海街diaryのレビュー・感想・評価
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原作漫画のキャラとはかなり違う感じ
広瀬すずを除く。年月の成長を感じる。
鎌倉の四季を始め4姉妹の女優は美しいし海外の人に日本を紹介する映画としてはいいかも
これがアカデミー賞?
姉妹の描き方はそれぞれの味が出ていていいと思うが、映画としては何も残らない。見せ場もない。人間のエグさもない。
是枝監督ってだけでプレミア感あって、いろんな豪華俳優が出たがって、リリー・フランキーとか使うところがちょっとオシャレ感もかもし出し…
これが賞を獲ったとは首をひねりたくなるし、日本映画が雰囲気だけの浅い評価になったと落胆する。
グッとくるもののない、つまらん映画。
原作のえぐいところを、カットするか、あまり触れないようにしているけど、相続争いのところをサラッと流すなら、カットしてほしかった。
ミーハーなので、映画化されると聞くと、原作を読んでみたりする。
この映画の原作も読んでみた。
マンガ大賞受賞、映画化決定などと聞くと、面白いのだろうと予想していた。
面白かったのは古都鎌倉の風景と、主人公の四姉妹とその周辺の人々の生活。(これは外国の人にはうけるだろうと思った。)
でも、正直、大部分面白くなかったし、後味が悪く、いやな想いをした。
どこが面白くなかったかというと、女性の下ネタみたいに、そのものズバリのところ。
原作はかなりえぐいです。
後味の悪さは「闇金ウシジマくん」以上です。
こんなの実写で見たくないと思ったけど、原作を全巻読んでしまった行きがかり上、見にいきました。
見てみたら、原作のえぐいところはカットするかぼやかして、原作の面白いところだけとりあげて、きれいなところは原作よりきれいに撮っていた。
でもその分、ストーリーや設定がわかりづらくなっていて、よくわからない芸術映画のようになっている。
気になったのは、メインキャラクターの多田裕也(病気で片足を切断したイケメンキャプテン)がいないところ。
最初の相続放棄のところも微妙に変えてぼやかし、最初に出てくる佳乃の恋人藤井朋章の正体もスルー、姉妹の母親のえぐいセリフもカット。
この辺まではまだ個人的には許容範囲で、えぐいとこがなくなった分、いいかもしれないと思っていた。
でも、海猫食堂のおばちゃんの話、サラッと流しているけど、これはダメだと思う。
さらっと流すのなら全部カットしてほしかった。
原作は、もっと救いようがないようなエピソードで、正直面白くないし、おかしいと思ったけれども、よくこのような面白くない題材を、よく人気マンガにとりあげたと思い、納得した。
でもこの映画のように表現されると、正直抵抗がある。
少額の遺産争いは、世間が思っている以上に恐ろしいものです。
大多数の人は経験がなく、自分には相続で争うほどの財産などないから、関係ないと思っている人がほとんどだと思うけど、実は少額の財産の方がもめるし、争いになると怖いのです。
なぜかというと、少額だから弁護士を雇えない(交通事故の示談交渉を当事者同士でやるようなことになります)し、相続は法律などあってなきが如し、どこまでやっても人でも殺さない限り刑務所に入ることはないし、なんでもありのやった者勝ち、映画に例えれば「ライアーゲーム」なのです。
この映画では、銀行員(佳乃達)が相談に乗ることになっているけど、そんなことまずないし、相手(弟)と交渉することはできません。
この場合、おばちゃんは法律など無視し、根性を決めてとぼけるべきだと思います。
そしてお金は一切渡さない、書類関係は絶対に見せない、渡さない、でいいと思います。
裁判になり判決が出ても、裁判所が差押えて、競売にかけ、分けてくれるわけではないので、知らん顔でいいと思います。
最悪法定分を払えばいいだけなので、ダメで元々。
多少めんどうくさいけど、その間食堂の営業はできるし、ごね得。
そのうち相手(弟)は損害が拡大し、どうしようもなくなり、諦めると思います。
少額の相続争いでは、けっこういやな想いをしてトラウマを持っている人も多いのだから、そういう人も納得できるような表現をしてほしかった。
血の繋がりと家族の形
同じ血が流れてるから許せない、理解できる、
様々な感情が淡々と描かれていて、不思議な作品。
これぞ是枝作品なのかな。
姉妹って、女性って、こうなんだと
思う場面多し。
たた、ドラマチックではないのでホンワカとは
なりますが感情移入はイマイチしづらい。
まさしく美人4姉妹の物語なんだけど
全員が美人ってすごいね。
特に広瀬すずの美少女ぶりは半端ない。
スタイルの良さやセクシーさは長澤まさみが
一番だけど女優としては綾瀬はるかが
一番かもね、個人的にはスッピンに近い
夏帆ちゃんがみんなエスパーだよの役と
180度違う役で大好きでした。
ただ、感情移入出来なかったので点数低め。
もしかしたらTV放送の切り方が悪いのかも
1度完全版でブルーレイみてみましょ。
温かみがあるも、ちょっと物足りない?
結構、複雑で不幸な生い立ちが絡んでいて、誰もがそれを抱え、悩みながら、生きていくわけですが、全然重くない。登場人物たちもそれを口にはするものの、深刻さがあまり伝わらない。あっさりしていて、穏やかで、温かくて。。それが良いか物足りないかは、見る人次第かな~
もったいね〜〜
いつもキレてる綾瀬はるかがいて、ずっと酒飲んでる長澤まさみがいて、不思議な夏帆ちゃんがいて…ってどんな家だよ最高かよって、ただそれだけの映画でした。
何かが足りない…
人物の気持ちが全くわからないし移入できない、無駄に豪華なんだけどそれがストーリーを粗くさせてるようにも思える。
人間の悪の部分は描かれてないし。
会話にも違和感しか無い。リアリティがない。これならコメディに走った方が良かったんじゃないのって思える
ただ、長澤まさみのトントンと夏帆ちゃんのメニュー選びはめちゃくちゃ可愛かったです。
鎌倉の四季
葬式や近所付き合いを通して、家族内の心の機微を描く様が、現代版小津作品のようでした。
誰しも大人や親に、ある程度振り回されて育ってきていることをしみじみ感じました。
不倫・離婚など不健全な家庭環境が、パートナー選択に影響していることも暗示されていますが、鎌倉の穏やかな風景に包まれて、悲観的ではありません。
鎌倉の春夏秋冬に例えるなら、辛い環境を耐え忍んで新芽を出してきた四女が春、色っぽい次女が夏、食欲旺盛な三女が秋、我慢強く厳しい長女が冬…かな。
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