劇場公開日 2015年7月25日

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野火のレビュー・感想・評価

全160件中、121~140件目を表示

3.5母さん石榴の実はもうなりましたか

2015年10月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

久々に強烈。シンレッドラインも好きだが、これも鮮烈に記憶に残りそう。
先日参加した講習会での「戦争とは戦闘の後こそが本番であり悲壮」と言う言葉を思い返しつつ凝視してしまいました。正解とは言わないけれど大事な1本。

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lynx09b

2.5リリー・フランキーの演技が印象に残った

2015年9月20日
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悲しい

怖い

興奮

 私は、大岡昇平の小説に関しては流し読みした程度ですが、映画は原作を忠実に再現しているようです。戦争がいかに悲惨で無意味なものであるかを、荒々しいタッチで描いています。

 映像には、いつのまにか引き込まれる力強さがありました。役者の中で特に存在感が大きかったのは後半から登場するリリー・フランキーです。彼の演じる「安田」は悪い男なのですが、あの邪悪さを自然に醸し出すのはさすがでした。

 ただ、陰惨な映像の連続は見ていて心に響くものがあったのですが、何か今ひとつ迫力に足りなかったんですよね~。作品のクオリティの低さは否めないです。

 例えば、兵士が撃たれて血をどばどば流して倒れるシーンがありましたが、本当は人が拳銃で撃たれても、そんな大げさに血が噴き出すことなんて無いじゃないですか。ネットでそういう動画を検索すればいくらでも出てきますから、誰でもわかります。それなのに、旧来の映画的技法を捨てきれていない感じが、なんだか古いなと思いました。そんなわけで☆2.5つ。

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moriken

3.0こわい

2015年9月16日
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怖い

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吉泉知彦

2.0敗走の先に

2015年9月15日
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戦争は負け始めると、後は悲惨な末路を迎えるのだと感じました。当時多くの兵士が、この様な体験をされたのだと思うと、胸が詰まりました。
戦争の悲惨さを伝えるのには、十分な内容でしたが、ただそれだけの作品でした。
それだけの作品かもしれませんが、お金を払ってまで見る作品では無いとも思いました。

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はるっち

4.0監督

2015年9月6日
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監督挨拶の日でした。
軽い感じの挨拶で好感持ちました。
※日本のいちばん長い日との違い等、戦争に対し考える良い時期なのかも=戦後70年

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⭕

4.0辛い

2015年9月1日
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戦争の怖さ惨さ人間の生き死にの為に人はこんなになるのか!人間を食う。それは帰りたいから。待ってる人に会いたいから。分かるけどわからない。私なら自害すると思った。まえに戦争体験者から聞いた。広島空爆あとの事血まみれで皮膚が垂れてたり、人間とは思えない人達が歩き回ってる姿目にして終戦した後ずっとその光景が目に焼きついて離れず眠れないと。。生きててもその地獄はずっと残る。戦争は無くならないきっと。。

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愛純

3.0なんだろう

2015年9月1日
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グロかったのが印象に残っただけであまり真に迫るものがなかったように僕は思いました

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ty

1.5ウジ虫が生きたままの人を食べてる、その音がきこえたかと言うと、全編...

2015年8月30日
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ウジ虫が生きたままの人を食べてる、その音がきこえたかと言うと、全編がコッテリで、同じ刺激や情報が続くと、とてもしんどく慣れる。そこが監督の意図なのかなとも思った。
体験者からすると、こんなもんではないと、笑われる、コッテリの手法では伝えきれないのです。途中で気分が悪くなり退席しました。それ位、爆音や映像が、これでもかと単調です。

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アツサミー

2.5空回り気味では?

2015年8月28日
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ホニャララ

4.0警鐘

2015年8月24日
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U-3153

5.0市川崑版の「野火」にも興味がわいた

2015年8月23日
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怖い

興奮

知的

とても良い戦争を題材とした映画でした

自分があの戦線にいたら1秒たりとも生きてはいないだろう、そしてそんな場所や状況には行きたくないと思わせてくれるに十分な内容から「戦争はしちゃいけない」につながりました。そう言った意味で映画を観て楽しかった、スゴかったと言う娯楽の部分を満足させつつ制作サイドが伝えたいものの一つである「反戦」についても自然な流れとして考えさせてくれる希有な作品で、邦画の戦争映画の代表作を上げる際の外せない映画となりました

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adansoni

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2015年8月23日
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saikimujin

3.0伝わることと、伝わらないこと

2015年8月22日
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悲しい

怖い

映画「野火」凄まじい作品だった。
絶望的で、グロテスクで、いやらしくて、恐ろしくて。
あの戦争の無謀さや無残さがむき出しで描かれていた。

でも、何かが伝わってこない。

それは、スクリーンからは熱も死臭も硝煙も乾きも伝わってこないからで、これはどうしようもないこと。全ての映像作品の宿命。

それで思ったのは、あさ基地に出勤して、遠隔操作のドローンで爆撃をして破壊や殺戮をして、夜は家族と夕飯を共にしてベッドで休む、という戦争のこと。

そして「相手がモビルスーツなら、人間じゃないんだ!やってやる!」というアムロのセリフに込められた人に潜む狂気。

あと、リリー・フランキーはミスキャストだったと思う。

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シーナマサヨシ

5.0二度と観たくない。

2015年8月21日
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怖い

映画にはたまに「二度と観たくない傑作」がある。『ミスト』や『オールド・ボーイ』がそれだが、この映画もそうなるかもしれない。

色使いあざやか過ぎて監督らしくないと思って観ていたが、人間性が破壊つくされてのちに現れる“狂気”の残り火に田村が苦しむ様はまさしく監督の映画だった。色使いのあざやかさはその対比に必要だったと。

あと、とりとめのない感想として、安田が『地獄の黙示録』のカーツを連想させた。

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ko_iti

4.5身体に悪い

2015年8月20日
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戦争を1ミリも美化していない点がまず良い。
戦地となったフィリピンの自然の美しさと、そこで蠕き這いずり回る人間の愚かしさ、醜さの対比が見事。
奥歯をぐっと噛み締めて我慢して見た。
戦場を擬体験したようで、体調が悪くなった。
戦争というのはかくも醜く、最低で最悪なものだと知って、忌み嫌ってほしい、という監督の思惑にはまること間違いなし。

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tbtmtk

4.0戦争とは。

2015年8月17日
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怖い

僕にとって、大岡昇平は謎の作家で、この「野火」と「事件」の両方の原作者で、まったく作風が違う。しかもどちらも評価が高く、映画人の意欲をかきたてるものになっている。

肺を病んだ田村(塚本晋也)は、病院と兵舎を行ったりきたりしているあいだに、両方が戦火の屑になる。
田村は戦地をさまようことになる。

各国の映画人が描く、これが戦争だ、という映像。塚本晋也監督の思いは、匍匐前進している部隊に機銃掃射を浴びるシーンに現れている。
腕が脚がちぎれる。顔が半分吹っ飛ぶ、おなかを撃たれて内臓がはみ出している。頭を撃たれて脳みそが飛び散る。

直截的な描写で、戦争のなんたるかを知らしめるには、強い映像であった。
終盤に出てくるカニバリズムよりも、こたえた。

市川崑の作品も観たことがあるが、もう一度見比べなければ。

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mg599

3.5監督の執念

2015年8月15日
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悲しい

 まず、最初の印象としては本当に自主制作映画なんだと感じました。
塚本監督の苦しさがそのまま伝わるよう低予算丸出しの画はどうしても映画を助けているとは思えませんでした。塚本監督と言えば自主制作映画の神様といっても過言ではない存在です。だからこそ予算云々よりも制作意欲そのものだけで映画にしたのかなとも思います。予算繰りも非常に厳しかったのでしょう。ここで躓く観客もいるのではないでしょうか。
 ただし、この状況で映画を完成までこぎ着けるのも塚本監督しかいないでしょう。制作意欲と完成させる執念、観客をなめた邦画が多く制作される昨今ではやはり稀少なもっと大切に扱われるべき映画監督と改めて思いました。

 というわけで前置きが長くなりましたが本編です。監督自身からも政治的な発言があったりと見る前に多分な偏見をもちそうな内容ですが、実際は全然そんなことはありません。主義や思想、大義など関係なく戦争での「悪」をこれでもかというほど描きまくります。一兵士の戦争を執念深く、極限の飢餓、戦争という言葉に包まれない殺人、血と暑さと湿気と伝染病と未開のジャングルと、実際の戦争を低い目線で描写しています。やはり、私たちとしては「普通の人間が人間でなくなってしまう」それが戦争なんだとい心に刻まなければいけないと思います。

最後に様々な状況に負けず制作、そして公開まで辿り着いた塚本監督に改めて敬意を表します。

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HROKIIIII

4.0塚本晋也の世界の自主制作。

2015年8月14日
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原作はあれど、脚本、監督、制作、編集、撮影さらに主演をこなすというドランさんもびっくりのマルチっぷり。グロさで悲惨さを追体験させることは、一見ただ過激さを狙ったように捉えられがちだが、とても戦争映画を描く上で大切な役割を果たすものだと思う。これまでの、塚本晋也が云々無しに、ものすごい作品。映像の色味、震えにもう一度みたいとは良い意味で思わせない作品。たった87分の長さが、ものすごく長い感覚がした。これは、『それでも夜は明ける』以来の体験かもしれない。良い意味で、怖い、純粋に怖い映画だった。

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sakatea

2.5たぶんバランスが悪いんだ

2015年8月14日
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悲しい

怖い

難しい

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N Ryouhei

2.0演出過剰

2015年8月13日
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単純

良くない映画に共通するのは、大げさな演出である。「リアリティ」とはもっと静かな説得力であると、いろいろな映画を思い出しこの映画を見比べて思った。まず、これでもか、これでもか、の押しつけがましい”恐怖”(つまり大音響)に辟易した。つぎに兵隊たちの言葉使いが気になった。せりふの指導はなされたのだろうか。全員が東京言葉。その時代、東京出身以外の兵隊もいたろうに。それにせりふが軽い。”人肉喰らい”が原作「野火」のテーマであるが、映画ではやはり戦争そのものに吸引されなくては説得力は出ないのではないか。その点から、戦争全体を見とおす視点が欠けていることも指摘しておきたい。若者(らしい)たちは簡単に「傑作」と言うが、ショッキングな映像が「傑作」ではないことは言うまでもない。

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うさちゃん
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