劇場公開日 2014年9月20日

パラサイト・クリーチャーズのレビュー・感想・評価

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3.0愛犬ティニーの末路

2022年10月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 巨大ダンゴムシ、ハチ、ツノの生えたカラス。謎の生命体は次々と新しい交配種を作り、標高3500mの観測基地を襲う。

 酔いどれのおっさんヤネクが主人公となるが、元カノタニアの出現によって、心を入れ替えたかのように状況を打破しようとする。折しも大臣を含む査察団が到着していて、パニック状態が加速。襲われた者の体内では交配が起こり、新たな新生物が産まれようとしていた。まさに寄生して増える恐怖。

 アルプスの大自然と新生物との恐怖のバランスが何とも言えない。ただしクリーチャーの造形だけをとってみれば低予算作品だと感じられ、役者達の演技力がダメだったら目も当てられなかっただろう。

 あのおばちゃんが迷い込んだ娘の手術をするシーンが一番の見どころ。縫合針なんてないんだから焼きごて!

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kossy

3.5短パンTシャツ

2020年5月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

イヌ人間を持って帰るなんて狂気の沙汰

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カタヤマ

2.0あんな山奥に謎のホットパンツ女

2020年4月6日
PCから投稿

楽しい

興奮

どう見ても即殺されて退場しそうな禿オヤジがまさかの主役
オーストラリアではそれなりの俳優なんでしょう
ニット帽被るとソコソコ男前に見えなくもない
どうでもいいけど生存者全員感染してるね
あの後が本当の修羅場になるはず
世界中がミスト状態になるのではないだろうか

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ニホンではなくニッポン

3.5メッセージ性のあるB級

2017年5月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

氷河が溶け出したことで、今まで発見されなかった未知の微生物が地表に出現し、それが怪物を生むという現実味の無いB級一直線の作品。宿主となる生物を含む、その生物と接触した生物のDNAを取り入れた、ハイブリッド種を生んでしまう。そのため、ヤギ+昆虫(クワガタ?)や、キツネ+ハエなどのおぞましい怪物らが湧いて出てくるように現れる。

なぜそうも凶暴になるのかは謎だが、気持ち悪いところはしっかり気持ち悪く、低予算ながら工夫も見られる。怪物がヘタなCGとかで描くよりも、VFXを用いている点も好感触だ。

登場人物らも年齢層は比較的上ということもあり、はっちゃけたシーンは少なく、真面目に未知の脅威との対峙を描いている。
どうも「遊星からの物体X」とカブるが、多少は意識しているだろう。しかし、本家は宇宙からやって来た部外者の仕業に対して、本作のこの惨劇を生んだのは紛れもなく人間。それは随所で描かれるため、やや現実味を帯びて怖い。

これが現実になるのはほぼあり得ない話だが、実際に氷河の層は何千年も前のものだったりもする。温暖化が進み、氷河がほとんど溶けてしまった際、氷の奥で眠っていたウイルスや細菌、微生物が人間に猛威を振る可能性だって考えられなくもない。

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Mina

3.5名作のパロディかと思いきや

2015年10月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

オーストリアのモンスター・パニック映画です。予告編などから察したのですが、明らかに「遊星からの物体X」じゃないかと思いました。

観賞してみると、「遊星からの物体X」を少し位は参考にしているのかもしれませんが、設定などは独立してしっかりと作られていると思いました。

アルプス山脈の気候観察所付近で赤い色をした氷河が発見されたことが全ての始まりとなるのですが、どうやらそれは新種の寄生型微生物で異なる種族の生物を無理矢理交配させておぞましいハイブリッド種を作ってしまう厄介なヤツでした。鳥やヤギ、クワガタやダンゴムシなど、それはそれは怖い化け物が襲いかかってきます。B級感は否めないですが、怪物の造形は結構頑張っていたと感じました。

若干グロめなので、苦手な方には勧めづらいですが、それを気にしないのであれば楽しめるかと思います。

微生物は宿主の体に潜み、かなり感染力が強いです。水を飲んだだけで感染するシーンがあったと思うのですが、でも血を顔に大量に浴びても感染しないとか、設定がしっかりしていることもあれば適当な所もあります。ツッコミどころ満載なのは流石B級の一言で、そう言う所も見つけながら観賞して欲しいです。

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カピバラ

3.5描写はB級、テーマはA級のパニックムービー。

2014年9月26日
PCから投稿

怖い

興奮

難しい

【賛否両論チェック】
賛:怪物が生まれた理由が「環境破壊」ということで、人類に警鐘を鳴らす意味合いが強く、考えさせられる。
否:設定や描写など、やはりB級感は否めない。グロシーンも多数あり。

 作品の雰囲気とか、突然変異した生命体の描写とかは、〝ザ・B級映画”といった感じですが、テーマそのものは「環境破壊がもたらす最悪な結果への警鐘」という、実に壮大な印象を受けます。そしてその内容に違わない絶妙な設定に、思わずハラハラドキドキの連続です。半ば不謹慎とは分かりつつも、「次は、どんな生き物と生き物をかけ合わせた生物が出てくるだろう・・・?」と期待してしまうのも、この作品ならでは(笑)。
 単純明快かつ斬新なパニック映画といえそうです。

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映画コーディネーター・門倉カド

2.5こんなもんだよね〜

2014年9月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

遊星からの物体Xとエイリアンの良いところをちょっとつなぎ合わせて2で割っちゃったような映画。
よって、全体的にパンチ不足。
キャスティングもイマイチビミョー。学者3人はどうにもバカっぽいし、ヒーローになりそうな人も一瞬にして死んじゃう役立たずな設定。
クリーチャーもヒツジサタンやら巨大ダンゴムシやら、なんか物足りない上に全身写さないからマペット感がぬぐえず。
唯一良かったのは大臣=おばちゃん。山登りはガンガン行くはクリーチャーでてきても1番冷静だわ、即行、重症人を手術しちゃうわ、えらいくせに凄い活躍振り。これはよかった!

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peanuts