海街diaryのレビュー・感想・評価
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家族のかたち
私自身、上に姉と兄がいます。映画の中で繰り広げられる姉妹の日々を見て、共感ばかりでした。複雑な家族関係の中で、心のすれ違いが起こることもあるけれど、「やっぱり家族なんだなぁ」という確信がどんどん積み上がっていく。とても素敵な映画だと思います。
やっぱり「きょうだい」っていいですね。個人的に千佳が好きです😌
感想
原作のファンです
わたしの本名も"すず"が付いていて、父が誕生日やクリスマスのたびに漫画を1巻づつプレゼントしてくれていました
大きな出来事はなく淡々とした日々の中で主人公の気持ちの変化を描く日本人らしい映画
四姉妹が暮らす日本家屋とか、行きつけの食堂の存在もほっこりしてすてきです
原作ファンとしてはオクトパスのチームメイトがみぽりんと風太しか出てこなかったのが少し寂しかったですが
可愛くて愛おしくて、
私は、原作は知らない。
だからなのかどうなのかは、
確認のしようもないけれど、
だいぶ面白く鑑賞した。
特別に大きな何かが起こる、ということではなく、
まぁ、父親の再婚相手の娘を、
妹として引き取って一緒に暮らす、ということが、
充分に大きな何か、であるとは思うけれど、
淡々とした日々の生活と、
少しずつ変わっていく日々。
そんな毎日の中の・・・四人姉妹、
みんなが可愛くて愛おしくて、それだけで何か、涙が止まらなかった。(ρ_;)
そして父になる、ほどのパンチはないが、季節季節を感じながら、徐々に...
そして父になる、ほどのパンチはないが、季節季節を感じながら、徐々に4姉妹が本当に心の通った4姉妹になる様子を丁寧に描いたもの。
ちょっとボーっとしてたので見逃したぽいが、父は3度結婚している。最初で3姉妹(すずの母親と不倫して離婚)、2回目ですず(奥さんは病死)、3回目はそれぞれの連れ子を伴った結婚。その3回目の時に父が亡くなる。
居場所のないすずと3姉妹が鎌倉で一緒に生活することに。
しっかりもの(を演じるが、長女ということでいじになっている)幸。
だらしない男にばかり貢ぐ佳乃。
不思議ちゃんで上2人をうまくつなぐ千佳。
家庭を壊した張本人である母を持つすず。
こんなに何も大きな話題がないのに、見入ってしまうのは監督のすごいところだ。TVなどで、撮影前に4人が仲良くなるようにいろいろな共同作業をしたのが映像にも反映されている。
そして、死を受け入れる、四季を感じる、憎むべき相手を受け入れる、それがさらっと入っていることに日本人らしさを感じる。
これ、数年後とかも気になるところ。次回作はないだろうけど。
心にくる映画
自分にしかわからないコンプレックスや悩み、誰にでもあるよね。
1人1人の微妙な感情の違いが凄く伝わって来ました。
私もお父さん違いの11個上の姉がいるからなんだか共感できる部分があったなぁ。
徐々に仲良くなって行って、私はここにいていいの?って広瀬すずが言ったシーン思わず泣いてしまった。
どこにでもありそうな四姉妹の日常、微笑ましくて少し感動する物語でした。
優しい映画
丁寧な生活ぶりとか、姉妹や近い人たちとの確かな絆とか。そういうところがよかったなあ。
それから「自分の居場所はここじゃないって突然気づいたっていうか」「ここにいていいんだよ」って感じの台詞がいくつか出てくる。ありきたりな台詞なのかもしれないけど、観ている人には柔らかい共感と一緒に、優しくて温かくて包み込んでくれるようなお布団みたいな、、なんだろう愛情を分けてくれるような感じだった。こういう風に思ったことある人いるんじゃないかなって、、、私を含めてそういう人たちにとってこういうお話は心の栄養になるんだと思う。
最後の長澤まさみの樹木希林のモノマネはめちゃめちゃ笑ってしまった。
4人の美人姉妹
腹違いの妹の広瀬すずを引き取る綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆の3人の美人姉妹。この4人がみんないい人。その他の登場人物達も基本みんないい人で、ほのぼのする作品。
これはこれでいいのだか、もう少しドロドロとは言わない迄も事件があったらアクセントとしてよかったかも。
大竹しのぶは、こんな子供よりも自分を優先するだらしない母親役が本当に似合うなぁ。
全然関係ないが、長澤まさみの名前って、いつもなかなか思い出せない。何故だろう。
「忖度」の修行のような映画!!
新海監督に「売れ線を集めれば売れて当たり前」と吹っ掛け、「そんなに容易ならやってみれば?」と反論された記憶も新しい是枝監督の先出しブーメラン映画だと思います。売れ線女優をこれでもかと詰め込み鎌倉の綺麗な映像でまったりできますが、脇役も有名俳優揃いなのでさすがに気が散ります。察してね‼という行間を読む修行のような台詞回しが終始退屈で、どう面白さを見出したら良いのかわかりませんでした。登場人物に対してのみならず、これをセンス良いと思って作っている是枝監督の気持ちも推し量らなければならないような気持ちになります。わざわざカンヌに出品して無冠だった本作が、2015年日本アカデミー賞作品賞だった事は多くの人が忘れているのではないでしょうか。過去に他作品も観ましたが、空気を読めよと強要してくるのが是枝ワールドなのではないでしょうか。フレッシュな広瀬すずは今となっては大変貴重ですし、長澤まさみの肢体が艶かしいです。
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