「人生の教科書の一つになるようないい映画」6才のボクが、大人になるまで。 chakurobeeさんの映画レビュー(感想・評価)
人生の教科書の一つになるようないい映画
人生の教科書の一つになるようないい映画でした。私のような年寄りから見ても全く退屈しないさらりと深みのある映画でした。 映画のテーマからすれば、独身の若い人や子育ての夫婦にも示唆に富む内容の映画ではないでしょうか。良く考えられた、人生に意味ある素晴らしい台詞が飛び交います。 日本経済新聞の映画評にもありましたが、都会から離れた典型的なアメリカ中産階級の一面を教えてくれる、幅広の社会性のある映画でした(黒人の欠けていたのが気にはなりますが?)。
何はともあれ、この映画がエラー・コルトレーン演じるメイソンが子供から青年に成長していく姿を描くために、2002年から2013年まで12年間を通して断続的に撮影された、というその努力と忍耐強さには驚かされます。
日本版「少年時代」が観たくなりました。
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