百円の恋のレビュー・感想・評価
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負けても負けても起き上がる
安藤サクラが、ボクシングに没入していく様はリアリティがあった。すごい練習したんだろうな。本物さながらだった。
倒れても倒れても立ち上がる様は、胸が熱くなった。
コンビニ店員最低。新井浩文もなんだかひどい男である。
安藤サクラがリングに向かう姿かっこよかった。
百円の恋
こんなにも主人公の変容が分かりやすい映画はない。
顔つきや俊敏性、口調、表情、明らかに良くなった。
それほど演技が凄いのかも。
ガムシャラに努力してる人はかっこいい。
試合のシーンで徐々に観客を映していく演出神。
家族が見に来てることが分かったシーンは本当に感動した。最初の修羅場のシーンを見てるからこそ。
現実はやはり甘くなくボコボコに負けるのも良い。
この映画の最初から最後まで、主人公はまさに百円のようだった。だが、確実に何かが変わっている。
個人的に専属のコーチみたいな人が好き。師匠の言う通り上手くはいかないと思っているが、ずっと見てきた分、主人公になにか期待してる感が良かった。
期待しすぎたかな
安藤サクラさん主演で、楽しみにしていた本作。
ようやく観られたのだけれど、期待しすぎたかな。
というのが正直なところ。
サクラさんの役作りは文句なしの★5個なんですが
お話の流れとしてはそんなに感動することも、共感
出来る部分もなくて、、、
とにかく登場人物がみんな暗い。
明るくスッキリした人が1人もいないのがびっくり。
強いて言うならば、ジムのコーチみたいなお兄さん
は唯一爽やかな雰囲気はあったかな。
もともとボクシングが好きな事もあって
観ていて楽しめたけれど、やっぱりあれを役でしっ
かり演じてしまうサクラさんはすごい。女優さんっ
てすごいなー。
1時間10分後くらいから面白くなったけど、それま
では観ていても正直疲れてしまう内容。
主人公の一子ちゃんが、自分自身でボクシングを
通して、自分を変えていく様は見ていてカッコよく
てそこは好き。
しかしなんで、新井さん扮する狩野に恋をしたのか
それが謎。。。だから百円なの?恋のお値段?
恋に値段つけられるなんて、たまったもんじゃない
わ〜。
大好きな映画です
前から気になっていた作品
ようやく見れた
安藤サクラは普段でもああいう感じらしいからもしくは単純に演技がめちゃくちゃ上手いのか、演技に無理がないというかすごいしっくりきた
32にもなって親のスネを齧っている人間がボクシングを見て、試合が終わったら肩を叩き合ったりするのが良いって思えるのはそもそもの心根はあったんだろうな
人が変わろうと努力してる人間の姿は他の漫画とかでも見るたび思うけどやはり心を動かされるね
途中でアレ?映画の内容変わってね?と思ったけど全然よかった
あの映画の世界観が好きすぎる
真っ暗な部屋でビールにタバコ吸いながら見るのに一番適している映画
年に2回は観たい いややっぱり1回で良いな
とにかくめちゃくちゃおもしろかった
大好きな映画です
安藤サクラさんが凄かった!
映画仲間お勧め作品
安っぽいタイトルだけど内容は凄く良かった!
まさに安藤サクラさんの為の作品!
前半のダラダラした展開から途中でかなり引き締まったストーリーに急変。
安藤サクラさんも体が引き締まって行くんだけど終盤の展開の感動は想定外。
これはお勧め頂いて感謝しかありませんm(_ _)m
100均のテーマソングが頭の中から離れません(笑)
最後に大好きな尾崎世界観さんの曲が流れてこれまた感動!!
満足度はかなり高くなりました( ´∀`)
主演・安藤サクラの役者魂!
32歳のニートだった女性が、出戻りの妹と喧嘩して家を出て、100円ショップの深夜バイトで独り暮らしを始めてからのドラマ。
通りがかかりのボクシングジムの男性に興味をもっていて、その男性は100円ショップのなじみ客でもある。その男性客が買い物を忘れて、渡しに行ったとき、突然、デートに誘われる。カラダを求め合うように同棲を始めるが、つかの間で男性が出て行ってしまう。
そのショックから、女性はボクシングにまい進して、プロテストに受かるが、デビュー戦で大敗。試合後、男性が迎えにきてエンディング。
主演の安藤サクラの役作りが半端ない。ニートからボクサーへの体型の変化も実際にやっている。
恋ではなく自立
ニート女性が実家を追い出されて一人暮らしとバイトを始め、ボクシングと出会うという物語。
本作のキモは安藤サクラの変わりよう。実家に寄生し、だらしない生活をしていた一子が、ボクシングにのめり込んでいく。最初はやる気のなさそうな、腰の入っていないパンチだったのが、徐々に鋭く速いパンチになっていくのがかっこよかった。変わるのはボクシングだけでなく、体型や心持ちも。そして迎えた初試合。ほぼめった打ちで、最後、意地の一発はあったがボロ負けしてしまうところに現実の厳しさを感じた。でもそれでいい。スポーツ映画ではないのだから。
百円の恋と題されているが、観ているとテーマが恋とは思えなかった。いや、恋はしているのだが、一子が今の自分を変えようともがきあがいて人生を切り開こうとした物語だった。そういう意味でとても感動した。
最初のダメ人間からの復活っぷりは、すごかった! 評価がめっちゃいい...
最初のダメ人間からの復活っぷりは、すごかった!
評価がめっちゃいいけど、そこまで響かなかった。
女優って、なんでもやって大変だなと思った。
【無為な生活を送る三十路女性が《小さなきっかけ》で”精一杯生きて、勝つ!”と決意し、実行する姿に勇気を貰った作品。】
■今作の魅力
・傑作と呼ばれるボクシング映画の多くは主人公が”何かを背負って”戦いに挑み、そして、最終的には勝利する” と言う”王道パターン”が万民の心を捉えるからだと思っている。
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が、今作の主人公”いちこ 32歳”(安藤サクラ)は”何かを背負っている”訳ではない。
<未観賞の方は以下ネタバレあります。>
◆”いちこ”がボクシングを始めた《小さなきっかけ》
・妹(早織)が幼子を抱え、実家に戻って来たために起こった些細な揉め事がきっかけで”初めて”実家を出る事に・・。
・隣にはボクシングジムがあり、ボクサー”バナナマン”狩野(新井浩文:矢張り良い役者である。きちんと罪を償い、スクリーンに戻ってくる日を待っている・・。)に惚れ、同居。
・”100円ショップで働く”こうなっちゃいけない人々”&”廃棄焼うどんおばさん”(根岸季衣)との不思議な交流。
・”男なら豆腐、女ならなお豆腐”という絶妙な登り旗を掲げて、リヤカーで豆腐を売るお姉さんに狩野が走ってしまい、再会した時の”一生懸命な奴って、苦手なんだわ・・。”という言葉を聞き・・。
ー 足立紳さんの脚本が、素晴らしいのである。
(勿論、俳優さんも素晴らしいのだが・・)ー
■そして、”いちこ”は覚悟を決め、試合に臨んでいく。
ーここからの”高揚感”は実に素晴らしい。
そして、イチコを演じる安藤サクラさんの独壇場になっていく。(脳内ではイチコ=安藤サクラ状態である。)
モシャモシャの髪の毛を自分で切り、シェイプアップされた身体とシャープな数々の動きに魅入られる。
凄い勢いで、ドンドン画面に引き込まれる・・。ー
<試合後、相手の所によろよろと歩みより、肩を抱き、”ありがとう・・、ありがとう・・”と何度も口にするシーンと、その光景を見つめる様々な年齢の女性観客たちの顔も良い。(勇気、もらうよなあ・・)
泣きながら、”勝ちたかったよ・・”と何度も繰り返す”いちこ”に狩野は”最高だからなあ、勝利の味っていうのは・・・”と声を掛けながら、二人で体育館の階段を下りていくシーンもじんわりと良い。
”邦画ボクシング映画の金字塔”の一本だと、思います。>
女優魂
主演の安藤サクラさんが100円の女を見事に演じてる
クソみたいな女がボクシングに目覚めてどんどん身体もたくましくなっていってすごいなと思った
この主人公を演じられるのは安藤サクラしかいない。
そう思わせてくれる作品でした
安藤サクラが凄い!
彼女の女優魂みたいなのが凄い伝わってくる、怖いくらい。
そっちがすごくて映画が圧倒される感じ。
モヤモヤしたり、色々思うから気持ちいいストーリーじゃないけど、
そのためのラストって感じ。
安藤サクラが演ってなかったら最後まで見れなかったかも。
濃すぎる100円ショップ
序盤はまさにこう見るからにやばいニート。内面からブサイクが瘴気のように溢れ出てる。愛と優しさが詰まった腹肉ならともかく、怠惰と諦念が詰まったこの贅肉は無理だ。と思ったらさらに濃い人達が。寡黙なボクサーに恋をして変わっていくのかと思ったら、こちらもこだわりだけはご立派な中々のダメ男。ホントにやっすい人間だらけ。
鑑賞し続けるとこちらまでダメ人間になりそう、と思っていたら、あれをきっかけに話が動き出すと、あとは安藤サクラの重い左をくらってノックアウトされるだけの簡単なお仕事です。ただエンディングは多少引っかかるかな。
イイ
万引き家族を見て、安藤サクラさんにハマりました!
荒れた家庭の中での演技がすごく上手で、もうそういう人にしか見えません笑
カメラワークも一子が家出するまではブレブレのワンカットがあったりして家庭が上手くいってないんだなって感じられました。
私がこの作品で1番良かったと思うのが、
一子は男性との関係も持ったことがない、女を捨ててるといった感じなのに、狩野といる時だけ乙女になるんですよね。お互い恋愛が下手で狩野に関しては何を考えてるのか全くわからないし、一子はめちゃめちゃ気を使ってるのにあんまり上手くいってない感じ?
そして一回狩野と会わなくなってボクシングの練習をしてる最中とボクシングの試合中、完全に女を捨てて目標に向かって頑張る姿はすごく感動し、涙しました。
練習を死ぬほど頑張ったのに試合に勝てないというのは、現実的だなぁと感じました。
試合後狩野が待っていてくれて、泣きじゃくるシーンはちゃんと女の子になっていて、狩野もメシ行こうと狩野らしい絶妙な言葉をかけていて素晴らしかったです。
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