エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)のレビュー・感想・評価
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どうやって撮影したんだろう⁈
登山シーンはどれも迫力があって、「どうやって撮影したんだろう⁈」との思いしきり。全部が全部がCGってことでもないだろうにね。だだ、阿部ちゃんがいないシーンはどれもイマイチ、岡田くん単独では役不足なのは否めない。
ストーリーの肝は阿部ちゃんが、登山家としては超一流の天才クライマー&人としては最低な奴という噂に反して実は仲間想いのとってもイイ奴 ってことなのだが、最低野郎のレッテルが貼られる原因となる言動や出来事のインパクトが弱く、その後の行動や かつての相棒が死んだホントの理由も予想どおりで呆気ない。
冬山エヴェレスト登頂のシーンに比べて、登場人物の描写が薄い分、残念な出来となってしまった。
とにかく阿部寛という俳優でもってる映画であることは間違いない。
原作ファンとしては…うーん
原作ファンで、公開をずっと心待ちにしていました。完成披露試写、初日舞台挨拶の回、平日と3回見ましたが…正直、レビューに並ぶ「駄作」の文字に納得せざるをえません。
何よりも残念だったのは、原作ファンとしては省いて欲しくない名セリフや名シーンが省かれていること。観ていても「あれ、ここであのセリフ言わないの?」などと疑問やもどかしさばかりが募り、心から愉しむことができませんでした。完成披露の時など、すすり泣く声があちこちから聞こえましたが、ごめんなさい、すごく冷めた思いでいました。それくらい原作とのギャップがショックでした。
原作者の夢枕さん自身が、「原作と映画は違うもの」「違いを批判する声からは、原作者の自分が守る」とインタビューなどで仰ってましたが、それでもやっぱりあの素晴らしい原作をチープに崩されたこのショックは大きいです。チープなんですよ。無駄にセリフで説明してしまったりとか。BGMで無理に盛り上げようとしてたりとか。ラストシーンとか。「エヴェレスト」という改題とか。
“岡田准一ファン”としてはまだまだ観に行きますが、“原作「神々の山嶺」ファン”としてはあまり楽しめない映画です。
ただ、現地で過酷なロケを敢行されたキャスト・スタッフの皆さんと、全てキャスト本人が演じたという点(特にラストの羽生を演じた阿部さん)には大いに敬意を表したいです。
驚くほどの
駄作でした。
途中でまざまざと、ハリウッド作品との差を感じざるを得ないほど、突っ込みどころ満載で、何をどうやったら、こうなるのかを考え初めてました。
単なるカドカワの凋落なのか、
はたまた何らかの力関係なのか、
何にしても、キャスティングの
阿部寛、尾野真千子が良かっただけに、
残念の一言。
音楽も必要以上に盛り上げようとするのが、
虚しく響きました。
何故観るのか?。そこに私がいるから。
原作もち映画は、大変ですね。全く同じでは、猿まね扱い。オリジナルを追加すると、原作破壊者扱い。マンガしか読んでない私は、どうしたものか。マンガの谷口氏の硬質なタッチとは、また異なるアプローチですよね。確かに、神々の山嶺と云うより、エヴェレストな話ですが、あの長い話を、よくまとめたと思います。それだけでも、凄いと思いますよ。今までに何度も、原作に期待して、映画で、?気分になった私からしたら、雄大な映像、観れただけ、得した気分です。いずれにせよ、原作が放つ、パーフェクトワールドは、読者の数だけ存在するわけです。それを映像化するのは、文字どおり、神々の山嶺を目指すようなもの。どうやって?。足がダメなら、歯で噛み砕いて進むわけですよ!。松岡修造も、凍りつきそうな世界です。ところで、がっかりすると分かって、何故観るのか?。そこに、映画があるから?。あるいは…。山屋ならぬ映画屋なら、お分かりですよね。
脚本と演出が残念至極
原作を読んでない人には、どう伝わったんだろうか。
羽生(阿部寛)は、何のためにどうやってネパールに居残っていたのか。
羽生はなぜ深町(岡田准一)の同行を許したのか。
岸涼子(尾野真千子)と深町は、なぜ親しくなったのか。
最後、深町は何のためにどのルートをたどってどこまで行こうとして、実際にどこまで行ったのか。
そして深町は何がしたかったのか。
たぶん全然分からないのではなかろうか。
話を短くしないといけないのは当然。
だが、やり方が下手くそすぎる。
もっと前半の人間ドラマを丁寧に描かなきゃダメでしょ。
(逆に後半は、「苦悩」の演出が無駄にくどい。
とくに原作を変えたところ、原作にない場面を付け足したところが酷い)
説明的台詞のオンパレードで一生懸命説明しようとしてたけど、
表面だけつまんでつなげただけじゃ何の深さもない。
その反面、肝心なところが説明されない。
たとえば、入山には政府の許可が必要なのに
それはどうするのかとか。
南西壁冬期単独無酸素というのが、
どれだけ無茶なのかとか。
おまけに同じようなカットが何度も使われていて、
「せっかく標高5300mのベースキャンプでロケしたんだから
その映像たくさん使わなきゃもったいない」
みたいなスケベ根性が見え隠れ。
リアリティについても、雑さ、あるいは手抜きが見える。
たとえば深町が
ベースキャンプに1人で入っていつ来るか分からない羽生を待つのに、
あの小さなザックじゃ1泊2日がせいぜいでしょ。
CGは使ってないみたいだけど、VFXはちゃんと使ってて、
まあいいんだけど、出来がちゃちくて臨場感が足りないし。
配給はアスミック・エースと東宝だけど、
実はこれもまた、
「セーラー服…」と同じくエグゼクティブプロデューサー:井上某の
角川映画40周年記念作品なんだよね……
残念至極。
阿部寛もったいない!
山が好きな人、阿部寛ファンの人にだけお勧めします。
主役が岡田君で助演が阿部さんだったんですね、逆のほうが良いストーリーになったのに。中途半端な気がしました。あと、尾野真千子の役は要らないと思います。
山はきれいな映像でいいけど、角川映画40周年これでいいの?
阿部寛の存在感ハンパない
エヴェレストを描いた映画としては、昨年『エベレスト 3D(Everest)』がありましたが、エベレストを映画で描くのって流行りなんですかね。『エベレスト 3D(Everest)』の時も思いましたが、(邦画だと結構ちゃちい画になりがちですが)5200mまで登って撮影しただけのことはあり、山岳シーンが意外にリアル。それでも、ブリザードとかは、CGでしょうけどね。それと、ネパールでのロケも中々良いですね。やっぱりセットと本物は違うと思います。
ちょっとビックリしたのが、物語の舞台が1993年と言うこと。現代に設定しなおしても良いのではないかと思いましたが、どうなんでしょうね?20年以上前の事なので、車であるとか、その他諸々の準備が大変だったのではないかと思います。って言うか、ちょっと覚えていないんですが、1993年頃の女性の髪型って、あんな尾野真千子の様なストレートだったっけ?まぁ、居ないことは無いかもしれませんが、時代考証(と言う程では無いけど)に疑問を感じました。それと、日本側は1993年の雰囲気を出すのに苦労していましたが、ネパール側はきっと今のままですよね。基本的には、誰にも判らないでしょうから。そう言う、物語の本筋とは違う所が気になりました。
岡田准一も良かったですが、やっぱり阿部寛かなぁ。彼は古代ローマ人でも有るわけですが(笑)、孤高の山男の雰囲気も非常に上手く醸し出しています。濃い顔が、彼の演じた羽生丈二の孤独さを強く映し出していました。
ところで、夢枕獏ってファンタジー小説だけじゃないんですね。こう言う骨太の山岳小説を書く人とは思いませんでした。失礼。
悪くなかったです。
演技派の役者揃いで、観ていて安心感がある 岡田准一が主演だが、役者...
演技派の役者揃いで、観ていて安心感がある
岡田准一が主演だが、役者一本の阿部寛の演技には太刀打ち出来なかった
最後のシーンの阿部寛の存在感は、半端ない
登山が好きな人は、感動する映画なのかもしれないが、登山に縁遠い者には…
役者はもちろん、エベレストを撮影したスタッフに拍手を送りたい
山に魅せられる人々
天才と凡人では見える世界が違って、凡人は生命が大事で天才の領域(神々の頂き)に踏み込むことすら出来ないけど、どっちが大事なのだろうか?という感じだった…。
細かい部分では、無理やり感もなくもなかったが、まあ、適当に面白かった。
演技力が脚本を凌駕してたね^^;;;
原作は面白い!って聞いていてこの役者陣だけに楽しみに見ました。
確かに皆さんかなりの役作りして挑まれてる様子は見てて肩凝るほど伝わってきました。
ただ時系列と歳の取り方に格差なくわかりにくく、冒頭の謎を解明してこその結末!って思ってただけに・・・・チョッと残念。。。。の☆2.5
主演の深町演じる岡田君も完全に助演の阿部ちゃんに飲まれてた^^;
同世代の阿部ちゃんが、脚本の?を必死に底上げしようとする演技にプラス1の☆3.5
ただ来年の日本アカデミショー各賞は席巻するんでしょうね^^;
駄作。がっかり。
原作、コミック両者のファンなので観に行ったが、あの名作をあんなまとめ方しちゃダメだろうと思います。
大事な個所を端折りすぎて登場人物の行動につながりがなく見えてしまうし。あと、主人公はあくまで羽生であるべきで、深町ではないはず。
とにかく脚本がダメすぎて怒りさえ覚えました。
考えさせられる。 頂上からの景色を見たいから登るという、のんびりし...
考えさせられる。
頂上からの景色を見たいから登るという、のんびりした理由とは訳が違う。
前人未到のルートにこだわる。
自分がここにいるから登る。
って…
圧倒的な山の迫力と、それを凌駕するまでの男達の狂気にも近い想い。
遣る瀬無い気持ちが、生きて戻るということへの執念を見ることで、救われます。
漂う大映ドラマ臭
神々の山嶺ではなくてエベレスト。いま思えばエベレストって改題は原作を汚さなない配慮だったか。
立ちのぼる昭和の大映ドラマ的台本、演出。これも40周年の角川大映へのオマージュか。
定石通り聞き込みと再現的映像ですすんでクライマックスの山登りに向かうのだけど、せっかくのお姿が現れるも、まさかあんな場所で大映的ドラマがはじまるとおもわずどっちらけだった。
角川はつい最近も『セーラー服と機関銃』のリメイクをやってしまったのだけど、関係者はみんな辞めたほうがいい、くらい古臭い映画。世界から孤立する日本映画村臭がした。
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