紙は余燼を包めない

劇場公開日

紙は余燼を包めない

解説

カンボジアのドキュメンタリー作家リティ・パンが、社会の底辺で生きる娼婦たちの姿からカンボジアの現在を切りとった作品。長きにわたる内戦やクメール・ルージュ政権による虐殺を経て荒廃したカンボジアでは、多くの女性たちが貧困から売春せざるを得ない状況に追いこまれてきた。本作では首都プノンペンの小さなアパートで娼婦として暮らす5人の女性たちにカメラを向ける。雇い主や客からの暴力にさらされながら、エイズの恐怖や借金に苦しむ毎日を強いられている彼女たちの話を通し、現代カンボジア社会の問題を浮き彫りにしていく。パニュ監督の「消えた画(え) クメール・ルージュの真実」の劇場公開にあわせ、日本未公開だった監督の過去作を紹介する「虐殺の記憶を超えて リティ・パニュ監督特集」で上映。

2006年製作/86分/フランス
原題:Le papier ne peut pas envelopper la braise
配給:太秦

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