海街diaryのレビュー・感想・評価
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日本映画的な手法で鎌倉情緒と人間模様を鮮やかに描く。
久しぶりの映画鑑賞。
深い人情を描く、悪役のいない寅さん的映画。様々な問題に、力を合わせて向き合い、成長していく。家族は永遠ではないというメッセージを受け取ることができる。
鎌倉と美女達の調和。性格がエピソード人情顕著に表れていて、おもしろい。何度も見返せば、新たな発見があるだろう。場面を切り取ったときの構図が良い。極めて日本映画的。
すずが心を開いていく様が巧妙に描かれている。嘘を打ち明けたり、カレーにコメントしたり、、、
長澤まさみが一番可愛い。セクシー。付き合いてええええ。茶目っ気ある笑顔、しっとりとした美しさ、その上反則級のおっぱい…
長澤まさみの作品は手元に残しておきたい。
何もかもが丁寧で心地よい
公開時も気にはなっていたけど、ようやくレンタルで観た。(その後DVDを購入してヘビーローテーションで鑑賞)
役者が良いのかシナリオが良いのか、はたまた監督が良いのか、少ないセリフで気持ちや関係性が的確に伝わってくる。
例えば冒頭、綾瀬はるかが演じる長女がすずに鎌倉に来るか尋ねるシーンがあるが、すずがそこで即答することで、他にほとんど情報がなくてもすずが今の家庭で自分の居場所がない、と感じていることが伝わる。
どのシーンもそんな風に、非常に丁寧なシナリオや演出、そして演技に安心して入り込んでいけた。
後に原作を読んだが、原作の独特のふんわりした空気感をとても的確に映像で再現していることに驚いた。
エピソードの取捨選択、選択したエピソードを物語に組み込む再構築も、非常に丁寧に考え抜かれていることも判った。
金沢(季和子の実家)関連のエピソードを削った代わりに、その中の最も重要なセリフを他の人物に言わせて、それを物語のテーマに掲げるあたりは上手いと思ったし、制作陣のこの物語に対する愛を感じる。
撮影期間も長く、夏のシーンは夏に、春のシーンは春に撮っているのだけど、すなわち冒頭の三姉妹がすずと出会うシーンと、ラストシーンが撮影されたのはほとんど同時期なのだ。
すずの顔つきが明らかに変化しているのに、撮影は同時期なんて、やっぱ俳優って凄いな、と思った。
現時点で生涯ベスト10の、それもけっこう上位に入る作品。
じわじわと、しみてくる気持ちよさ
良い
ここに居ていい「居場所がある」ありがたさ
ほのぼのとよかった
映像勝ち
素晴らしい世界観
近年の邦画の傑作
綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず、全てが好演している稀に見る傑作。腹違いの妹を軸に、人の生き方と死を描ききり、ままならない家族の形も見せてくれた。人には、いいところ悪いところがあるけど、最期に死んだ時、そこに残るものが、その人の生き様であることを教えてくれている。それが映画のテーマであると思う。
綾瀬はるかは、特にこの映画において、魅力が炸裂していると思う。テレビでは天然なところを醸し出す不思議ちゃんに見えるんだけど、女優としては骨太の演技。今後の映画界は綾瀬はるかがいる限り安心できると確信した!
長澤まさみのスパイスの効いた演技も見所だし、夏帆のほんわかした目線もとてもいい。広瀬すずは、演技力としてよりも、場面に対する力強さを感じた。綾瀬はるかに、負けてない存在感がなければ務まらない役を確かにこなしていた!
素晴らしい作品。
原作は原作、映画は映画を実感させた秀作。
そしてこの姉妹の父になりたい
素晴らしかった。観る前はダラーっと二時間見せられるのでは、良さが分からなかったらどうしようと思ったけど、取り越し苦労だった。
出会いのシーンが完璧で、姉妹の性格が分かりすずちゃんが鎌倉に来るのも納得出来て、あとは映像の美しさに身を委ねて心地良さに浸ってれば良かった。
キャスティングも完璧に思え、俳優の自然な演技や人間関係も素晴らしく、だだふと思うと女優って化け物なんだと怖くなった。
見たことのない綾瀬はるかだったし、長澤まさみの次女も「こんなヤツいるいる」って感じで夏帆ちゃんと広瀬すずちゃんのシーンは微笑ましかった。
是枝監督のこの自然な雰囲気はどうやって演出されてるんだろうか?構図も大好き。
広瀬すずちゃんのサッカーのフェイントに度肝を抜かれ、クラス替えの振り返ったシーンで僕の中の中学生の僕が恋をした。
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