劇場公開日 2015年7月25日

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野火のレビュー・感想・評価

全148件中、61~80件目を表示

3.5監督の力でできている映画。

2017年10月1日
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悲しい

怖い

生々しい作品を作るならば専門の役者って必要ない気がしてくる。
臨場感があるぶん暗くてよくわからない。
元気な時に見ないとつらい映画。

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スベスベマンジュウガニ

4.5飢えの苦しさ…、生きることの辛さ。

2017年9月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

戦争が終わっているのに、飢え続ける兵士たち。

明日生きられるか、生き絶えるかを緊張状態で過ごさなくてはいけないのが怖い。

死に様もリアルであるが故、緊張状態を体感できた。

人を猿と言い、人肉までも食うようになった兵士の姿を、決して「狂っている」とは言うことは出来ない。

生きたいという思いが、兵士をここまで追い込んでしまうのだろう…。

次元を超えた映像に、食い入るように観てしまった作品。

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ガーコ

3.0本を読んでから

2017年9月4日
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本を読んでから観るながらオススメ。

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アラキ

5.0人生における戦争映画の最高傑作

2017年8月18日
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鑑賞方法:映画館

まず第一にこの映画を反日映画だと安易に批判する輩がいるがそのような内容ではない。戦争には様々な側面があり、その中の戦争の悲惨さという側面を切り取った映画である。そのため、観た後は二度と見たくないが、傑作であることは間違いない。(普通、傑作は何度も鑑賞したくなるものだが、余りの悲惨さにもう一度観る勇気がなくなる、
つまりトラウマになる)
映画全体を通して主人公の視点から描かれており、生きるか死ぬかの緊張感が張り詰めていて、何度も途中で声が出てしまいそうになった。
風景となった死体の山、一方的に殺される日本兵、小さな芋の奪い合い
挙げ句の果てに食人行為
これほどまでに悲惨な戦争があったのかと言わんばかりの飾り気の全くない「リアル」、是非一度は映画館でみていただきたい。
ちなみに監督自身は「映画は一定の思想を押しつけるものではありません。感じ方は自由です。」と発言しており、私は「兵站、補給は大切だなぁ~」そして、「このような悲惨な戦争を戦った英霊に感謝、脱帽するしかない。」と感じました。(マヌケですみません。)

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2017

4.0誰も悪くない

2017年8月15日
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鑑賞方法:映画館

2015年の初公開から2年経った2017年の終戦記念日にユーロスペースで鑑賞しました。当日は塚本晋也監督のトークショー付きで会場は満員。

公開当初より噂は散々耳にしていましたが、マッドマックス祭の最中だった私は見に行く機会を失っていました。

毎年毎年、8月15日に改めて観るべき作品だと感じました。
言葉にできないほどの凄惨な戦争体験を生々しく描いた本作。監督自ら扮する田村一等兵は弱々しく、身長も低く、まさに当時の日本兵そのままといった風貌。
数多くあるヒーロイズム的な映画にはしないとは監督の言葉で、まさに戦争の負の面だけが次々に田村を襲います。

飛行機からの掃射によって頭部が破裂した医師から始まり、
小さな小さな芋を分け合うガリガリの日本兵
ジャングルのその辺で死んだようにならんで眠る日本兵。
ウジが湧いても息はある者。
風景に溶け込む日本兵の死体。そこら中に死体が転がり、もはや当たり前となっている。
そして、人肉食問題。

監督は実際にフィリピンに行かれ、戦争体験者から言葉を聞かれたようで、映画に出てくる目を覆いたくなる悲惨な状況は当たり前だったという。
その上に立ち、人肉を食べたとか食べてないとかの議論の余地はないのだと。
人肉を食べるのは当たり前。
問題は「誰を」食べたかだと。

言葉でいくら語っても陳腐なものになってしまうので、百聞は一見に如かずだと思います。
トークの時にも監督がおっしゃられていましたが、この作品が、「はだしのゲン」のようにいい意味で子供の心にトラウマを残せればという言葉ほど、この作品の価値を言い表している言葉はないでしょう。
すでに成人し良いトラウマ経験とはいえませんでしたが、これを良いトラウマとして体験できる未来の子どもが羨ましくて仕方ありません。
その情熱が伝わったのか、映倫もPG12指定。
ぜひ子どもとみてトラウマを作ってほしい作品です。
この作品が後世まで伝わるよう応援していきます。
陳腐な言葉ですが、やっぱり戦争は良くないんだなと感じた雨降る8月15日でした。

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ヨシマサ

4.0ただただ衝撃を受けた

2017年8月13日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

見終わって明るくなったとたん感極まって涙が溢れた。悲しいとか怖いとかそんな感情ではなく、何て凄まじいのか。戦争映画はいろいろ見た方だと思うし、戦争に関しては勉強した方だと思う。それでもこの映画はあまりにも衝撃が大きすぎて自分の中で消化しきれない感じがする。
戦争の真実に迫ったものは他にもあるかもしれない。でもこの映画は極限まで追い込まれた人間が何をするのかをただ見せる、淡々と。
いつも考えることだが、戦争とは一体なんだろう?いったい誰のためなんだろう?

これをきっかけにして、見た人それぞれがそれぞれに戦争について考えることが大事だと思う。

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Audrey

4.5くらくらする

2017年8月12日
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ただただ衝撃でした。
21世紀にこの映画を撮れる人が日本にいるということがすごいと思う。
二度とは観たくないけど、その代わり忘れないでおこう。

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空猫

4.0美しいわけがない

2017年8月12日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

肉片が散乱し、ウジが大量にわき、唇を真っ赤にして人肉を貪る。想像以上のおぞましさにしばらくの間、スクリーンを直視することが出来ずにいました。

この作品はあくまで田村一等兵ひとりの体験がベースです。100人の兵隊がいれば100通りのおぞましい体験が各々にあったのではないでしょうか。もちろん、田村一等兵以上の体験もあったかと、容易に想像がつきます。

昨今、戦争を美化する様な作品もありますが、私は「野火」の様なおぞましさ以外に戦争の真実はないと思います。

というのは、10年程前にひめゆりの塔を訪れた際に、ひめゆり学徒隊だった語り部のおばあから「映画ひめゆりの塔(1953)で、キャベツをボールにして遊んだり、笑ったりするシーンがあったけど、あんなことは微塵もなかった。楽しいことや美しいことは、ひとつもなかった。あれは映画だから。」と聞いたからです。

塚本監督は、映画だからという理由ではなく、戦場の真実をフィルムにしました。それは、人の身体は簡単にバラバラになり、腐敗しウジがわくこと。そして、異常な環境にもやがて慣れ、人を殺せる様になるということ。

そして、この戦場に敵は不在です。何の為にこの場所にいるのか、もはや誰も分かりません。日本の為なのかどうかも、誰も分かりません。分かることは、日本という国家が想像を絶するほどに「狂っていた」というたったひとつの事だけです。

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ミカ

3.5リバイバル映画・・

2017年8月12日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

大岡昇平の原作小説があるらしい。太平洋戦争での孤島ジャングルの中、ひとりさ迷う旧日本軍兵士の田村。生きるか死ぬかの極限状態で島を歩き続けた。孤独と病気の中、仲間を求めていた心理状態は映画の世界で想像するしかない。小説もいつか読んでみたい・・

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亮一君

3.0再び野火を見る。

2017年8月10日
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パッチワークす

0.5人肉食べる歴史はつい最近まであった

2017年8月8日
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悲しい

怖い

昔の野火をよりリアルにした話だけど、東北の飢餓の時は、間引くって言って子供を食べるってお婆さんが言ってた。
亡くなった叔父さんも、戦争中に米軍の飛行機が墜落した時、凄く美味しい匂いがして、みんな猿を探しに行くと一人一人森に消えていったと話していた。

だけど、何故今人肉?

まぁ、東京喰種も人肉食べるけど
今、野火をリメイクした意味がわからない。

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ゲルべ14

1.0ムリでした

2017年8月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

最後まで観られませんでした…
映画館で観る機会を逃しててよかった…
そこまでして戦争を伝えてもらわなくていいです。悲しさも虚しさも苦しさも感じない、ただ気持ち悪い。

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ぴ

2.0トラウマ

2017年8月1日
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eriee

4.0地獄

2017年8月1日
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鑑賞方法:映画館

怖い

どこを切り取っても地獄としか言い様のない映像が、セリフが撮られている。
全編目を背けたくなる内容であり二度と見たくない映画である。
人間が人間でなくなる様は非常に恐ろしい。

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オキア

4.0阿鼻叫喚。

2017年4月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

阿鼻叫喚。

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sakahiro

2.5重苦しい

2017年4月6日
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そこまでグロ描写なくてもいいかな。
疲れる映画だった

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骨

3.0好きではないが観ておくべき映画

2017年2月18日
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鑑賞方法:映画館

渋谷ユーロスペース初見参
ホテル街に突然、文化の香り
(学生時代に「ゆきゆきて、神軍」を観たはずだが記憶になかった。wikiによると2006年現在地でリニューアルオープンしたとのこと)

興味ない•2•••好き/並••••5すごい
無••••5社会派/大衆••••5カルト
損はしてない/紹介する
俺の満足度 60点
作品賞ノミネート可能性 40%

なんか、怖い。
90分、身じろぎもせず。疲れた。
好きではないが、観ておかないといけないという映画。

ジャンルは戦争映画だが、敵との遭遇は1回、現地住民との接触も実質1回、あとは味方であるはずの自軍兵士との行動がほとんど。それなのに圧倒的な孤独感。微かな希望に向かっている気も全くせず。
極限ではさまざまなことが起きる、誰がどう行動するかもさまざまだ、ということを疑似体験できてよかった…のだろうか。

2020/8/25 追記
白波さん> 戦場という異常な空間をただひたすらに描いています

ホントですね。これ観たことで、「戦争は、嫌だ」という "考え" ではなく、生理的感覚が、自分のどこか深いところに植え付けられました。

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CB

3.0人を狂わせる

2017年1月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲惨な戦争の最中では人肉をも貪る精神状態まで追い込まれてしまうのか。
戦時中の下級兵士をリアルに描いて居るのだろう。

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上みちる

3.5物語るものは、

2016年10月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

監督、脚本、主演。。
これは、観るものがどの様に観るかが問われるのだろう。
人肉を食べたかどうかの前に、戦争をどう見るかの方がよほど我等、昭和戦後人としては大切な事なのだろう。

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ぽっくん