愛を積むひとのレビュー・感想・評価
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クリスマスの朝に
この映画に感動した夫がDVDを買っていて、二人でクリスマスの朝に見ました。
以来、10回以上は見ています。
主演のお二人がとにかく素晴らしい。
お二人でなければもしかしたらつまらない映画だった?かも。
しみじみとそう思います。
人と人がつながることは、本当はそう簡単な事ではありません。
人を許すことも、簡単な事ではない・・・。
ましてや身内や犯罪者ならなおさら。
主演のお二人の、自然でありながら細やかで説得力のある演技に泣かされます。
人生を重ねた50代以上のかたにおすすめな「大人の映画」です。
北海道ならではの、規格外の美しい自然にも、癒されます。
何で題名を変えたんだろう? 『石を積むひと』の方が余韻があっていい...
何で題名を変えたんだろう? 『石を積むひと』の方が余韻があっていいのに。 話はいい話でした。 それぞれみんないい人で、でも生きてき方はままなら ず。 それが佐藤浩市、樋口可南子夫婦を軸にいい方向にま とまります。 でも、北海道の自然とあいまって、あまりにも美しす ぎます。 借金嵩んで工場を畳んだ夫婦が北海道で悠々自適。 畳まれた工場の従業員は?生活費は? 言いたいことは山ほどあるけど。 今は北海道と北川景子と共に美しさに浸ります。
佐藤浩市が定年後の夫に・・
佐藤浩市と樋口可南子が共演のヒューマン・ドラマ。夫が定年後、夫婦で東京から北海道に移住した第2の人生の物語。妻の良子は余命が余りないが、病気の事実を家族には伏せていた。そして夫に自宅の石塀づくりを提案し、夫と庭師の見習いの青年が石塀づくりの作業に取り組む。そしてストーリーが展開する・・樋口可南子の明るい女性らしさが良い。2015年の邦画。
「愛を積むひと」を観て・・
佐藤浩市と樋口可南子が主演の作品。熟年夫婦が東京から北海道に移住した第二の人生の物語。妻の良子は既に余命が短い病気だが家族にその事実を伏せていた。夫の篤史は庭の塀の石積みの仕事を良子に与えられ、庭師の見習いの青年と一緒に作業した。そして青年の彼女も出現して人間ドラマが始まる。やがて良子は亡くなり、ストーリーが展開する。ヒューマニティ溢れる内容に(涙)樋口可南子の演じる不器用な夫を支える妻の明るさがとてもいい・・海外の小説が原作だそうだが、読んでみたい。
愛ある幸せ
樋口可南子演じる妻良子は出来すぎた女性です
それに対しちょっと子供っぽい夫を佐藤浩市演じています
とても微笑ましい夫婦でほっこりしました
自分の死よりもあっちゃんが独りになった時の心配をし、色々準備をする良子…
似たような物語はいくらでもあるので新鮮さはありませんでしたが、もし自分が同じ立場だったら何を残せるだろうかと改めて考えさせられました
孤独死が増えている昨今、死後思いを伝えたい人がいることは幸せだなと思いました
でも、こんな夫婦はいない。
良質な日本映画を観た、という感じである。
実際に北海道ロケを行ったのかどうか定かではないが、風景が効いている。広いところにぽつんと家が建っている風情は、なんとも言えずよかった。
その小林家にはテレビはなく、音楽もレコードで聴いている。
昔のようにLPレコードが並べられていて、そのなかから今日の音楽をチョイスする。
東京での生活はなんともせせこましい様子だったようだが、この北海道の暮らしは、夫婦にとって、本当に良かったみたいである。
ふたりの価値観が、レコードのことといい、この北海道の暮らしのことといい、ぴったりと合っていたというのがうらやましい。
良子(樋口可南子)は、自分が先に逝くに際し、入念な準備をしていた。すごく頭のいい人がすることで、篤史(佐藤浩市)はそんな妻の掌の上で踊らされていただけなのかもしれない。
朝原雄三監督のゆったりした演出が、また北海道に合っていた。
心温まる愛の物語
ジワっと心に染みる愛の物語でしたね。
物凄く優しくて丁寧な語り口がとても印象的でした。
まあ現実的ではなく突っ込みどころも多く見受けられはしましたが、温かい作風がそれらを打ち消し感動へと誘ってくれました。
見終わっての満足度は個人的にかなり高かったです。
しかし妻役の樋口可南子が本当に可愛らしい奥さんだったなぁ~。
こんな出来た奥さん現実的にはなかなかいないですが、とにかく素敵でした!
これだけ素敵な奥さんがいる佐藤浩市が演じた旦那は本当に幸せ者だね。
美瑛に来るまで相当苦労をかけていたようですが、私的にはちょっと信じられませんよ、こんな可愛らしい奥さんに・・・(苦笑)
そんな妻依存症の旦那に宛てた、人は一人では生きられないと諭した手紙がとても温かくて泣けました。
自分が死んだ後、残された者はどうなるのか、確かに心配ですよね・・・。
しかしやはり文筆の手紙ってグッと来ます、重みが全然違いますね。
手紙に誘われるように、旦那が不器用ながら周りに対して優しく心を開いていく様子は見応えたっぷりでした。
疎遠になっていた娘との関係、石塀積みを手伝う若者との交流、そして北海道美瑛の大自然の風景、多少出来すぎな話ではありましたがどれも印象深かったです、いろんな愛に溢れていてとにかく感動しました!
柄本明と佐藤浩市の漫才チックな会話も微笑ましくて良かったです。
大自然に抱かれ紡がれる、家族の“絆”。
【賛否両論チェック】
賛:死別してしまった夫婦の絆や、こじれていた親子の絆が、次第に再生していく姿が感動的に描かれる。北海道の自然も美しい。
否:展開は静かなので、眠くなりそう。空き巣という、およそ物語の雰囲気とは相容れない描写には、違和感もあるか。
北海道という雄大な大自然の中で、様々な形の“家族愛”が再生していく様子が感動を誘います。過去の娘の過ちがきっかけで、壊れてしまった父と娘の関係や、周囲の猛反対を受けながらも、互いに支え合おうとする若い男女、そして亡くなってしまった妻の生前の想いに、残された夫が少しずつ救われていく姿。形こそ違えど、家族としての深い“絆”が感じられ、思わず涙腺が緩くなります。石塀の石を人に例えるシーンなんかは、すごく胸に残ります。
かなり静かで穏やかな作品ですので、好き嫌いは分かれそうですが、是非大切な人と一緒にご覧になっていただきたい作品です。
かけがえのない想いが胸にしみる名作。
なんて想いのこもった映画なのだろうか。
「篤っちゃんへ」の手紙。
全く、手紙の度に泣かされた。
娘が身につけたあの真珠のネックレス。
登山したときのバッグに入れた妻の遺影を見つけた娘。
サエとトオルの間に生まれた赤ちゃんを妻の遺影に報告したとき。等々。
もう堪えきれなかった。
何度も頬を濡らした。
前半の不器用な夫と優しさ溢れる妻の夫婦愛が、妻亡き後半も十分活かされているストーリー、構成が素晴らしい。
出演者も素晴らしい!!鑑賞者に喜怒哀楽がよく伝わる演技。
少々、ベタかもしれないが、私自身にとっての邦画に求めるものが、全て揃っているので、十分満点作。
気分よく劇場鑑賞できた!!
あたたかみ。
景色がとてもキレイで
映画を終えた後は
美瑛町に行った気分になりました。
一人ひとり
抱えてるものを背負って
それぞれが
それぞれに 生きてる。
生きてるだけで
生きられているだけで
本当に 得をしてるんだ、と
感じました。
ベタ?
ベタな夫婦愛を描いた映画という声も聞こえる中、見て来ました。
夫婦愛については、まぁベタといえばベタですが、佐藤浩市と樋口可南子の演技が好きなので、楽しみながら泣きました。
それより、サイドストーリーとして描かれている、2組の親子関係には感動しましたし、娘を持つ父親の立場からすると、描かれている父親と娘の関わり方が勉強になりました。
この視点からは、十分楽しめます。
『愛を積む人』
家族の愛の物語。
今じゃ若い方の相談役みたいないつも近くにいないですね
若い方も石を積むことで、何かを得たんだろう…。って思います
素敵な映画でした。
後、1日で、おわります
劇場観れてよかったです。
泣けました。
大きな石や小さな石。割れた石でも....
いや~泣かされました。娘の小さい頃の写真は反則ですね!それにしても、樋口可南子の役柄本当にいいですね。本当に旦那さんの佐藤浩市さんを心から愛している感じがよく出ています。夫婦はそれぞれの歴史があり、時間を重ねる程に良い関係になっていくもんだと改めて感じます。
大きな石でも小さな石でも、割れた石でも必ずや必要な場所がある!という佐藤浩市さんのセリフが心にしみました。夫婦関係。娘との関係。両親との関係。会社内での関係。得意先との関係。自分の必要な場所はある!そう信じて明日からも頑張ります!朝原監督!いい映画ありがとうございます。
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