監視者たちのレビュー・感想・評価
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どの場面も気が抜けないほどハラハラドキドキ。
映像で見たものを記憶できる才能を持った子豚(ハンドルネーム)が新人として入った警察の部署は、監視をしていき、決して逮捕はしないという。
連続で事件を起こす影を中心としたグループを追い詰めていく。
緻密に監視しながらも大胆に尾行していき、監視カメラも駆使しながら犯人を追い詰めていく。
見逃すとヒントを見落とすのでは、と思うほど食い入るように見てしまう作品。
緊張感ない…
監視班に配属された新人・コードネーム子豚の成長物語なのだろうが、監視班のコードネームが動物だったり、リーダー・ソル・ギョングの言動や態度含めて、どうしても緩さが気になった。それに比べて犯人たちチョン・ウソンの悲壮感が凄く、そりゃ尾行も気付かれるし、やられるわ。新人にそこまで重要な任務与えないだろうし、笑いなら笑いへ、シリアスならシリアスへと振り切ってほしかった。
超人的能力の対決
超人的な記憶力を持つハ・ユンジュ。監視班に入りその能力で大活躍するかと思いきや、あまりその能力を発揮できないですね。
逆に主犯の方がかなり超人的で、そちらの方が注目でしたね。
しかし監視班のリーダー格の女性やデブの犯人一味、主犯の親玉みたいなのもかなりいいキャラでした。
話の展開も面白いし、ハ・ユンジュも可愛いし、文句無く面白い作品だと思います。続編もぜひ作って欲しいですね。
この胸のトキメキを・・
設定、キャラクター、演出、映画的カットバックのイントロなど、胸のときめく内容で満載である。メッチャ格好いいしキャラ設定もアクションも完璧。シナリオも洗練されていてシリーズ化に期待。MIクラスまで上げれるのではないか?出来たらもうちょっと超能力者集団の話であって欲しかったかなぁ~、サイボーグ009とか怪人同盟とか・・最初超能力者集団の話かと思ったので・・もうチョッとそっち方面に流れた話でも良かったかなぁ~とは思ったが、結果的にはとてもいい作品だったので満足満足。お勧めです。韓国映画に見られなかったスマートさがある。
【”全視点監視&記憶能力、そして役割分担。”韓国アクション映画に新たなる視点を取り入れた作品。名優ソル・ギョングとチョン・ウソンが対峙するシーンも佳き作品である。】
■凶悪犯の行動監視を専門とする韓国警察内の「監視班」に配属が決まった女性刑事ユンジュ(ハン・ヒョジュ)は、さっそくベテラン、ファン・サンジュン班長(ソル・ギョング)らと共に、武装犯罪組織の追跡捜査を開始する。
しかし、武装組織は緻密な計画によって監視の目をかいくぐり、完全犯罪を成功させていく。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作はオリジナルと同様に鋭い観察眼と記憶力を持つ新人女性刑事ユンジュの”子豚”から”小鹿”に成長していく物語である。
・個人的には名優ソル・ギョング演じるファン・サンジュン班長が、ユンジュの満員列車内での”試験”のシーンで満足であるが、更に今作はイケメン韓国俳優と言えばこの人、チョン・ウソンが武装犯罪組織のリーダー”影”を演じている時点で、お腹一杯である。
<普段は、縁の下の力持ち的存在の監視専門班チームが、仲間のリスを”影”に殺された事で敵討ち的な感じで、”影”を追い詰めて行くシーンは見応えがある。
そして、ソル・ギョング演じるファン・サンジュン班長が、チョン・ウソン演じる”影”にナイフで傷つけられながらも、見事にリスの仇を打つシーンや、皆でリスの墓に敬礼するシーン。そしてユンジュが誇らしげに、真新しい制服を身に付けるラストシーンは良かったかな。>
リアルで緊張感が続く展開
ハンヒョジュ扮するハユンジュは、瞬間記憶力のテストに合格し韓国警察監視班に配属された。
なかなかにリアルで緊張感が続く展開で面白かったね。でも監視班は監視のみを職務としており目の前で殺人が行われようが存在がバレるのを恐れ無視してやり過ごさねばならないのだが、仲間の危機やら何やら無視するのも至難の業となるんだよね。でも存在が見抜かれ自分が危険にさらされる場合もある。韓国警察独特の組織かな。
ストップウォッチとナンプレ(SUDOKU)
冒頭からスリリングな監視班のテスト。細かなカット割りで観る者の記憶力テストさ受けているような気にさせられ、目を離せない状況となった。女性刑事役のハン・ヒョジュが可愛いためでもあったが・・・
SJホールディングスという架空のオフィスに警察の監視班、統制班、情報班を構えた特殊犯罪課。標的となったのは銀行強盗のグループだ。街中の監視カメラや動物の暗号名を持つ刑事たち。カバという見張り役の男は難なく見つかるものの、そこから先が厄介なのだ。「影」というリーダー(チョン・ウソン)を追うが、なかなか自ら手を汚さず、現場近くの屋上から知力を駆使して部下を駒のように扱っているからだ。
スパイアクションにも似た警察の特殊班。スリリングな攻防が続き、命まで狙われてしまう展開には終始ドキドキ。韓国警察は年4回の射撃訓練しか行われない(これは実話か?)。彼らもまた武装は特別な場合以外は許されない。また、「制服は国立墓地で着るもんだ」という過酷な職場。それを教えた彼もまた・・・
終盤にはアクションがメインになってしまうけど、途中までは監視のスペシャリストたちの活躍に緊張させられっぱなし。動物園の開園よ!と始まる一日の捜査。リス、モグラ、ダチョウ、オウム、毒蛇、ハヤブサ等々、一発で覚えられる記憶力が欲しいものだと痛感してしまいました。トイレシーンは良かったな・・・子豚ちゃんから子鹿ちゃんへの成長物語でもあった。
エンタメの戦略的な発展
たびたび韓国映画に衝撃をうけてきた(いま思いつく限りだが)ペパーミント~オアシス春夏秋冬~子猫をお願いクムジャさん猟奇的な彼女甘い人生チェイサー哀しき獣復讐者に~オールドボーイグエムルオクジャパラサイト釜山行きはちどり・・・。
韓国はエンタメ系も強いがアート映画も強い。
ところで韓国(政府)は日本に恒常的な不服を打ち続ける国。そもそも日本を仇敵にするように教育する国柄である。日本海竹島日章旗慰安婦徴用工・・・いちいちうるさい。だから日本人として韓国が好きではない。
だがドラマ・映画は韓国製のほうが面白い。日本製よりずっと。時代とともにその差は広がってきた。韓ドラはもう冬のソナタの時代ではなく韓国映画は鯨とり(1984)しかなかったころとは比較にならない。
日本は70年間変わらず黒澤と小津──だが韓国は進化している。とかなんとか──そんな話をし続けて、はや四半世紀年が経過している。
だから日本人なのに韓国製ドラマ・映画のほうが好き──ということになる。
(個人的に)韓国の映画やドラマをレビューするたびにそのジレンマをかんじる。
なんの影響力もない誰にも知られていない一介のレビュアーに過ぎないが「嫌いな韓国」と「好きな韓国コンテンツ」の矛盾をどう折り合いをつけるべきか、わりと気になる。
庶民の消費生活なので、好きにすりゃいいのだが、国をあげて恨まれ誹られ不買されている国のコンテンツを喜んで享受している──って変ではなかろうか。
犬猿であるはずの国のドラマ/アイドル/映画に、熱をあげているのは、わりと妙な構図だと思っている。
かといってなにか策があるわけじゃない。ただ漠然と思う──だけなんだが。
この映画も面白くて衝撃をうけた。リメイク元の香港映画を知らないのだが、そのプロットもさることながら、演出が巧く、出演者の魅力が余すことなく引き出されていた。とりわけヒョジュがよかった。
──
(東京)オリンピック中、ある作家がSNSに、バレーボール女子韓国代表について言及した内容が波紋を呼んでいた。
発言がよく燃える右系の作家なので、小ネタ提供ていど──のニュースだったが、個人的にはよく覚えている。
ニュースから切り取るが──(日韓戦を見て)『女子バレー、日本と韓国を見てるが、韓国人、全員、顔のレベルが高い。オリンピックということで、おそらく全員……おっと、これ以上言うたら、また炎上するから言わん』とツイートした、とのこと。
かつてのように韓流ファンだけでなく((ネットフリックスなどの)ストリーミング配信サービスが日常化したこともあって)今、韓国のドラマ・映画は国民全般に人気が高いので、すでに多くの日本人が気づいている(と思う)が、韓国には整形手術に因らないナチュラルな美形が意外と多い。
たしかに整形の痕跡はよく見かける。整形後の経過時間が短い不自然なふたえ=あばれているふたえの俳優が、かならず何人かドラマに配置されている。が、同時に素のままのきれいな人もよく見かける。
(今思いつく限りだが)本作のハンヒョジュ、ペクジニ、キムオクビンその妹のソジン──うつくしさと「整形していない定評」を同時にもっている女優は多数いるし、キムゴウンやパクソダム、ハンイェリら、ひとえのままの自然な顔立ちも大きな人気と需要を担っている。
さらに──あちらの子役はそろって端正な顔立ちをしている。いうまでもないが、子役がきれいならば、広汎に整形疑惑をふっしょくできる。
また韓ドラでは主役女優もさることながら、脇役or仇役女優も粒揃いなのは定石で、三四番手もしくは端役の人が、きれいなことがよくある。
さいしょは疑って見ていた人でも、韓国ドラマ・映画をいくつか見るうちに「韓国ってわりと素できれいな人が多いんだな」と、いやでも気づく。わたし自身、後になってそこに気づいた。
そこに気づいたならば「韓国人はみんな整形している」なんてのは時代錯誤もはなはだしい発言──と感じるのにやぶさかではない。
ていうか、そんなのは昭和期の発想──ではなかろうか。
ましてたんに整形のことを言うなら、わが国にも大勢いる。整形をやったひと、それを何度かやったひとは、かならず同じ顔=ドナテラやJocelyn Wildensteinへ近づく。どんどん化けていく長○川さんや平○さんや広○さんにその気配をかんじるのは気のせい──ではない。(奇しくも三者とも×がついた。)
だが整形はわるいことじゃない。やりたい人はやればいい。
よって発言は二重の古さ──韓国人はみな整形しているという誤認と、整形は悪という旧弊な考察──を持っている。
しかし──それだけならばこの発言は気にならない。
この発言を妙に覚えているのは「日本は韓国より顔のレベルが落ちる」と言っているに等しいから。右系文化人がその迂闊さに気づいていないばかりでなく、バレーボールのゲームを見て顔のことに言及していることが、なによりキモいから。
試合とはちがうところに着眼している点において、女子スポーツをエロ目当てに見る視点といささかも変わらない。
個人的には韓国のバレーボールチームは整形をしてはいないと予想したが、整形したにせよ、していないにせよ、(作家は)わざわざ「韓国の女子バレーボールチームはきれいどころ揃いだぞ!」と喧伝したばかりでなく、スポーツ観戦しながらじつは品定めをしていた自らの下衆を露呈してしまった──わけである。
バレーボールチームの顔の造形はオリンピック精神に関係がない。まして顔のレベルとはなんだろうか。いったいどこを見ているのか──という話である。
とはいえ──じっさいには、ほとんどの日本人が、オリンピックを「そういう目」で見ていたと思う。SNSが発展した現代社会では、好ましいボディイメージこそが、勝率の高い正義──と言える。くわえてアジア人の多くは白人に憧憬を抱き、みずからのボディイメージにコンプレックスを持っている。
だからスポーツの祭典で顔や肢体をくらべ──優生もしくは見劣りをそこに見いだす。見いだしたとて、ふつうは黙っておくことだが、作家のように、何か言ってしまうひともいる──という話、である。
──すなわちこの作家も一種の矛盾をかかえている。下げたつもりの発言が、じっさいには「韓国人はきれいだぞ」にしかなっておらず、韓国人は日本人よりきれいだと公言してしまっている。さらに意訳すると韓国はきらいだけどきれいな韓国人はすきかも──てな感じ。右を標榜しながら矛盾を露呈してしまった。わけである。
冒頭で「嫌いな韓国」と「好きな韓国コンテンツ」の矛盾、その折り合いをどうつけるか──を個人的な感慨だと述べたが、あんがい日本人の多くがそれを抱えている気がしている。
本作は演出がスコセッシみたいに畳み掛けてきた。のに加え、各好演が光った。いつも重いので、本作の軽い(だけどやるときはやる)ソルギョングもよかった。ノワールに徹したウソンもえぐい。だけどなにしろヒョジュがよかった。ほんとにきれいだった。
粗がありすぎて集中できない
韓国のサスペンスは作りがしっかりしているイメージがあったので、こんな日本のアイドル映画みたいなのもあるんだ〜と新鮮でした。
・最初から優秀でほぼ全てを1人で解決していく主人公(チームメンバー要る?)
・本部はやたらハイテク設備な割に、監視捜査員は小型カメラすら付けずに「犯人の顔を知ってるのは俺たちだけだ!」って、え?目視だけ??
・監視班とか検挙班とか分かれてるはずなのに、結局、監視〜尾行〜取っ組み合いまで監視班が行う
・警察無線は簡単に傍受されてるし、特殊任務なのに普通にSMSで連絡…(キャリアのサーバーに警察捜査のログ残っていいの?)
ガバガバすぎる割にコメディでもないみたいだし…。
かわいい主人公が全方面超人で無双するだけのアイドル映画みたいな作りですが、それ自体は何とも思わず、ただそうと分かるようにしてほしかったかな。
チャンウソンがカッコいい
作中のほとんどが尾行のシーンなのに、犯人を追い詰めていくまでの緊張感が常にあって、あっという間に見終わった。
チョン・ウソン演じる影がとにかくかっこいい。
話すシーンが少なくて何考えているのかわからない。でも圧倒的な強さで、悪役なのに逃げ切ってほしい!と願ってしまった(笑)
急に出てきた「みんな泥棒です。」という日本語。そんなに意味のないフレーズだけど、日本語使うことがかっこいいって韓国ではなってるのかな?笑
すごくセンスがよくて面白かったなー!
日本でリメイクしてもこんなカッコよくは仕上がらないだろうな。
上質なサスペンス・アクション
ハン・ヒョジュ見たさに見ましたが、面白い!最初からグイグイ入り込んで最後まで目が離せなくなりました。韓国サスペンス・アクション素晴らしいですね。捜査員と犯罪者のキャラクターも立っていて、カメラワークと脚本が素晴らしいです。
そして何よりハン・ヒョジュはやはりキレイでうまい!
もう一度見ても面白いと思う
最後までテンポよく飽きることなく進んでいく。本作は監視者の物語と思って見始めたが、現場での監視などもあり、スパイものと良く似たスリルが味わえる。アクションシーンが多くないのに、爽快感があるのは、良くできた作品だからだと思う。
スタイリッシュな映像の中にも咀嚼音と鏡が白くなる激しい鼻息、いそう...
スタイリッシュな映像の中にも咀嚼音と鏡が白くなる激しい鼻息、いそうな気持ち悪いヒトがちゃんと気持ち悪いのも韓国映画のよいところ!
だけどお話し以上に出演者が豪華すぎて逆に物足りなく、おもしろいのにわたしの期待だけが上をイッてしまってただの欲しがりっ娘です でもだってソルギョンにチョンウソンだってなんだもん
知らなかった元ネタ香港映画を観よう!
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