「打ち込めるモノを見つけたら勝ち」百円の恋 トタ助さんの映画レビュー(感想・評価)
打ち込めるモノを見つけたら勝ち
クリックして本文を読む
結婚もせず、仕事もせず、親のスネをかじりながら堕落した生活をしている一子。妹との喧嘩がキッカケで家を出て一人暮らしを始める。
周りは駄目な人間ばかり。鬱病のコンビニ店長、ギャンブル好きのオヤジ、 廃棄弁当を貰いにくるおばさん。ボクシングをしている狩野に惹かれるが、狩野もボクシングを失って負け犬になっていた。その狩野にも捨てられる。
そんなどん底の中、ひょんなキッカケからボクシングを始める。嫌な事がある度にボクシングに打ち込む一子は、ボクシングを始めてから徐々に気持ちが変わり始め、受け身の人生から脱し始める。
ボクシングの試合を終えた一子が吐き出した「一度でいいから勝ちたかった」という言葉は胸を刺す。人生は、何歳からでもチャレンジ出来る。
コメントする