パラサイト・クリーチャーズ

劇場公開日:

解説

荒涼としたアルプス山脈を舞台に、謎のクリ―チャーが科学者たちを襲うSFサバイバルアクション。アルプス山脈にある気象観測基地の管理人ヤネクは、ある日、故障した観測機器の様子を見るため、科学者たちと一緒に山の奥深くへ出かけ、氷河の一角が赤く染まっているのを発見する。異変を調査する一行は、狂犬病に感染したと思われるキツネに襲われ、基地に引き返すが、今度はそこで未知の生命体に襲われる。謎の生命体をなんとか退けた一行だったが、赤く染まった氷河を分析していた科学者から、驚くべき事実が告げられる。

2013年製作/97分/オーストリア
原題または英題:Blutgletscher
配給:クロックワークス
劇場公開日:2014年9月20日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0愛犬ティニーの末路

2022年10月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 巨大ダンゴムシ、ハチ、ツノの生えたカラス。謎の生命体は次々と新しい交配種を作り、標高3500mの観測基地を襲う。

 酔いどれのおっさんヤネクが主人公となるが、元カノタニアの出現によって、心を入れ替えたかのように状況を打破しようとする。折しも大臣を含む査察団が到着していて、パニック状態が加速。襲われた者の体内では交配が起こり、新たな新生物が産まれようとしていた。まさに寄生して増える恐怖。

 アルプスの大自然と新生物との恐怖のバランスが何とも言えない。ただしクリーチャーの造形だけをとってみれば低予算作品だと感じられ、役者達の演技力がダメだったら目も当てられなかっただろう。

 あのおばちゃんが迷い込んだ娘の手術をするシーンが一番の見どころ。縫合針なんてないんだから焼きごて!

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kossy

3.5短パンTシャツ

2020年5月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

イヌ人間を持って帰るなんて狂気の沙汰

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カタヤマ

2.0あんな山奥に謎のホットパンツ女

2020年4月6日
PCから投稿

楽しい

興奮

どう見ても即殺されて退場しそうな禿オヤジがまさかの主役
オーストラリアではそれなりの俳優なんでしょう
ニット帽被るとソコソコ男前に見えなくもない
どうでもいいけど生存者全員感染してるね
あの後が本当の修羅場になるはず
世界中がミスト状態になるのではないだろうか

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SFアクションホラー

3.5メッセージ性のあるB級

2017年5月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

氷河が溶け出したことで、今まで発見されなかった未知の微生物が地表に出現し、それが怪物を生むという現実味の無いB級一直線の作品。宿主となる生物を含む、その生物と接触した生物のDNAを取り入れた、ハイブリッド種を生んでしまう。そのため、ヤギ+昆虫(クワガタ?)や、キツネ+ハエなどのおぞましい怪物らが湧いて出てくるように現れる。

なぜそうも凶暴になるのかは謎だが、気持ち悪いところはしっかり気持ち悪く、低予算ながら工夫も見られる。怪物がヘタなCGとかで描くよりも、VFXを用いている点も好感触だ。

登場人物らも年齢層は比較的上ということもあり、はっちゃけたシーンは少なく、真面目に未知の脅威との対峙を描いている。
どうも「遊星からの物体X」とカブるが、多少は意識しているだろう。しかし、本家は宇宙からやって来た部外者の仕業に対して、本作のこの惨劇を生んだのは紛れもなく人間。それは随所で描かれるため、やや現実味を帯びて怖い。

これが現実になるのはほぼあり得ない話だが、実際に氷河の層は何千年も前のものだったりもする。温暖化が進み、氷河がほとんど溶けてしまった際、氷の奥で眠っていたウイルスや細菌、微生物が人間に猛威を振る可能性だって考えられなくもない。

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Mina