「時は常に人生によりそっている」6才のボクが、大人になるまで。 だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
時は常に人生によりそっている
クリックして本文を読む
題名そのまんまのお話です。
6才のボクが、大人になるまで。
描き方に技巧は使わず、メインキャストを12年撮り続けた軌跡が淡々と流れてゆく。
6歳から18歳かぁ。
その時代を追体験したような、子育てを覗き見したような感慨を覚えます。
母と父の成長記でもありました。
特に父ね。子供っぽかった父も、まともな職を得て、再婚をして、息子が高校卒業の頃には、昔の母の理想を体現したって自分でゆってた。でもそれは父にとっては不本意であり幸せでもある。
母の再婚相手は良くなかったね。その後の彼氏も酒癖悪めだったね。母も辛かったでしょう。
メイソンとサマンサは母やその夫に振り回されながらも育ったね。年相応の悪さと惑いと恋と別れ。
ラストで大学生になったメイソンが、こんなようなことを言いました。
時は常に人生によりそっている、と。
上手いこといいましたな。正にこの映画についての一言です。
二時間半越えの長丁場でしたが、とても短く感じました。
ドラゴンボールを観て、ゲームボーイアドバンスをして、Xboxをして、トヨタのトラックに乗ってましたね。メイソンなかなかジャパン好き。あ、Xboxはアメリカのか?
コメントする