6才のボクが、大人になるまで。のレビュー・感想・評価
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マイケルシャノンに似すぎ
アメリカの家族のあり方があまりにも日本と違って驚いた。
主人公のメイソン君が屈折していく感じが良かった。でも彼女はかわいくて、イケメン設定だったんだなーと思った。
この物語で一番成長したのはイーサンホーク演じる実父だったように思えました。
主人公はほとんど3才から人格は変わらなかったように思えました。
成長物語✨
メイソンと、サマンサと、両親の四人が成長していく姿が描かれてました。
妻は幾度も再婚離婚を重ね、それに従って子供達もいいこと、悪いこと様々な経験をした。夫も、彼は彼で第二の人生を送っているようだった。
この物語は、妻が再婚した夫を中心に描かれていたように感じたのは私だけだろうか?
12年の歳月をかけて作られたということにはとても大きな価値があると思う。
後からジワジワ
なんでしょう。映画館を出てから、時間が経ってから、しみじみとふつふつとジワジワと染みてきます。誰でも同じように時間の流れの中に生きていく。当たり前の素晴らしさに拍手したい気分です。自分も物語の一部になった気がします。
他人の家族の12年間をただただゆっくりと見守る映画。 主人公だけじ...
他人の家族の12年間をただただゆっくりと見守る映画。
主人公だけじゃなく母親、父親にも感情移入できる。
何か問題があっても結局時間が解決するんだなぁって、安心させる内容です。
感動して涙止まらないとか死ぬほど笑い転げるとかではないけど、懐かし...
感動して涙止まらないとか死ぬほど笑い転げるとかではないけど、懐かしさとか恥ずかしさとか子どもの頃のいろんな感情でいっぱいになる映画だった。
他にはない作品
1人の少年が大学に入るまでの成長の物語
この作品を観るにあたって
最も惹かれたのが主役の四人が12年間同じ
キャストということでした。
他の作品だと違う俳優が成長過程を演じるのが普通というか、限られた撮影時間では
そうせざるを得ないのが一般的ですが
この作品はそうではないです。
そして映画そのものもとても良かったです
1人の少年が家族や友人との関わりの中で
自分のやりたいことなど様々な思いの中で
成長していく作品であっという間の3時間でした。少年だけでなく家族の人達も成長していて細かな描写がとても好きです。
映画館で観ることをおすすめします。
こじらせ男子
同じキャストでこの年数を描いていくのって
結構すごく事なんじゃないかなって思います。
内容的には男運が悪い母親と子供達ってところで
泣かせにも来ない。
けれど、圧倒的な凄みがあった。
やっぱりそれは時間が重なってるからだと思います。
個人的には高校卒業式の次の次の日に観て
なんだかタイミング的にはよかったなあって。
最近いろいろと未来に絶望することばかりで
落ち込んでたけど、まだ時間は長いなあって
なんだか感動しちゃいました。個人的なことだけれど。
03.08
6歳のボクが大人になるまで。
boyhood
昨夜イクスピアリに訪れたら
この映画は昨日までだったと聞き
諦めて違う映画を見ることにした。
なおさら見たい!
少し早起きして有楽町へと出かけた。
4人の役者が12年間、
同じ役を演じ続け、
12年かけて撮影したという
この、前代未聞の映画
ストーリーがどうのこうの
演出がどうのこうの
そんなことはすっとばして、
ただただ優しい映画だった。
ただその事実が全て。
といった感じだろう。
興味本位で見に行き、
観れたことにただ満足である。
成長物語
6才から18才まで12年間を同じ俳優が演じる、ということは断続的ではあるが、ずっとその映画を撮り続けたということで、そのプランを考え実行したという事実に驚く。
しかしアイデア勝負の映画ではなくじっくりとしたドラマが描かれていた。
ナイーブな幼少時代から徐々に自我が芽生え成長していく主人公。その表情がイイ。髪型も年ごとに変化があったりして。親の再婚や引越しで否応なく変化していく環境に振り回される感じもリアル。
親との関係性など自分の事に重ねて考えてしまったり。子供がいる人は親の方に共感してしまうのだろうな。
やや長めだが自分は退屈しなかった。ドラマチックでないラストも良い。
演技はパトリシア・アークエットはもちろん良かったがイーサン・ホークのちょっとダメな父親の姿にグッと来た。
サウンドトラックがすごくよかった。それとそれと…Bright Ey...
サウンドトラックがすごくよかった。それとそれと…Bright Eyes!!(大好きなバンドが映画でshoutoutされるほど嬉しいことないよね)
でもすごく人生ってこんなもんだなーってかんじ…暗い映画じゃないんだけど、あんまハッピーになれなかった。同じ世代だからすごく共感できたけど^ ^
coldplayのyellowから音楽が素晴らしい。ただの普通の男...
coldplayのyellowから音楽が素晴らしい。ただの普通の男の子の12年間を映しただけだがそこが最大の魅力。何度でも観たい
海外版、北の国から
12年をかけて6歳の少年が18才になるまでの家族のストーリーを撮影。
若くして出来婚し、大学に戻ってキャリアをやり直す母などその家族も12年かけて演じてる。
共感できるいい話だけど、ちょっと長いかな。
渡鬼
人生そんなにドラマチックな事は起きない、
母親はビッチな感じがしで、お父さんはロックかも知れんが‥普通のことを描けばクソつまらない作品になったかもしれない、でも同じ
キャストで10年以上撮り続けると、感情輸入がハンパない、一つの家族の成長物語を観ている気分、よくもブレず撮ったなあと感心する、当然演出は有るのでテレビの安い大家族ものとは、比較にならない。
よかった
19から一人暮らしを始めた自分は主役の男の子メイソンにすごく感情移入しつつも、もうすぐ家を出て1年になるのでお母さんのオリヴィアの気持ちもなんとなくわかるような気がして、いいタイミングで観れたなと思った。
メイソンが家を出るため荷物をまとめるシーンでもう少しお母さんに優しくすればいいのに、と思いつつ俺もあんな感じだったなとか思って申し訳ないような照れくさいような気がした。
20年生きてきて今までを振り返ると意外とあっという間で、これから先どうなるかなんてわからないけど、もっと大人になったときにもう一度この映画を観たいなと思った。
隣の席に自分の母親よりちょっと年上ぐらいのおばさんが座っていて、その人が泣いていたのがちょっとグッときた。
大切な一本
この映画を見ながら私は自分の人生をオーバーラップさせてしまいました。
と言うのも、主人公のメイソンの置かれる境遇と自分の人生が奇しくもすごく重なってしまったからです。まぁ、メイソンのように女の子から好かれることはありませんでしたが、
それでも、母親の女運のなさや、
アーティスト崩れの実の父親。
引越しのたびにリセットされる友人関係、
皿洗いのアルバイト。
そしてメイソン同様に私もそういう境遇だったからか内向的になり
言葉では表現できず創作活動に目覚めていきました。
本当にこの映画が観れたことを嬉しく思います。
そして、そういった個人的な事を一切抜きにしても、この映画の成し遂げた新たなる映像表現の可能性は歴史に残る功績であり、とても素晴らしい作品です。
また、「スクール・オブ・ロック」の監督だけあってロックやポップミュージックの使い方のセンスは抜群です。
大人の映画
子供の成長を描いているように見えて、実際はもう中年から老年にさしかかろうかという監督の心情を吐露している私小説的な感じが強い映画だ。子供だけではなく、大人もちゃんと年をとるところがすごくリアル。子供が成長するのは当たり前だが、大人が老けていくのはやはり残酷としかいいようがない。
子供に夢を託しているというより、単にうらやんでいるだけだ。「コンドーム持って行け」と言いつつ、大人は結婚を繰り返し、平気で子供を産む。大人の醜さは子供の純粋さによって際立つ。子供ではなく、大人を描きたかったはずだ。
少年時代へのあこがれ、郷愁。成長ではなく、老化。
最後のシーンは少年期を葬るための儀式のようなシーンに思える。まさにラストシーン。偶然同室となった男性の雄叫びが、偶然恋人となるはずの女性の肉感的な微笑と呼応して、ハッピーエンドではない不気味さを残す。終わりの始まりのような結末。
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