劇場公開日 2015年9月12日

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天空の蜂のレビュー・感想・評価

全206件中、141~160件目を表示

4.0痛みを知る

2015年9月18日
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鑑賞方法:映画館

20年前に東野さんが書いてるのがすごい度胸だと思う。恐いことが確実に起きた。結果的に3.11に繋がってテロよりももっと恐い誰にも逆らえないことがおきて安全なんてはちゃめちゃに壊されてそれでもしがみつくのってそうしないと生きられないから。そうしないと今の日本は保てない。人命と電力が天秤にかけられ、電力が勝ってしまうのに、すごく冷静で落ち着いてる。こわいと思う。なぜ冷静なのか。

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みき

4.0まさしく中後半が見物。

2015年9月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

最初は、責任転嫁のくだらないイマイチ映画かと思いきや、子どもの救出あたりからは、入り込んだ。
原発が絡んでいる内容でもあるので感慨深かった。

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ななまがり

4.5蜂。

2015年9月18日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

東野圭吾の20年前に書かれた原作の映画化。いまの日本を予見したような内容になっている。

大型ヘリを遠隔操作で奪い、原発の上空にホバリングさせ、全国の原発の施設を破壊せよと要求を突きつける。
このようなことを考え出す東野圭吾の頭はどうなっているのだろうか。

大型ヘリの威容など、まことに映画向きで、映像的にはまったく言うことがない。原作の世界観を余すところなく描いている。

加えて、登場人物の配置がいい。原発の現場、敦賀近辺の地道な捜査。愛知県警による錦工業内部の捜査。みんなそれぞれの持ち場で懸命に働いている。
なにより、頭の悪い奴がひとりもいない。これはすごいことである。

楠野一郎脚本、堤幸彦監督。原作から改変したところもおおむねうまくいった。三島(本木雅弘)の子供の一件は衝撃的であった。

「福島」を体験した我々は、この映画から学ぶことがたくさんある気がする。心ある人は、是非本作を観てほしい。

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mg599

1.5何処にも刺さらない蜂…

なんと言うか…「極めて日本的な、何処にも刺さらない」一本。

馬鹿な嫁と、馬鹿な息子、馬鹿な親父と。
阿呆な実行犯と、マシとはいえやっぱり阿呆なフィクサー。
間抜けな警察と、間抜けな自衛隊。
まともだったのは…原発関係者だけか。

それぞれの言い分は有るけれど、どいつもこいつも目の前の事に流され過ぎで…
本懐を無視してコロコロ変わるのが、頭にきた。
言葉は悪くて申し訳無いのだが…
「誰か、まともな(=筋の通った)人を連れてきてくれ!」と。

もう、突っ込むところしか無い描写ばかりで。
重箱の隅をつつくどころでは無く「重箱カビだらけ」のような有様。
(嫁…お前…とか、クーデターを…とかの人物像に始まり、警官の群れの中で暴徒を取り押えるどころか拳銃を…とか、航空自衛隊が警察権持ってて拳銃持って…とか)

フィクサー周りが唯一しっかり筋を通していたけれど…
そこを突きつける事無く、311に繋げてボヤかしてしまう作劇も如何なのだろうか。

結果、何がしたいのか分からない。
「火種になるような主義も主張もしない」いつもの邦画に成ってしまって。

いやそもそも。
スネガキを下ろした時点で、都合の良い事に爆薬まで積んでいるんだから。
無人で武装も無くホバリングしてるヘリを、木っ端微塵にミサイルでも叩き込んじゃダメなのかしら?
如何転んでも、最悪破片が落ちる方がダメージ少ないよね?
今こそ自衛隊の出番でしょ?

もう、この時点で物語に説得力が無いんだよ。
(劇中でも不可の説明は無し)

つまらない…とまでは行かないけれど、劇中でせっかく出した毒針も、なあなあでいつの間にかさぁ〜っと流してしまい。

観終えて「だから何が言いたい?」とモヤモヤが残る作品。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

4.5迫力満点ですね! とにかく、もう一度見たいと思ったのは 久しぶりの...

2015年9月17日
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迫力満点ですね!

とにかく、もう一度見たいと思ったのは
久しぶりの作品です。

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55chance

3.5さすが、東野圭吾、

2015年9月17日
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最初、江ぐっちの奥さん、浮いてて(;^_^Aあれーと思ってたけど、流石モックンと江口の攻防戦。
引き込まれました。災害が続く日本で被害にあった方々を他人事で、見てみぬふりで済ませてしまう。考えさせられる。

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モナチン

4.0なかなか良い。

2015年9月17日
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鑑賞方法:映画館

映画が原作に負けていない。

今年の邦画で1、2では。

アンフェアと比べると監督の力量

俳優陣のモチベーションの違いが

ハッキリわかりますね〜。

面白かった。

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西国くん

4.5ココニアル。

2015年9月17日
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鑑賞方法:映画館

かなりデリケートなテーマをよく映画化したなと。
東野圭吾の作品に多い裏をかいた展開は今作も健在!最後までドキドキしながら鑑賞できる作品でした。
しかし…。このテーマ、関係者も、それ以外の人も、この国に住む以上避けて通ってはいけないんでしょう。しっかりと考えなくては。後半から涙が止まりませんでした。良作です。

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そうち

4.0考えさせられる

2015年9月17日
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鑑賞方法:映画館

さすがに、設定通りな事は、ないだろうけど、類似はあり得るなあ。その時、現場と、雲の上とは、差異が思惑だけで、とんでもなく拡がる。 かなり、古い原作を、今再現すると、こうなる。ドラマとして、映画としてよく練られている作品です。ただ、完結してる物語に、最後のエピソードは、必要だったかな、妙に違和感あったなあ、少しメッセージが、ボケるかなと、おもいました。いずれしても、テンポ良い展開で、一気に見れる作品です。

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くまねこぶー

4.0エンタメとして楽しみつつも、何かと考えさせられた

2015年9月17日
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怖い

興奮

知的

エンタメ性重視の過剰演出が目立ったり、何かとキャラ設定にも問題があったりで、いかにも映画通からダメ出しされそうな雰囲気満載な映画ではありましたが、私はそれらを割り引いても基本面白かったですし、何かと考えさせられた映画でもありましたね。
まあ東日本大震災の福島原発事故を経験する前だったらどこまで感情移入できていたか分かりませんし、ただ過剰演出を突っ込んでいただけだったかもしれませんが、あれを経験した今となってはやはり真剣に見入ってしまいます。

しかしこれが95年に書かれた原作と言うのがまた凄いですね。
まるで今の日本を暗示したような内容でした。
震災を経験した今となっては、リアルな恐怖として感じ取れますね。
絶対大丈夫はもはや通用しない世の中と化した今だからこそ、映像化する価値は大いにあったと言えましょう。

これを様々な思惑が錯綜する堅苦しい社会派サスペンスとして描いていたら、果たしてどこまでの人が見たか微妙なところかと思いますが、そこをとても見易い堤流エンタメ作品として描くことによって、映画通には批判されようともたくさんの人に見てもらい、再稼動の方向へ進む原発について再度考える機会を作ってもらった気がして、とても有意義な映画に思えました。

単純にパニック映画としてもまずまずの見応え、突っ込みどころは満載でしたけど、前半の子供救出作戦も後半の原発爆発回避作戦もスリル満点で、基本ハラハラドキドキ楽しませてもらいました。
ある程度犯人や共犯者が分かりつつも、これだけドキドキさせる演出はお見事の一言でしょう!
まあ政治的踏み込みはかなり甘めも、何かと考えさせられた映画でしたよ。

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スペランカー

4.5政治が信じられないこの国で、観るべき秀作!

2015年9月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

最近の邦画は、

TVや漫画の焼き直しが多いせいか、

本の甘いのが多い。

封切りを早くしたいがために、

詰めきれないのかな。

そんなカンジで

邦画に裏切り続けられていたので、

今作はとても良かったなぁ。

とにかく原作が、秀悦!

綿密に練りこまれて、スリリング。

「日本のいちばん長い日」もそうだけど、

原作小説が骨太だと、

スクリーンに飲み込まれてしまう。

題材は、原発。

そんなタブーとされてきたモチーフに、

作家はもちろん、

スタッフもキャストも配給会社も、

挑戦しているのが素晴らしい。

登場人物が多いのだけど、

さすがの東野圭吾。

各々が背負った背景を、

確実に絡みとっていく。

親子の絆に、

子供のイジメに、

原発地民の悲哀に、

原発開発側の葛藤に

政府の隠蔽気質。

原発に対する様々なストーリーが

折り重なって、

8時間のドラマが転がっていく、

そしてリアリティを積み上げて、

驚愕のラストに向かっていく。

キャストも

見事に原作に答えていた。

原発の設計士

三島を演じる本木さんは、

過去の事件を背負った

抑えたミステリアスさから、

ラストまでのコントラストが

実に鮮やかだった。

テロ犯の綾野くんもいい!

この人は抑えた演技が、

本当に雰囲気あるなぁ。

本木さんと綾野くんは、

邦画界では出過ぎだけどね(笑)

新開発ヘリ「ビッグB」の設計者

湯原役の江口さんは、

ちょっとワザとらしくて、

リアリティに欠けてしまった。

それも脚本のセリフが、

いちいち嘘っぽい犠牲者なんだけど。

向井理さんのちょい役は、

この映画を前向きに終わらせるのに、

とても重要な役割だった。

監督は

壮大で複雑なストーリーを、

よく2時間強にまとめきってくれたね。

伏線の張り方も、実にわかりやすい。

前作イニシエーションラブも良かったけど、

彼が持つ独特の世界観と絶妙な演出が、

観客をいい意味で裏切っている。

アクションもVFXも

まぁまぁよく出来ていた。

ただ脚本はもう少しだった。

小説では成立していても、

映画のシーンでは滑稽になっちゃう

言い回しって多い。

そこはしっかり計算して欲しかったなぁ。

20年前に書かれた原作だけど、

フクイチの事故がなければ、

今でも「原発の危険の可能性」を描くことは、

できなかっただろう。

そういう意味では

非常に皮肉な運命を感じるけど、

今の日本が創るべき邦画の秀作だ。

ラストシーンでは、

原作にはない監督のメッセージが

こころに響く。

日本の政治が信じられない

こんな時代に、

ぜひ観ておいた方がいい。

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年間100本を劇場で観るシネオ

4.0いつか

2015年9月16日
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泣ける

興奮

知的

いつか、が現実になった今日。
国は人間よりも電気が大事なのをわかっていない、と身をもって知った今だからこそひびくにことば。
昭和色の画面からは今の時代にない泥臭さと他人との距離感の近さを感じさせる。俳優たちからも熱を感じた。
スケールの大きな、実際にはありえないだろう設定も俳優たちの熱がその穴を埋めてすんなりストーリーに入り込めた。
最後の3.11の部分は少し押しつけがましいような気がした。あの部分はなくても、映画を見終わった後、必ずあの日を思うはず。

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ベッラ

5.0良い!

2015年9月16日
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一応、見とこうか程度だったんだけれど、ポスターもトレーラーもぜんぜん伝えてない。思っていたよりもはるかに良かった。これは見ておくべき。もうあっと言う間におしまいだった。

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assogiallo

4.5いろんな意味でメチャメチャ面白かった。 20年前、これを書いたんだ...

2015年9月16日
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いろんな意味でメチャメチャ面白かった。
20年前、これを書いたんだな、凄い。

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蜩

4.5原発とは

2015年9月16日
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泣ける

怖い

難しい

3.11のときも感じましたが、自分も原発について無知なので、もっと勉強して自分の意見を持たないといかんと反省しました。

政府関係者としてはあんまり観てほしくない感じなんだろうか。

作品としては真剣な大人の男の熱き戦いがかっこいいと思いました。

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モコ

4.5めっちゃ面白かった!

2015年9月16日
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飽きを感じさせない展開でした。
スケールがでかい世界観を圧倒的な映像で表現できていて最高でした!

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くろねこ

4.0ドキドキした…

2015年9月16日
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すごい迫力。しかも東野圭吾作品は「え?」って事が最後におこるから面白い。最後まで手に汗握る感…!

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ハチミツ&クローバー

3.5想像力。

2015年9月16日
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原作はだいぶ前に読了。
読んだ当時はまだ震災前だったけれど、現実にこんなことが起こったら……と背筋が寒くなった。
その後、震災で原発の危機にさらされ、真っ先に思い浮かんだのがこの話でした。映画化より20年も前に出版されていたなんて、東野圭吾さんの頭の中はどうなっているんでしょう。

映画の中でも何度もセリフで出てきますが、全ては「想像力」。

もっと他者の未来を思いやる想像力があったら、原発は作られていたのだろうか…
相手の痛みがわかる想像力があれば、イジメはなくなるのだろうか…などなど。

肝心のキャストは、江口洋介、本木雅弘がさすがの演技なのと、仲間由紀恵の相変わらずの名女優ぶりが光ってます。
その他、ベテラン俳優陣の名演技も!

エンドロールまでしっかり見ると、秦基博さんの主題歌が丸々聞けます。映画とリンクしていて、歌い方とかがかっこいいので最後まで見た方がいいです。

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ゆずっきー

4.0とにかく良かった

2015年9月16日
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日本映画さ、政府とか政治家とかの悪口よく言うよね、中国映画そうしたら絶対上映できなくなる。まさか堤監督の映画だ、知らなかった、フタッフの中学校の先輩何人居るはずだ、ハハハ…でも音声はちょっとおかしいところもあった、映画館の問題か映画自体の問題かわからない…特に爆発のシーンはやばい、本当にびっくりしたwww

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きょう

4.0途切れない緊張感

2015年9月16日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

久しぶりに楽めた邦画でした。
最初から始まるいきなりの緊張感が最後まで続きました。
この手のサスペンスは邦画にもありましたが、これほどテンプが良いのは久しぶりでした。
東北大震災の前に原発に関してここまで考えていた原作にも驚きがある。原発に潜む問題が震災をみた今なら理解できる。
でも、一番のお気に入りは主役が技術者なところでしょうか。
「技術者」とのセリフがやたら多かった。その度に納得してました。
原作の東野圭吾がいいのか、監督がいいのか、キャストがいいのか?多少凸凹したが、全体的のバランスが絶妙と思った。
今回、石橋けいが出ていたのも嬉しかった。久しぶりに見た石橋けいはお母さん役立った・・・ちとショックだった。

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A1_Godzilla