「あるままを受け入れる事、それを想う。」6才のボクが、大人になるまで。 145chanさんの映画レビュー(感想・評価)
あるままを受け入れる事、それを想う。
6才の少年が大人になるまでを描いた作品。フィクションだが12年間かけて作成、その役者の変化が、作品にリアリティーを持たせている。
頑張ってスターになる、感動する、というような話でもない。けど、思うのは、何をしたって“時は流れる”んだよなって。時が経つこと自体がドラマなのだよね。
今の幸せも、悲しみも、人生のほんの一瞬を切り取ったに過ぎなくて、そこに固執したって仕方ない。つみ重なった時に、人としての深みやその人なりの人生を映しだすのかな。
主体的に、それを思いながら、あるままを受け入れる事、それを想う。一瞬を大切に、でも、その一瞬が人生のすべてだと、思わぬように。
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