と楽しかったです。
うん。
劇場で観るべきだった。
勉強になるスペクタクル
世界史に疎く、モーゼが何たるかもよく知らない私にとっては勉強になった一作。
聞いたことがあることが多く、興味を持って観れました。
映像も素晴らしい。
ただ、映画なんだからモーゼをもっと神格化しても良かったのにと思ってしましました。
家庭のある普通の人だった?のでしょうか。
壮大なスケールで豪華な舞台?CG? 音にもかなり工夫が施されている...
壮大なスケールで豪華な舞台?CG?
音にもかなり工夫が施されている
神の言葉など存在しないと思うモーセ
神でなく自分を信じろ!
ある死にかけたとき声を聞くことになる。
1人の不思議な子の声。
そしてー
嘗ての母国に戻り、乱れた国になっており
今の偉大なる王の独断でモーセに限らず
家族まで処刑対象に。
国に不満を抱くものを集結させ反逆に向かいでる。
神の力により数々の災害が発生する。
神は果たして誰を罰したいのか??
ついに、国にはたくさんの雹のようなものが降り注がれる。どこからともなくバッタも。
一番有名な戸に血を塗ったものが救われる。
子供の為に。ヘブライ人の子のみが救われる。
国を離れたモーセだが、ラムセスに後ろから追われてしまう。危機一髪になる。
海に差し掛かり海が引いてくる。
後に後ろから追いつかれるが、信じられぬ神秘の奇跡が起こる。
超大作
モーゼの十戒って話になると、なんだかお伽話を想像しちゃうが、これは違った。
なんというか…人の生活に起因してるように思うから、とても見やすかった。
歴史物、特にエジプトとかの作品だと、世界観の構築だけでも相当な体力を要する。
今回の作品も、その世界観たるや、見事なものだった…。
まだCGが発達しなかった時代でも、この題材の作品はあったから、映画の底力みたいなもんも考えてしまう。
やりきった感が半端ない。
僕は十戒の項目を知らない。
映画の中でも語られる事はなかった。
だけど、石は揺るがないという台詞が印象的だった。
その世代毎に価値観は変わっていく、ましてや今の時代は何が真実なのか見極めのが困難だし、その真実に其れ程の重要性も感じない。
なんというか、人に起因してるわけだし、人は立場で物を考えるから。
でも、普遍的な事は確かにあるのだと。
それも、そんなに多くはない。
たかだか10個くらいの事なのだと。
話の流れにファンタジックな部分が少なかったから、そんな事も考えてた。
海が割れるシーンは、とてつもないスケールで、怖かった。
実体験として、この目で見たからだろうな。
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