アイアムアヒーローのレビュー・感想・評価
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ゲームを観てる感じでした!
ゾンビ映画の王道
非常に惜しい作品
これは新しい!
原作も読んでたけど原作とはまた違った面白さがあり、予想よりもずっと面白かった。
原作はかなりローペースで冗長気味になるのではないかと心配だったが原作に比べてテンポがよく杞憂だった。英雄以外はかなり美化されている印象だったが、これもしっくりきた。
内容としては、みんなが言っている通り相当バイオレンス表現にこだわりと熱意を感じる。正直、r15指定であそこまでやるのかと驚いた。バイオハザードなどの大作ゾンビ映画も同じくらいグロテスクにやっているはずだが、本作はゾンビになるまでの過程も細かく描かれているし、1体1体のゾンビがかなりクローズアップされるのでインパクトが強い。また、現代の日本という特徴をこれでもかと表現していたのも身近に迫る恐怖が感じられて良かった。テレ東のネタとかぶっ混んできたあたりナウいな〜と感じた。
韓国まで行って撮った高速道路のシーンはハリウッドレベル(ハリウッドでも特殊効果を担当しているスタジオがやっているの)で迫力が桁違いだし、新しい日本映画を垣間見れた気がする。ただ、日本映画にありがちなセリフの多さは少し気になったかな。その他はパーフェクトな面白い映画だった。
残念(´・_・`)
大泉洋さんのファンです。
日本製ゾンビ映画決定版。
これまたマンガが原作。映画がおもしろければなんでもいいとは思っているが、マンガの人気にあやかってばかりでは、映画人の名折れ、とは思わないのかな。
もっとも、僕はこの原作の存在も知らなかったので、気分は映画オリジナルではあるけど。
野木亜紀子脚本、佐藤信介監督のコンビは「図書館戦争」シリーズに続いてのもので、お互いによくわかっている者同士ということになる。
ことさら脚本に感心したわけではないが、おそらくは原作に盛り込まれている「ZQN」の成り立ちみたいなものをバッサリ切って、ひたすら逃げる戦うの繰り返しにしたのはよかった。
そこで起こっている現象を描けば映画は成り立つ、その見本である。「テラフォーマーズ」に足りなかったのはこの英断であった。
また、佐藤信介という監督を誤解していたかもしれない。なんと2001年の「修羅雪姫」(釈由美子主演)以来観ていないのだから。
本作は、製作プロダクション 東宝映画 とクレジットされる堂々としたメジャー映画である。それでここまでやるやれたのは未来の日本映画にとって光明がさしたといえる。
あえていうと、長澤まさみがもっと血みどろになっていたら言うことなしだった。
掛け値なしにおもしろかった。
途中、女子高生くらいのふたり連れが退場していった。
映画のあと、年輩のおばさまふたりが「慣れていく自分がこわい」とおっしゃっていた。
そんな映画である。
聞いてはいたけどよもやのスプラッターぶり。 驚きは東宝マークで、ヒ...
聞いてはいたけどよもやのスプラッターぶり。
驚きは東宝マークで、ヒットを義務付けられた作品でやっていること。それほど、むしろ、東宝であることの驚き。やるな。
だけども、それが一番の驚きでもある。明るいスプラッター。驚きはあるけど新しい何かを掴めていないのは原作がそもそもその程度か、原作のエンタメのエッセンスをうまく抜き取っているからかわからないけど、ゾンビもの、うまくやりました、でしかない。せっかくの漫画家キャラは、もっと当節のヒーローものとしての面白さがあってもいいと思う。
大泉洋は意外に良かったが、ヒーローになれそうにない人がヒーローやったらもっとヒーローが際だったように思うが、大泉洋がでるおかげでここまで予算かけれたんだから、と思うとそれが限界なのかもしれない
面白かった!グロいのダメだけど、ゾンビまでいくと割と平気という私基...
ただの“ヒーロー”
花沢健吾の人気コミックの実写映画化。
毎度の事ながら原作未読。と言うか、原作コミックすら知らないドン引きレベル。(漫画には疎いもんで…)
最初はさほど興味無かったけど、そそられる点もあって段々と気になり始め、劇場へ。
一つ目の理由。
シッチェス、ポルト、ブリュッセルの世界三大ファンタスティック映画祭で賞を受賞。
中でも、シッチェス・カタロニア国際映画祭は知る人ぞ知るホラーの祭典。
プロフェッショナルなホラーマニアを唸らせるこの映画祭で、グランプリでは無いにしても日本映画が賞を獲ったなんて凄くない!?
そして、ZQN。
何かの新語みたいだけど、ゾンビの事なんだよね。
洋画では不滅の人気ジャンルだけど、日本映画では…。
マニアックなB級作品でたまにお目にかかるくらい。
珍しい邦画メジャーのゾンビ映画。これが鑑賞の最大の理由かもしれない。
原作が人気作故賛否吹き荒れているけど、思ってた以上に面白かった。
まず、ゾンビ…もとい、ZQNの造型やグロ描写がなかなかのもの!
メジャー邦画でここまでやるとは、ブラボー!天晴れ!
ここまでグロいとは思ってなかったのか、周りの観客が明らかにざわついてたけど、こちとら内心ニヤニヤ。
中途半端にやったらどうせまた、ショボい、やっぱり日本のこの手のジャンルは低レベルって叩かれるに決まってる。
クライマックスは死体の山と血の海。
グロすぎなんて声もちらほら上がってるけど、いいぞ!どんどんとことんやれ!
ZQNもただア~ア~言って人を喰らうだけのマンネリゾンビじゃなく、人間だった頃の名残りがあるのがユニーク。
通勤途中のヤツとか、買い物したがってるヤツとか、超肥満くんとか。
「1、2、1、2…」って言ってたヤツ、どんな人間だったんだろう??
それから、体操選手。
コイツは、やっぱり、ね。
ゾンビ物なので、大まかな設定はお馴染み。
謎のウィルスにより人々がZQN化。パニックは拡大していき…。
ロメロは別として、ハリウッドのゾンビ物では必ずヒーローが活躍する。
家族を守り、皆を先導し、解決作を見つける。時には、銃をぶっ放してゾンビや悪の大企業と戦う。
勿論本作にも登場しますよ、“英雄”は。
え? “英雄”じゃなくて“ヒーロー”?
いえいえ、“英雄”です。
鈴木英雄、漫画家アシスタント、はっきり言ってダメンズ。
序盤の彼のうだつの上がらない日々は、あれ、違う映画?…と思うくらい。
恋人の「英雄くんのは夢を追ってるんじゃなくて妄想してるだけ!」が耳に痛い…。
そんな時、日常が一変。
銃を片手に、英雄がヒーローになる時が…
あれ?
ギャーギャー、へっぴり腰で逃げてばかり。
いざ立ち向かおうとしても踏ん切りが付かない。
彼はこのまま何も変わらない名ばかりの男…?
大泉洋が口下手・内向的な役柄で新鮮。彼の個性も合間って、人間味たっぷり。
やっぱりまだまだ制服姿が似合う有村架純。途中、半○○○になってキーパーソンになるのかと思ったら…。可愛いからいい。
タフな長澤まさみの方が魅力的だった。ただ、もうちょっと彼女のアクション・シーンが欲しかったのと、もう一人、片瀬那奈も居ながらセクシーシーンが無かったのが残念。
やっと辿り着いた安全な場所。が、そこは…。
吉沢悠の怪演は必見。
アウトレットの立て籠りはあの名作同ジャンルを連想させる。
平凡な日常から突然の危機的状況へ。
群衆パニックやカーチェイス、ガン・アクションなど迫真の演出は、「図書館戦争」の佐藤信介の腕の見せ所。
そもそも、本作にはヒーローなど存在しないのだ。
英雄も、ある過去を持つ長澤まさみ演じる藪も。
何か負い目を感じている者たちばかり。
そんな者たちが、何かの為に見せる勇気。
クライマックスの英雄は文句ナシにカッコいい。
彼の名は鈴木英雄、ただの“ヒーロー”。
想定外に揺さぶられた
う~ん…。
思ったよりはよかった
オカルトは見てもホラーは見ない
ましてスプラッタなどは論外
そんな僕が「大泉洋」という一点だけで
この映画をチョイスしてしまった
飛び散る肉片と血は
やっぱり「やめておけばよかった」
と後悔するには十分だったけれど
ただ、ひたすら殺戮の繰り返しだった
他のゾンビ映画(Miss ZOMBIEを除いて)とは
一線を画するものだった
まぁ、この映画も後半はゾンビ殺戮の嵐だけれど
主人公が負けダメ人間から
文字通りの英雄になっていく様や
半人半Zのヒロインの存在が大きいのだろうか
有村架純の演技は
今まではあまり興味を持たなかったのだけれど
この映画の中で半分だけ人間性を残したゾンビ
という役を演じる彼女を見て少々興味が沸いた
原作は見ていないのだけれど
ストーリーはとりわけ特筆する事はない
今までのゾンビ映画と大同小異なのだ
ただ、「大泉洋、有村架純」二人の演じる主人公達は
一見するに値すると僕は思う
でもやっぱり飛肉散血はグロテスクだった
当分ユッケは食べられないかな・・・
うーん、どうだろー?
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