百円の恋のレビュー・感想・評価
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戦ったことがあれば
日本アカデミー賞主演女優賞とか受賞できないのかこの作品。ほんと日本の映画会は終わってるって思います。 韓国に圧倒的な差をつけられるわけです。 ほんと素晴らしい作品でした。 後半は涙なしでは見れませんでした。
主演と主題歌で星4つ。
期待して鑑賞しました。 姉妹ゲンカの場面とか凄く良いんだけど、それからは特にアクの強くないダメ人間が登場して来てなんか散漫になるってゆうか…「イン・ザ・ヒーロー」でもこんな感じだったような気がする。 試合シーンのスピード感、重量感は素晴らしかった。言わずもがな安藤サクラの役に対する姿勢には(俳優なのだから当然とは思うが)敬意を払います。 綺麗であまりダメ女に見えなかったけどね。 心の叫びをぶつけたかのような主題歌も映画に合っていて良かった。
ダメ人間根性見せ映画
ダメ人間がボクシングを始めて変わってゆくー。 大好きなジャンルです。 ボクシングジムの会長が「あんた今人生熱くなってんだろ?こっちは迷惑だよ」的なことを言います。 「熱くなるなんてカッコよくねーよ」という冷静な視点も入っていて、単なる熱血ゴリ押し映画ではないんですね。 (でもやっぱ熱くさせてくれる!最高!) 安藤サクラの体当たり演技は文句なしに素晴らしい^o^ あまり作品の評価とは関係ないですが、コンビニの店長代理の人。 二重の災難で〝ざまぁ〟展開になりますが、あの人って僕的にはそこまで非常識な人じゃなくて。 自分でも金盗んだ元バイトのババアに規則破ってまで廃棄の弁当あげたくないって思った。 子どもも出来てたって言ってたけど、あの人最後どうなったんだろう・・・。 コンビニ店員は全員薄っぺらいキャラとして描かれてましたね。(意図的だと思うし笑える所も結構あったけど) 113分の尺は良かったので仕方ないですかね^o^ セックス描写などもしっかり描いていて、素晴らしいです!ただしその分家族などで見ると気まずい映画だと思います。 ご注意下さい!笑
安藤サクラを知る日
舞台挨拶付きの鑑賞チケットを知人から譲り受け、予備知識なし、安藤サクラさんも知らないまっさらな状態で鑑賞。 えっ!?えっ!!? えーーーーーーーー!? もうすごい。安藤サクラさんヤバイ。こんな人日本に居たの。 シャドウボクシングの姿がカッコよすぎてもう途中から前のめり! こんなにグッとくる邦画を観たのは久々で、終わった後は矢継ぎ早に感想が出てくる出てくる!!笑いあり涙あり、、、 最高でした。 こんな方をお目にかかれるとは。 これから大女優になること間違いなし。 超絶オススメ邦画です。
個人的にはとても心に響いた映画。安藤サクラが最高にかっこよかった。...
個人的にはとても心に響いた映画。安藤サクラが最高にかっこよかった。お互いクズな2人だけど、ちょっとずつ成長していく未来が想像できた。最後のシーンからクリープハイプの百八円の恋が流れたとき、映画とのハマり具合に感動が増したのも印象的。
見終わってから・・・
今の日本映画って、ほとんどの役者が「大根」だと思う。 どこを切っても、演技の切り口は同じ。 レビューで、なんで日本アカデミー賞にノミネートされないんだ って意見もあるけど、逆にされないほうがいい。 あんな大根役者共と一緒にされてたまるか! それほどまでに、安藤サクラの演技に圧倒された。 映画が始まってからエンディングまで息をもつかせない。 ラストシーンの一子の慟哭とあのセリフ。 エンドロールと共に流れるクリープハイプの主題歌。 全て終わってから、腹の底から涙がこみ上げて止まらない。 なんという余韻。 これは、間違いなく傑作だ。
その姿、価値はつけられない
今年一月発表の2014年度キネマ旬報ベストテンで、安藤サクラの通算4度目の受賞を新鮮味ナシと思ったが、これは謝罪した上で訂正せねばなるまい。 見れば納得、当然の受賞。 しかも、「0.5ミリ」と合わせての受賞だから全く何の異論も無い。 32歳にもなって実家暮らしの引きこもりニート、一子。家を追い出され、一人暮らしと百円コンビニでのバイトを始めたある日、中年ボクサー・狩野の姿に惹かれ、自身もボクシングを始める。 安藤サクラの熱演に、文字通りKO! 冒頭、贅肉ブヨブヨの醜態。 それがどんどんシェイプアップされていき、見事なボクサー体型に。 聞けば、僅か2週間での体作りだったとか。こんな短期間で出来るものなのか! まさにデ・ニーロ・アプローチ!…いや、それ以上! 言うまでもなく、試合シーンはエキサイティング! 試合後はアザとキズだらけのズタボロ顔。 見てたら、日本の若い女優たちが情けなくなってきた。 いや勿論、可愛くて美人で魅力的で大変いいが、果たしてこれほどの入魂の演技が出来るだろうか。 日本の若い女優たちよ、もっと自分をさらけ出せ! もっと貪欲にのめり込め! ストーリーはシンプル。 前半は自堕落、後半は一転して生気がみなぎる展開は一子とシンクロする。 一子がまた、意外と純情乙女。 一子の束の間の恋の相手、狩野役に、新井浩文。 安藤サクラとは旧知の中で、この二人のコンビならまず外れ無し。 彼も役を演じるに当たってボクシング体型を作り上げた。 何処かアブなそうな雰囲気を漂わせながら、独特の存在感を放つ、新井浩文の為のハマり役。 「イン・ザ・ヒーロー」でも熱い演出を見せてくれた武正晴監督が、情と魂こもった名演出。 間違いなく、代表作! 一子が働くコンビニの店長は鬱、同僚のおっさんはクズでウザッ! レジの金を持ち逃げしてクビになったおばさんは夜な夜な廃棄弁当をたかりに来る。 社会のどん底、掃き溜めのような場所で生きるどうしようもない人々。 その一方、一悶着あった家族は一子の試合を応援しに来る。特に、大喧嘩した妹は姉の奮闘に涙を浮かべて。 一子に呆れ顔だったジムの会長の、試合終わっての「嫌いな試合じゃなかった」に、ちょっとグッときた。 情けなくて、哀しくて、不器用で、貼られたダメ人間のレッテル。 自らを、百円の価値。 しかし、誰にだって、何かに真剣になる事がある。のめり込む事がある。闘う時がある。輝く一瞬がある。 その時、その姿、価値はつけられない。
2回観ました
サクラちゃんの演技は観てるだけでワクワクする。
「愛のむきだし」観た時から気になっていた女優さんでした。
2回目観た時は試合に負けるのわかってたけど感動してしまいました。
パンフレット買いたかったな〜
気持イイくらいダメな娘〜
皆さんのレビューの通り後半安藤さくらの身体の切れがとにかく凄い! なのに前半のダメダメ振りがもう気持イイくらいダメ! イラっとするくらいのダメさ。 自分では何も出来なくて何もしないのに強がってばかり。 世間に出ても不器用だし、人の言いなりだし〜。 そんな娘が一転、一気に身体を虐めて行く様子が気持良い。 もうロッキーです!
ストイックすぎる、魂の演技。
ただひとりの女優力が、 この映画の全てを支配していました。 こんなにも、 迫力のある命がけの演技をみたのは、 いつ以来だろう。 以前ご本人にお会いしたことがあるけど、 明るくて等身大の方でした。 華奢な印象からは想像もできないパワーは、 どこから生まれるのだろう。 妥協を許さないストイックな役作りに、 引き込まれずにはいられない。 父であり怪優の、 奥田瑛二さんの遺伝子なのでしょうか。 脚本も素晴らしかった。 カンタンに超えられないし、 夢なんて叶うはずもない。 最後の一子の台詞は、 心が揺さぶられるくらいぐっときました。 けどその秀悦な脚本を、 安藤サクラさんの魂が超えていた。 ブルーリボン賞 主演女優賞も納得です。 日本アカデミーも、 こういう作品をどんどん選んで欲しい。 これ東映なんですか。 組織票をこっちにまわしてくださいなw 月並みな言い方だけど、 女版デニーロを 観る価値ありです!
タイトル」が残念
一部でかなり評判になっていたので劇場で鑑賞。安藤サクラの役者魂は凄まじい。ダントツの演技力。執念すら感じる
登場人物は主人公含めて全てダメなクズっぷり。ここまでまともな人が出てこない映画も珍しい。
タイトルがもっと内容に合っていれば見に行く人が増えたのかも
前半はどうなるかと思ったが、中盤以降の急展開は目が離せない。主人公もまるで別人のように変わっていく。ここまで引き込まれる映画は久しぶり。ラストもありきたりのハッピーエンドではないところもいい。
百円生活。
安藤サクラといえばやたら「ブス」だと作品内で連呼されるが、
今作では「100円女」だって、ついに値段までついてしまった。
ところで松田優作の出身地・山口県で開催される周南映画祭で
脚本賞“松田優作賞”の第1回グランプリに輝いた脚本らしい。
そんな賞が創設されたんだ!?と驚くと共に、この役が欲しい
彼女は普通に一般オーディションを突破し選ばれたんだそうだ。
さすが気合入ってる!そう思わずにはいられない熱演だった。
ただしかしいつもの安藤サクラ節も健在、のっけから尻丸出し
掻き毟り状態でぜい肉を晒し、ドン引きの三十路女を体現する。
彼女が深夜勤務するコンビニ「百円生活」で常に流れているBGM、
「ひゃくえ~んひゃくえ~ん♪」「やすい~やすい~♪」って歌詞が
聴いてからずっと耳に残るので要注意。結局はその言葉に尽きる。
ダメ女の成長を描いているが(どんどんシャープに鍛えられていく)
あの怠慢がここまでできるか?というサクラ版ロッキーを彷彿と
させる段階を踏んだ作りに特に新味はない。恋愛面も同じくで、
どういう進歩があったのか最後までハッキリ描かれない。これは
ロッキーだと明確に進歩してましたからねぇ(エイドリア~ン♪て)
もっとスカッとしたボクサーエネルギーを十分に感じさせる熱々
ラストでも良かったような。脇にかなりの重鎮演技派を取り揃え
観応えは十分ながら、彼らのダラダラ感も作品の躍動感を乱して
つまるところは、百円の仕上がりを望んでいたかのように思える。
(なんで常にバナナ置いてくんだよ?ってあそこはイライラしたな)
川越スカラ座にて舞台挨拶。 安藤サクラはボクシング経験がある。 オ...
川越スカラ座にて舞台挨拶。 安藤サクラはボクシング経験がある。 オーディションで、ジャージ姿で部屋に入ってきた安藤サクラは、既に役に入っており、自己紹介もしなかったという。 そういった人は3人ほどいたというが、安藤サクラに決めたという。
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