パージ:アナーキーのレビュー・感想・評価
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前作と同じ時、違う場所でのパージ<浄化>を描いたアザーサイドエピソ...
2作品とも見ました。
一作品目のパージとはまた違った雰囲気で
人の命を守りながら息子の復讐をするためにパージしにいくとゆう話で、金持ちはああいうふうにパーティーのようにパージするんだなーと思いました。
この金持ちの思考はズレてます。
結局復讐のため飲酒運転した相手を殺してしまったんですね。
パージで減らせなかった分の人口を警察が足りない分の人を殺していくんだと思い怖くなりましたが、無事助けられて良かったです!!
前回のはどんどん主人公家族が死にましたが今回はみんな生き残っていい終わり方でしたが、やはりパージ制度は怖いです。
一作品目より、アナーキーの方が個人的には面白かったです。
見方
パージと連続で見たのですけど、最初の方が緊張感はあった。
こっちは、なんか割とふつうの映画になっててちょっと期待と違ったな。
結局、この先は、体制と戦う話になるのかね。それは個人的にはやめてほしいw
今回はストーリーができていたぶん、設定による恐怖が無かった。
理不尽なパニックホラー的な感じだと想ってたんだけど、、、
まぁそこまで反体制と絡んでないから、この先どうするのかは、ちょっと気になる。
ポテンシャルの高い世界観と尻つぼみな魅力
あらゆる犯罪が許容される夜、「パージ」。
その直前の夕暮れにおいて、ある者は穏やかに乗り切るたの防壁を準備し、ある者は復讐を果たすための装備を整える。序盤で描写されるパージが始まるまでの静かな緊張感は、その後に続くであろう最高の盛り上がりを予感させます。特に、フランク・グリロ演じる警察官が自動車を発進させるあたりは初代マッドマックスを想起させられ、期待値は最高潮になります。しかし、ここまででした。
中盤で自動車が停止するとともに、この映画への興味も急速に冷めていきました。警察官は、当初の目的から離れて母子家庭の親子と離婚危機の夫婦を助けることになるのですが、ここからがいけない。貧困層は富裕層の愉悦を満たすための道具であり、国からも除け者にされていることが発覚し、物語は善と悪の単純な二元論へと舵へ取っていきます。善である主人公サイドが、向かってくる悪ー富裕層と国家警察を問答無用に殺害していきます。弱者が強者に立ち向かう姿を表現しているのかもしれないのですけど、エゴイズムにしか感じないのですよね。「復讐では何も解決しないわ」といいながら、いかにもテロリスト風の過激派組織の活動に賛同している娘がこの映画の最たる象徴であるのかもしれません。
登場人物が多い割には偏った立場の目線しか存在せず、もったいないというのが正直な感想です。もしかしたら前作と色を変えるためにあえて、上記のような方向性にしてるのかもしれませんが、残念な印象しか残りませんでした。前作は未鑑賞なのでなんともいえないのですが。
序盤の雰囲気が最高だっただけに、中盤以降においてどこにでもありそうなことを言い始めたのが、ただただ残念でした。
方向性変更
一作目観て、すぐに二作目を鑑賞。
方向性が変わった。映画らしくなった。
ストーリーの動きがあり、登場人物もその背景も追加要素が増えた。
更には謎の団体や、策略やらと、裏を読んだり、ハラハラする場面なども増えた。
緊張感や恐怖感は断然一作目。でも、あと味がいいのは二作目かなぁ。
一作目はひたすら、パージに興じる人達と防衛側の中を観て
二作目はヒーローが現れて、みんなで協力して団結して、助け合う、良くある感じ。
お互いの目的もはっきりしていて、色んな側面の合法を見れた。
ちなみに私のやりたい、窃盗、強盗はどうやら出来ないようになっていたみたい。笑
それにしても、あのお面集団は顔と動きが本当に怖い。そしてやっぱりどこかゲームっぽさがある。
どうやらまた続編があるよう。観なくては。
前作の利点と欠点をそのまま引継いだ作品。
パージ制度の描写は前作同様に比較的丁寧。
「年1回全ての罪が赦される12時間」を設けることで秩序を保つ社会。
『気にいらねぇ奴をブッ殺してやるぜ! ヒャッハァー!!』という基本形を見せつつ。
回を重ねたことで生じた変化、実は制度設計時から意図されていた思惑も提示。
時間経過を実感させる作りには前作同様にグッときました。
特に富裕層のパージの過ごし方の描写が良かった。
前作には無かった新要素。
この新たに提示された要素、斬新であると同時に納得感もあり。
この要素から広がる話の展開が呑み込み易かったです。
また主人公であるフランク・グリロも良かった。
前作は一般人で戦闘に不慣れな男をイーサン・ホークが好演していましたが。
本作は戦闘経験を持ち明確な殺意を持つ「狩る者」をフランク・グリロが好演。
常に眉間に皺を寄せつつ華麗な銃捌きを見せる姿は格好良かったです。
惜しむらくは…前作同様…或る人物の倫理観と言動。
やはり“正しい倫理観”を担う人物に苛々させられる。
彼等の言動は或る種の観点からは正しいのかもしれませんが。
パージが制度化された社会で生き残る、という観点からは不適合。
前作に比べると自分で風呂敷を畳もうとする姿は描かれていましたが。
それでも口だけ達者という印象を抱き、終始苛々しました。
前作の利点と欠点をそのまま引継いだ作品。
観ないと全く理解出来ない訳では無いですが。
或る場面で前作との繋がりを持つ人物が登場してアガるので前作は必見。
まだまだパージの世界は広がる余地、未回収の要素があるため。
追い駆けられる今のうちに前作/本作を押さえておくと良いと思います。
オススメです。
こうなるよね。
アナーキー!?
危機感も何もなく他人任せな親子と夫婦、それを助けちゃう主人公ってどこがアナーキー?
1の方がよほどアナーキーだったけど?
しかも1にも増して無理矢理でぬるいハッピーエンドにがっかり。
惜しいなぁ…何でもかんでもハッピーエンドにすることないのに。
もし法律や規制がなかったら、こうも人は狂い、無法地帯にしてしまうの...
もし法律や規制がなかったら、こうも人は狂い、無法地帯にしてしまうのかと前作に続き恐怖で変な汗をかきました。重低音の音楽も気味悪さを煽り、その辺のホラーやスリラーを見るより恐かったです。
メイズランナーといい、リアル鬼ごっこといい、追われる、逃げ切るという題材は人間の生存本能そのものだからストーリーにしやすいんだろうなあと最近見た作品を思い出しながら思いました。
一番興味深いところは、その追われる、逃げ切るという状況が政府によってもたらされているということです。その政府によってもたらされた国家という箱の中で、人はモルモットみたいに観察されているような社会にゾッとしました。
前作は最後までどうなることか、とひやひやしましたが今回は途中で「なんだかんだ、アメリカの映画っぽく登場人物は逃げ切るんだろうなあ」と悟れて残念でした。しかし、その安心感があるから、ギリギリのところで見れましたし、それでも最後まで気が抜けず、パージ終了を告げる音で自分も朝を迎えたような、へたって崩れ落ちそうな気になりました。
前作に続き、怖いもの見たさをこんなに刺激する作品は他にないと思います。
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